*《&ruby(じゃしん){邪神};の&ruby(だいさいがい){大災害};/Malevolent Catastrophe》 [#u84863cf]
 通常罠
 相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
 フィールド上に存在する魔法・罠カードを全て破壊する。

 [[STRUCTURE DECK−マリク編−]]で登場した[[通常罠]]。~
 [[発動条件]]がついた[[罠カード]]版[[《大嵐》]]である。

 [[罠カード]]故に1[[ターン]]待たねば[[発動]]できず、しかも[[自分]]の好きなタイミングで[[発動]]できない点で[[《大嵐》]]に大きく劣る。~
 そもそも、[[相手]]の[[魔法・罠カード]]を[[除去]]したいタイミングは、こちらが安全に[[攻撃]]を行いたい場合が主である。~
 一方、この[[カード]]は[[相手]][[ターン]]の[[バトルフェイズ]]にしか[[発動]]出来なず、[[相手]]に再び[[カード]]を[[セット]]する機会を与えてしまう。~
 一方、この[[カード]]は[[相手]][[ターン]]の[[バトルフェイズ]]にしか[[発動]]出来ず、[[相手]]に再び[[カード]]を[[セット]]する機会を与えてしまう。~
 逆に使われる側としてこの[[カード]]を警戒する場合、[[魔法・罠カード]]を[[メインフェイズ]]1ではなく、[[バトルフェイズ]]後の[[メインフェイズ]]2に[[セット]]する必要がある。~

 [[制限カード]]である[[《大嵐》]]と比較して、複数枚積める点は秀でていると言える。~
 ここぞというタイミングを求められる[[《大嵐》]]を温存、こちらは気軽に[[発動]]して[[ボード・アドバンテージ]]稼ぎや牽制を行う等、割り切って使うのもいいだろう。~
 そこで[[相手]]の[[キーカード]]や強力な[[制限カード]]を[[破壊]]できれば、儲け物である。~

 また[[破壊]]されることで[[効果]]が[[発動]]する[[カード]]との相性が良い。~
 特に[[《歯車街》]]との相性は抜群で、最大で[[攻撃力]]3000の[[《古代の機械巨竜》]]を出す事も可能。~
 [[アンティーク・ギア]]が全て[[除外]]でもされていない限り[[壁]]を出しつつ[[魔法・罠カード]]を一掃出来る。~

 [[自分]][[フィールド]]上に[[モンスター]]が存在しないならば、やや不意打ち気味に[[《冥府の使者ゴーズ》]]の[[特殊召喚]]を狙う事もできる~
 [[《非常食》]]と比較して、こちらは[[相手]]の[[魔法&罠カードゾーン]]の[[カード]]も巻き込んで[[破壊]]できるという利点がある。~
 ただし、[[魔法&罠カードゾーン]]にこの[[カード]]1枚しかない場合は[[発動]]できないので注意したい。

 [[戦闘]]を[[装備魔法]]や[[フィールド魔法]]に依存する[[デッキ]]、例えば[[【墓守】]]や[[【ヴェノム】]]、[[【装備ビート】]]などに対しては無類の強さを誇る。~
 常に[[魔法&罠カードゾーン]]を使用する[[宝玉獣]]の対抗策としては、非常に優れた[[カード]]と言えるだろう。~
 最近では[[セット]]を多用する[[【剣闘獣】]]や[[【メタビート】]]対策としての採用も増えてきている。~
 [[相手]]の[[バトルフェイズ]]で不意打ち的に使えるのは[[《大嵐》]]にも出来ない芸当。

-この[[カード]]が出てからは、[[メインフェイズ]]2に[[魔法・罠カード]]を伏せる事が当たり前になった。

-[[《ミラージュ・ドラゴン》]]・[[《漆黒の戦士 ワーウルフ》]]とは好相性。~
[[相手]]に[[カウンター罠]]や[[フリーチェーン]]の[[カード]]すら[[発動]]されることなく[[魔法・罠カード]]を吹き飛ばせる。

-この[[カード]]は[[STRUCTURE DECK−マリク編−]]にのみ収録されていた。~
生産が終了しており、シングル価格も高くなっているため[[《おろかな埋葬》]]や[[《収縮》]]・[[《魔法石の採掘》]]と並んで入手が難しい[[カード]]であった。~
その後は[[《おろかな埋葬》]]と共に[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]]にて収録された。~
なお、[[《収縮》]]と[[《魔法石の採掘》]]も後に[[ストラクチャーデッキ]]で収録された。
--[[絶版]]になることを見越してなのか、また[[《おろかな埋葬》]]共々[[ストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−]]に収録された。~
しかし、当の[[ドラグニティ]]は[[《竜の渓谷》]]や[[魔法&罠カードゾーン]]を利用するため、非常に相性が悪い。

-原作・アニメにおいて―~
「バトルシティ」の準決勝「城之内vs闇マリク」戦にて闇マリクが使用。~
この時の[[効果]]は「[[相手]]の[[攻撃宣言]]時に[[発動]]、[[フィールド]]上のこの[[カード]]も含めた[[カード]]を全て[[墓地に送る]]」。~
[[攻撃]]によって起動するノーコストの[[《最終戦争》]]のようなもので明らかに壊れ[[効果]]だったが、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]](原作仕様)によって[[発動]]すること無く[[破壊]]されてしまった。

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]では原作通り闇マリクが使用する。~
[[メインフェイズ]]2がゲーム内には無いため、[[攻撃宣言]]に[[発動]]するだけで[[エンドサイク]]の様な働きになる。

**関連カード [#idedc5f3]
-[[《大嵐》]]

**収録パック等 [#o6496378]
-[[STRUCTURE DECK−マリク編−]] SDM-031 &size(10){[[Super]]};
-[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]] SD13-JP031
-[[ストラクチャーデッキ−ドラグニティ・ドライブ−]] SD19-JP039

//**FAQ [#vfdcbc8d]
//Q:~
//A: