*《&ruby(じゃてい){邪帝};ガイウス/Caius the Shadow Monarch》 [#c39063b5]
 効果モンスター
 星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1000
 このカードがアドバンス召喚に成功した時、フィールド上のカード1枚を選択して除外する。
 このカードがアドバンス召喚に成功した時、
 フィールド上のカード1枚を選択して除外する。
 除外したカードが闇属性モンスターだった場合、
 相手ライフに1000ポイントダメージを与える。
//VJ1月号より

 [[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[上級モンスター]]。~
 [[帝]]の1体で、自身が[[アドバンス召喚に成功した]]時に[[フィールド上のカード]]1枚を[[対象にとり>対象をとる(指定する)効果]][[除外]]する強制の[[誘発効果]]、この[[効果]]で[[除外]]した[[カード]]が[[闇属性]][[モンスター]]ならば、[[相手]]に1000[[ダメージ]]を与える[[バーン]][[効果]]を持っている。~
 [[帝]]の1体で、自身が[[アドバンス召喚に成功した]]時に[[フィールド上のカード]]1枚を[[対象にとり>対象をとる(指定する)効果]][[除外]]する強制の[[誘発効果]]、この[[効果]]で[[除外]]した[[カード]]が[[闇属性]][[モンスター]]なら[[相手]]に1000[[ダメージ]]を与える[[バーン]][[効果]]を持っている。~

 [[帝]][[モンスター]]は、[[アドバンス召喚]]による[[ディスアドバンテージ]]をすぐに回復できる強力な[[効果]]を持つ。~
 この[[カード]]の場合、[[カード]]の種類や[[表示形式]]を問わずに[[フィールド上のカード]]1枚を[[除外]]し、さらに[[闇属性]][[モンスター]]の[[除外]]に成功すれば[[バーン]][[効果]]も付属する。~
 この[[効果]]は、先に登場した[[《雷帝ザボルグ》]]、[[《地帝グランマーグ》]]のほぼ[[上位互換]]と言って良く、[[帝]][[モンスター]]の中でも[[《風帝ライザー》]]と共に一歩抜きん出た存在である。~

 [[自分]][[フィールド上のカード]]も[[除外]]でき、その[[カード]]が[[闇属性]][[モンスター]]ならば[[相手]]に1000[[ダメージ]]を与える。~
 [[相手]]の残り[[ライフ]]が1000以下の場合、この[[カード]]自身を[[対象]]に指定することでゲームを終わらせることが可能。~
 [[《異次元の生還者》]]や[[《異次元の偵察機》]]を[[除外]]すれば無駄なく[[ダメージ]]を与えられる。~
 ただし[[闇属性]]の[[トークン]]を選択した場合、[[除外]]された扱いにならないので[[ダメージ]]は発生しない。~
 また、[[モンスター]]状態の[[《死霊ゾーマ》]]を[[除外]]した場合、[[除外]]された状態の時は[[闇属性]][[モンスター]]として扱われていないので、[[ダメージ]]は発生しない。~
 少々[[テキスト]]から誤解され易いが、[[除外]][[効果]]と[[ダメージ]][[効果]]は[[《破壊輪》]]等と同じく同時扱いである。~
 よってこの[[除外]]に誘発する[[任意効果]]が[[タイミングを逃す]]というような事は起こらない。

 この[[カード]]は[[悪魔族]]なので、[[《地帝グランマーグ》]]と[[融合]]させて[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]にする事もできる。~
 同じように、[[《風帝ライザー》]]と共に[[《ダーク・シムルグ》]]の[[除外]][[コスト]]としたり、[[《雷帝ザボルグ》]]と共に[[カオス]][[モンスター]]の[[除外]][[コスト]]になることもできる。~
 [[特殊召喚]]しても[[効果]]を使用できず[[墓地]]から[[蘇生]]する意義が薄い[[帝]][[モンスター]]にとって、これらの[[カード]]で再利用する事は効率が良いと言える。~
 [[【帝コントロール】]]のギミックとしてこれらを用いるのも面白いだろう。~

-[[【D−HERO】]]や[[【ダムドビート】]]等にとっては、[[墓地]]で[[効果]]を発揮する[[カード]]が多い上、全てが[[闇属性]]のため対処すべき[[カード]]と言える。~
逆に[[リリース]]確保が容易であるならば[[闇属性]]であるため[[相手]]が[[カード]]を[[コントロール]]していなくても[[フィニッシャー]]としてそれらの[[デッキ]]でも活躍できる。

-[[《雷帝ザボルグ》]]と同様に[[強制効果]]なので、[[相手]][[フィールド]]に[[カード]]が何も無いと[[自分]]の[[カード]]を[[除外]]しなくてはならない。~
だが自身を[[除外]]しても1000[[ダメージ]]のそこそこの[[バーン]]がお見舞いできるので、完全に腐る訳ではない。

-「[[破壊]]して[[除外]]する」のではなく、そのまま[[除外]]するのもこの[[カード]]の強みの一つ。~
[[《スターダスト・ドラゴン》]]や、[[破壊]]されない状態にある[[《虹の古代都市−レインボー・ルイン》]]や、[[《D−HERO ドレッドガイ》]]等も問題なく葬ることができる。~
ただし、[[《王宮の鉄壁》]]や[[《カオスハンター》]]には注意が必要。~

-[[帝]][[モンスター]]初の[[ウルトラレア>Ultra]][[カード]]である([[アルティメットレア>Ultimate]]が既出ではあるが)。~
そして、第4期以降の[[ストラクチャーデッキ]]看板[[モンスター]]では初の[[レベル]]6[[モンスター]]である。~
そして、第4期以降の[[ストラクチャーデッキ]]看板[[モンスター]]では初の[[レベル]]6[[モンスター]]であり、GOLD SERIESに再録された[[モンスター]]としても初である。~

-第4期[[ストラクチャーデッキ]]後期看板[[モンスター]]共通[[効果]]であった、[[相手]]に1000ポイントの[[ダメージ]]を与える[[効果]]が復活。~
-第4期[[ストラクチャーデッキ]]後期の看板[[モンスター]]に共通していた、[[相手]]に1000ポイントの[[ダメージ]]を与える[[効果]]が復活。~
第5期[[ストラクチャーデッキ]]では[[《超伝導恐獣》]]以来約1年ぶり。~

-[[帝]]は「属性名+帝」という名前であることが多いが、この[[カード]]は「闇帝」ではなく「邪帝」となった。~
ただし[[《雷帝ザボルグ》]]と言う前例もあり、また後に[[《闇帝ディルグ》]]も登場している。~
ただし[[《雷帝ザボルグ》]]という前例もあり、また後に[[《闇帝ディルグ》]]も登場している。~

-[[イラスト]]の黒い球体は[[《サイコ・ヘルストランサー》]]や[[《ブラック・コア》]]のものとよく似ている。~
[[《スクリーン・オブ・レッド》]]の[[イラスト]]では非常に大きく描かれている。

-登場当初はその単純かつ強力な[[効果]]から非常に高い評価を得、当時流行していた[[《ネフティスの鳳凰神》]]などの[[メタ]]としても最適なことを買われ様々な[[デッキ]]に採用されていた。~
-登場当初はその単純かつ強力な[[効果]]から非常に高い評価を得ており、当時流行していた[[《ネフティスの鳳凰神》]]などの[[メタ]]としても最適なことを買われ様々な[[デッキ]]に採用されていた。~
現在は[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]に[[アドバンス召喚]]自体が追いやられ需要も落ち着いているが、その堅実な優秀さは揺るがない。~
[[リリース]]要員が確保できる[[デッキ]]では依然採用され、[[ランク]]6[[エクシーズモンスター]]の[[エクシーズ素材]]としても活躍している。~

-「ガイウス」とは、古代ローマ人の最もポピュラーな個人名の一つ。~
この名前を持つ古代ローマ帝国の支配者は、多数実在する。~
独裁官ユリウス・カエサル(前100年〜前44年)、古代ローマ初代皇帝[[アウグストゥス>《剣闘獣オクタビウス》]](前63年〜後14年)、第3代皇帝カリグラ(後12年〜後41年)などが挙げられる。~
また、「[[ロンギヌスの槍>《禁じられた聖槍》]]」で有名な[[キリスト>《光帝クライス》]]の処刑人の本名も「ガイウス」である。~

--アルファベットの歴史において、そもそも「C」と「G」は同じ文字だった。~
そのため、[[英語名]]の「Caius(カイウス)」は「Gaius(ガイウス)」に通じる。

-原作・アニメにおいて―~
アニメ5D'sの第四期OPの映像において、[[《魔轟神ソルキウス》]]と共に[[《スターダスト・ドラゴン》]]に倒されている。~

-コナミのゲーム作品において―~
タッグフォース3では、覇王十代が[[デッキ]]に投入している。~
[[《E−HERO ヘル・ブラット》]]との[[シナジー]]や[[《E−HERO ダーク・ガイア》]]の[[融合素材]]を考慮しての選択と思われるが、[[E−HERO]]ではなくこの[[カード]]に勝負を決められる事も多い。

**関連カード [#ocba0915]
-[[帝]]

―[[効果]]関連
-[[《ブラック・コア》]]
-[[《氷結界の龍 トリシューラ》]]

―《邪帝ガイウス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《進撃の帝王》]]

-[[《エンペラー・オーダー》]]
-[[《スクリーン・オブ・レッド》]]
-[[《イリュージョン・スナッチ》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#u03a167b]
-[[【帝コントロール】]]

**収録パック等 [#v35e4799]
-[[ストラクチャーデッキ−帝王の降臨−]] SD14-JP001 &size(10){[[Ultra]]};
-[[GOLD SERIES 2014]] GS06-JP008 &size(10){([[Gold]])};

**FAQ [#dac3ce4a]
Q:[[装備カード]]扱いになっている[[闇属性]][[モンスター]]を[[除外]]した場合、どうなりますか?~
A:[[除外]]された時点で[[闇属性]]の[[モンスター]]として扱われるので1000[[ダメージ]]は適用されます。(08/04/24)
//修正されない限り公式FAQが優先http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=42549&event=FE0006
//A:[[装備カード]]扱いの[[闇属性]][[モンスター]]を除外した場合はダメージは適用されません。(09/05/29)

Q:[[裏側表示]]になっている[[闇属性]][[モンスター]]を[[除外]]した場合でも1000[[ダメージ]]を与える[[効果]]は適用されますか?~
A:はい、その場合でも適用されます。(07/12/15)
//修正されない限り公式FAQが優先 http://yugioh.faq.konami.jp/EokpControl?&tid=42554&event=FE0006
//A:裏側表示の[[闇属性]][[モンスター]]を除外した場合はダメージは適用されません。(09/05/29)

Q:1000[[ダメージ]]を与える[[効果]]は、[[除外]]を処理した時点でこの[[カード]]が[[フィールド]]に存在していなくても適用されますか?~
A:はい、その場合でも適用されます。(07/12/15)

Q:[[除外]]と[[ダメージ]]は同時扱いですか?~
A:はい、同時です。(07/12/29)

Q:[[除外]][[効果]]で[[魔法&罠カードゾーン]]に[[セット]]された[[《サンダー・ブレイク》]]を選択し、それを[[チェーン]][[発動]]しました。~
  この場合、[[通常罠]]の[[効果]]を処理した後、《邪帝ガイウス》の[[効果]]で選択した[[罠カード]]をゲームから[[除外]]しますか?~
A:[[除外]][[効果]]の対象に選択した[[カード]]を、[[チェーン]][[発動]]した場合でも、その[[効果]]処理が終わった後[[モンスター効果]]によってゲームから[[除外]]されます。(09/09/22)~

Q:[[除外]][[効果]]の[[対象]]を《邪帝ガイウス》自身に取りました。~
  それに[[チェーン]]して[[《激流葬》]]や[[《奈落の落とし穴》]]を[[発動]]された場合、自身は[[除外]]され[[ダメージ]]は与えられますか?~
A:いいえ、[[チェーン]]によってこの[[モンスター効果]][[解決時>効果解決時]]に存在しないためできません。(11/8/05)

Q:[[《光と闇の竜》]]を[[除外]]した場合、1000[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されません。(10/07/14)

Q:[[《DNA移植手術》]]や[[《幻惑の巻物》]]の[[効果]]で[[闇属性]]となっている、元々の[[属性]]が[[闇属性]]以外の[[モンスター]]を[[除外]]した場合、1000ポイント[[ダメージ]]を与える[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されません。(10/07/14)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。~