*《&ruby(じゃりゅう){邪龍};アナンタ/Evil Dragon Ananta》 [#bfdd3522]
 効果モンスター
 星8/闇属性/爬虫類族/攻   ?/守   ?
 このカードは通常召喚できない。
 自分のフィールド上及び墓地に存在する爬虫類族モンスターを
 全てゲームから除外する事でのみ特殊召喚する事ができる。
 このカードの攻撃力・守備力は、特殊召喚時にゲームから除外した
 爬虫類族モンスターの数×600ポイントになる。
 このカードが自分フィールド上に存在する限り、
 自分ターンのエンドフェイズ時にフィールド上のカード1枚を破壊する。

 [[PREMIUM PACK 11>PREMIUM PACK#i24a1679]]で登場した[[闇属性]]・[[爬虫類族]]の[[特殊召喚モンスター]]。~
 [[除外]]した[[爬虫類族]][[モンスター]]の数だけ[[攻撃力]]が上昇する[[永続効果]]及び毎[[ターン]][[フィールド上のカード]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。

 [[爬虫類族]]版[[《メガロック・ドラゴン》]]とも言える[[効果]]だが、あちらと違い[[除外]]枚数を選択できず、基本的に[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]、[[《ライトレイ ダイダロス》]]と相性が悪い点に注意。~
 [[爬虫類族]]を5体[[除外]]すれば[[《青眼の白龍》]]と同じ[[攻撃力]]に達し、14体[[除外]]すれば[[攻撃力]]8400にもなり一撃必殺も可能である。~
 [[攻撃力]]が上昇していたならば[[《ライオ・アリゲーター》]]の[[効果]]で[[相手]]に[[貫通]][[ダメージ]]を与えることができる。~
 [[爬虫類族]]を5体[[除外]]すれば[[《青眼の白龍》]]と同じ[[攻撃力]]に達し、14体[[除外]]すれば[[攻撃力]]8400にもなり[[1ターンキル]]も可能である。~
 [[《ライオ・アリゲーター》]]の[[モンスター効果]]も使えば、[[貫通]][[ダメージ]]を与える事もできる。~
 [[闇属性]]なので、[[除外]]する枚数を調節することができれば各種[[ウイルスカード>ウイルス]]の媒体にもなる。~
 この他、1度[[除外]]した[[モンスター]]を[[《異次元からの帰還》]]で[[帰還]]させるのも有効。~
 [[《宇宙獣ガンギル》]]や[[《ワーム・キング》]]、[[《ゴギガ・ガガギゴ》]]等の高[[攻撃力]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]できれば、そのまま大きな[[ダメージ]]を期待できる。~
 しかし、[[墓地]]の[[爬虫類族]][[モンスター]]を全て[[除外]]しなければならない点には注意したい。~
 [[蘇生]][[カード]]の他、[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]のような[[墓地]]を参照する[[カード]]も使いづらくなる。~


 毎[[ターン]][[発動]]する[[除去]][[効果]]も備えており、[[フィールド]]にいるだけで[[相手]]を追い詰める事ができる。~
 ただし[[強制効果]]なので、[[相手]][[フィールド]]上に[[カード]]がない場合は[[自分]][[フィールド]]の[[カード]]を[[破壊]]しなければならない点に注意したい。~
 [[《スネーク・ホイッスル》]]である程度のカバーは可能だろう。~
 しかし、[[《ネフティスの鳳凰神》]]を[[破壊]]の[[対象]]に指定することで、毎[[ターン]][[《大嵐》]][[効果]]が継続する。~
 上記の応用で[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]の[[効果]]も[[発動]]させることもできるが継続ができず、この[[カード]]まで[[破壊]]される為、相性は基本的に悪い。~
//[[《ユベル−Das Abscheulich Ritter》]]の[[コンボ]]には及ばないが、安定性、速攻性、何より[[攻撃力]]ではこちらの方が上である。~
//そこまで優れてないだろ。
 [[《呪われた棺》]]や[[《黄金の邪神像》]]を[[破壊]]して[[自壊]]を防ぎつつ[[効果]]を使うのも有効である。~
//↑自分で破壊してアドバンテージを稼げるカードではない
 ただし[[強制効果]]なので、[[相手]][[フィールド]]上に[[カード]]がない場合は[[自分]][[フィールド]]の[[カード]]を[[破壊]]しなければならない。~
 [[《ネフティスの鳳凰神》]]や[[《スネーク・ホイッスル》]]、[[《黄金の邪神像》]]のような、[[破壊]]された時に[[効果]]を[[発動]]する[[カード]]を併用し、被害を抑えたい。~

 [[闇属性]]なので、[[除外]]する枚数を調節することができれば全種の[[ウイルス]][[カード]]に対応する。~
 大量に[[除外]]したあと、[[《異次元からの帰還》]]を使用しても良い。
 [[攻撃力]]が「?」のため、[[《クリッター》]]等で[[サーチ]]できない。~
 ただし[[《クリッター》]]を[[破壊]]の[[対象]]に指定することで、[[効果]]を[[発動]]することならできる。~
 [[《封印の黄金櫃》]]などを駆使し、手早く[[キーカード]]を集めたい。~
 思い切って[[《スネーク・レイン》]]で[[墓地]]に送り、[[《死者転生》]]や[[《創世の預言者》]]で[[サルベージ]]するのも手だろう。

// [[《スネーク・レイン》]]で落とした[[《バイトロン》]][[《宇宙獣ガンギル》]][[《ワーム・キング》]][[《ゴギガ・ガガギゴ》]]等の高[[攻撃力]][[モンスター]]を根こそぎ[[除外]]し[[《異次元からの帰還》]]で[[帰還]]させることで、[[1ターンキル]]も可能。~
//禁止カードを含むコンボはコメントアウト。~

 [[攻撃力]]が「?」のため[[《クリッター》]]等で[[サーチ]]できない。~
 ただし[[《クリッター》]]を[[破壊]]の[[対象]]に指定することで[[効果]]を[[発動]]することならできる。~
 [[《封印の黄金櫃》]]などを駆使し手早く[[キーカード]]を集めたいところ。~
 思い切って[[《スネーク・レイン》]]で[[墓地]]に送り[[《死者転生》]][[《創世の預言者》]]で回収するのも手だろう。

-[[裏側表示]]の[[爬虫類族]][[モンスター]]は、この[[モンスター]]の[[特殊召喚]]時に[[除外]]することはできない。~
だが逆に、「[[裏側表示]]なら[[除外]]されない」と考える事も出来るので、場に維持したい[[爬虫類族]]を[[《月の書》]]などで寝かせておく手もある。

-[[コスト]]で[[トークン>モンスタートークン]]を[[除外]]できる非常に珍しい[[カード]]。~
他に該当する[[カード]]は[[《霊魂消滅》]]を参照。~
-[[コスト]]で[[トークン>モンスタートークン]]を[[除外]]できる、非常に珍しい[[カード]]。~
他に該当する[[カード]]は、[[《霊魂消滅》]]を参照。~

-[[特殊召喚]]時に[[墓地]]の[[カード]]を[[除外]]してしまう[[【ヴェノム】]]ないし[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]、[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]とは相性が悪くどちらかを[[サイドデッキ]]に投入し[[相手]]の[[デッキ]]のタイプにより使い分けると良い。~
専用の[[【爬虫類族】]]を作った方が活躍できるだろう。~

//-[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]で[[《ワーム・ゼロ》]]を指定すれば、即座に高[[攻撃力]]での[[特殊召喚]]も見込める。~
//この点では[[《メガロック・ドラゴン》]]をも凌ぐ爆発力である。~
//ただし、[[効果]]の性質上[[《ワーム・ゼロ》]]との相性自体はイマイチ。

-[[墓地]]の[[爬虫類族]]が少ない場合でも[[特殊召喚]]し、遅効性の[[除去]][[カード]]として扱うことも出来る。~
使いどころは難しいが、[[《怨霊の湿地帯》]]を採用した[[【ヴェノム】]]では毎[[ターン]][[発動]]する凶悪な[[除去]]カードとなりうる。~
リスクは大きくなるが、[[《ミスト・ボディ》]]や[[《明鏡止水の心》]]で守ってもいい。~
[[守備表示]]で[[特殊召喚]]できるため、返しの[[ターン]]で大[[ダメージ]]を食らうことはない。~
ただし、[[除外]]枚数が任意ではないため、[[《明鏡止水の心》]]は装備できない可能性もある。~
[[相手]][[ターン]]にこの[[カード]]が狙われたら、[[《毒蛇の供物》]]で美味しく活用すれば良い。~
[[自分]]の[[エンドフェイズ]]で[[発動]]する[[効果]]であるため、[[特殊召喚]][[ターン]]から[[破壊]][[効果]]を行使できるのも強み。~
上記の[[カード]]を使用して数[[ターン]]守ってやれば、かなりの[[アドバンテージ]]を稼げるだろう。~

-「アナンタ」とは、インド神話に登場する[[ナーガ族>《ナーガ》]]の王のことで[[ヴァースキ>《レプティレス・ヴァースキ》]]とも同一視される。~
[[八岐大蛇(ヤマタノオロチ)>《八俣大蛇》]]のように複数の頭を持ち、その名前は「無限」を意味しており、[[除外]]する枚数によって[[攻撃力]]を限り無く上昇させる[[効果]]にも表れている。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画GXにおける「十代vs小日向」戦にて小日向星華が使用。~
[[フィールド]]の《呪念の化身ウルボヌス》《ラミア》、[[墓地]]の《ブラックマンバ》3体の計5体の「蛇」[[モンスター]]を[[除外]]して[[メインフェイズ]]2に[[特殊召喚]]され、もう一度[[攻撃]]を行える[[魔法カード]]《不意打ち》によって[[特殊召喚]]直後の[[攻撃]]を可能とした。~
そのまま[[攻撃表示]]の[[《E・HERO オーシャン》]]に[[攻撃]]して十代を倒そうとするが、十代が[[《E・HERO オーシャン》]]を[[《E・HERO ジ・アース》]]に[[融合]]させた事で切り抜けられる。~
それでも[[《E・HERO ジ・アース》]]を[[戦闘破壊]]し、十代を後一歩の所まで追い込んだが、返しの[[ターン]]で十代の[[ディスティニードロー]]により[[特殊召喚]]された[[《ハネクリボー LV9》]]に倒された。~

--なお、漫画GXでは[[破壊]][[効果]]は持っていなかった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

-神話・伝承において―~
アナンタとはインド神話に登場する[[ナーガ族>《ナーガ》]]の王のことで[[ヴァースキ>《レプティレス・ヴァースキ》]]とも同一視される。~
[[八岐大蛇(ヤマタノオロチ)>《八俣大蛇》]]のように複数の頭を持ち、その名前は「無限」を意味しており、[[除外]]する枚数によって[[攻撃力]]を限り無く上昇させる[[効果]]にも表れている。~


**関連カード [#cbdcb946]
-[[《魔頭を持つ邪竜》]]

-[[《サイバー・エルタニン》]]
-[[《メガロック・ドラゴン》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#ob78df31]
-[[PREMIUM PACK 11>PREMIUM PACK#i24a1679]] PP11-JP005 &size(10){[[Secret]]};

**FAQ [#z4b9d095]
Q:[[攻撃力]]・[[守備力]]を決定する効果の分類は何ですか?~
A:永続効果です。(12/09/07)
A:[[永続効果]]です。(12/09/07)

Q:「[[モンスター]]状態の[[《アポピスの化神》]]」や「[[爬虫類族]]の[[モンスタートークン]]」を[[除外]]してこのカードを[[特殊召喚]]した際、その分は[[除外]]した[[爬虫類族]][[モンスター]]の数にカウントされますか?~
A:はい、「[[モンスター]]状態の[[《アポピスの化神》]]」や「[[爬虫類族]]の[[モンスタートークン]]」を[[除外]]した場合も、[[攻撃力]]がアップします。(09/01/22)

Q:このカードの効果が[[《スキルドレイン》]]によって[[無効]]化された後で[[《スキルドレイン》]]が[[破壊]]された場合、[[攻撃力]]・[[守備力]]はどうなりますか?~
A:0になります。(12/10/06)~

Q:[[カード]]を[[破壊]]する効果処理時にこの[[カード]]の[[コントロール]]が[[相手]]に移った場合、[[破壊]]する[[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:いいえ、[[適用]]されません。(12/10/29)

//質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//質問だけの投稿はお止めください。
//未発売カードに限り、(A:発売をお待ちください)とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問がございましたら遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。