弱肉一色(じゃくにくいっしょく)/The Law of the Normal》

通常魔法
自分フィールド上にレベル2以下の通常モンスターが
表側表示で5体存在する時に発動する事ができる。
お互いのプレイヤーは手札を全て捨て、
レベル2以下の通常モンスターを除く
フィールド上に存在するカードを全て破壊する。

 ファラオの遺産で登場した通常魔法
 お互い手札フィールドに波及する全体除去効果を持つ。

 《スケープ・ゴート》《増殖》等でトークンを生成すれば、発動条件を満たすのは容易。
 リンクマーカーの数だけリンクトークンを生み出せる《リンクロス》ならリンク5以上のモンスターリンク素材にすれば、メインデッキ発動条件となるモンスタートークン生成カードを一切入れずに発動することができる。
 この場合リンクトークンの処理に困るが、このカードの発動前にフィールドモンスターコスト自己再生するモンスター手札墓地に用意しておけば直接攻撃を狙うことも可能。
 その際に自己再生チューナーも用意しておくことでリンクトークンを全て処理しつつモンスターを並べるのも難しくはないだろう。

 それ以外にも《トライワイトゾーン》《同姓同名同盟》《人海戦術》《魔の試着部屋》等を使う事で、発動を補助できる。
 バージェストマなら罠モンスターはいずれもレベル通常モンスター扱いとなるので発動条件を満たす。
 レベル通常モンスターの中でも守備力の高い、《ガード・オブ・フレムベル》《異次元トレーナー》《弾圧される民》《バニーラ》《大木炭18》ならば、相手攻撃に耐えつつフィールドに揃えることもできる。
 しかし、他の全体除去カードと比べると発動条件を満たすのが少々面倒で、発動後に残るのは弱小モンスターのみである。
 メインデッキ全体の戦力も落ちてしまうので、その後の手当てをエクストラデッキも交えて考えておく必要がある。

 基本的には発動後にシンクロ召喚エクシーズ召喚リンク召喚等を行い、アタッカーを確保することになる。
 チューナーである《ガード・オブ・フレムベル》《ギャラクシーサーペント》等を混ぜておけば、トークンでもシンクロ召喚できる。
 また、レベル2の通常モンスターが2体いれば《ダイガスタ・フェニクス》を呼べるので、確実に3000ダメージを与えられる。
 全てトークン発動した場合でも、《リンクリボー》など他のリンクモンスターを経由していけば、様々なリンクモンスターを使い分ける事が可能。
 他にも、予め《トライアングルパワー》発動しておけば一気に勝負をつけることもできる。
 その時の難点は《トライアングルパワー》参照。
 追加であらかじめ墓地《タスケナイト》を置いておくのもいい。

 《おくびょうかぜ》《宮廷のしきたり》伏せカード永続罠を守り、活用する事も不可能ではない。
 トークン発動条件を満たした後、《暴走闘君》全体強化すれば大ダメージを見込める。
 また、このカードに何かしらのカードチェーンしてフィールドに空きを作れば暗黒界を出せる。
 《暗黒界の番兵 レンジ》レベルを2以下にしておけば、《暗黒界の龍神 グラファ》蘇生させる事もできる。

関連カード

カード名関連

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:どちらか、またはお互いプレイヤー手札が0枚の場合でもこのカード発動できますか?
A:いいえ、お互いプレイヤー手札が1枚以上なければ発動できません。(16/08/04)

Q:レベル通常モンスター5体とエクストラモンスターゾーンリンクモンスターが存在する時に《弱肉一色》は発動できますか?
A:自分エクストラモンスターゾーンリンクモンスターが存在する場合でも、「自分フィールド上にレベル2以下の通常モンスター表側表示で5体存在する」状況で、かつ、発動する《弱肉一色》以外の手札がお互いに1枚以上あれば、《弱肉一色》を発動することができます。(20/03/04)


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