効果モンスター 星３/闇属性/魔法使い族/攻 600/守1000 相手のスタンバイフェイズ時に１度だけ、自分の墓地に存在する 闇属性モンスターを任意の枚数ゲームから除外する事ができる。 エンドフェイズ時まで、このカードの守備力は この効果で除外したモンスターの数×５００ポイントアップする。
※エンドフェイズに適用終了となるカードに対するエラッタに伴い、テキスト内の「エンドフェイズ時」は「ターン終了時」と読み替えて使用する。
EXTRA PACK Volume 2で登場した闇属性・魔法使い族の下級モンスター。
墓地の闇属性を除外し、自身の守備力を強化する誘発効果を持つ。
《闇王プロメティス》とは違い、何度でも効果を使用できるので、墓地調整にはうってつけである。
しかし、自分のターンでは効果を発動できないので速攻性で劣る。
相手のスタンバイフェイズに発動するので、自分のターンに守備表示で召喚することができれば場持ちも期待できる。
もちろんセットの場合は効果が発動できないので何らかのサポートが必要である。
欠点なのは上記の面倒な条件とその守備力の低さであろう。
複数枚除外しない限り、相手モンスターにすぐ殴り倒されてしまう。
また、《ダーク・アームド・ドラゴン》の特殊召喚を狙う場合、このカード自身が闇属性なので、相手ターンに墓地に闇属性モンスターを２体残すか３体残すか問題となる。
《バトルマニア》で攻撃を強制するにしても効率はあまり良くなく、上昇した守備力を活かすことが難しい。
《神秘の中華なべ》と《魂吸収》で大幅に回復する手もなくはない。
《反転世界》との相性はかなり良い。
守備力を上昇させた相手のターン中に《反転世界》を発動すれば、上昇した守備力を攻撃力として以降のターンに持ち越せる。
この場合、除外枚数３枚以上で《闇王プロメティス》を上回る計算になる。
単体で使用するには手間が掛かり過ぎるため、除外効果や《反転世界》を生かせるデッキに取り入れたい。
相手のスタンバイフェイズ中に、能動的に、自分の墓地から除外出来ると言う独特の効果から
《異次元の偵察機》などとも《速攻の黒い忍者》と似たようなシナジーが見込める。
Ｑ：効果分類は何ですか？
Ａ：誘発効果です。(09/09/19)
Ｑ：除外はコストですか？
Ａ：効果処理で行います。(09/09/19)
Ｑ：カードの効果で墓地の除外するモンスターを選択するのはいつになりますか？
Ａ：効果解決時に除外するモンスターを選択します。(11/05/28)