遊戯王カードWiki - 《守護神－ネフティス》のバックアップ(No.6)

《守護神(しゅごしん)－ネフティス》 †

リンク・効果モンスター
リンク２/炎属性/鳥獣族/攻1200
【リンクマーカー：下/右下】
「ネフティス」モンスター２体
このカード名の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがリンク召喚している場合、以下の効果から１つ選択して発動できる。
●デッキから鳥獣族・レベル８モンスター１体を手札に加える。
その後、自分の墓地から儀式魔法カード１枚を選んで手札に加える事ができる。
●このカードのリンク先の「ネフティス」モンスター１体を選んで破壊し、
そのモンスターと元々のカード名が異なる「ネフティス」モンスター１体を自分の墓地から選んで効果を無効にして特殊召喚する。

　デッキビルドパックヒドゥン・サモナーズで登場する炎属性・鳥獣族のリンクモンスター。

　ネフティスの効果を利用すればリンク素材を揃えることはそれほど難しくなく、加えて《フォーマッド・スキッパー》も利用できる。

　ひとつ目の効果は特定モンスターのサーチ及び儀式魔法のサルベージ効果。

　サーチできるレベル８鳥獣族には各種ネフティスやネフティスと相性の良い《炎王神獣ガルドニクス》など、比較的有用なものが揃っている。
　サルベージした儀式魔法を即利用するならば、《ネフティスの蒼凰神》や儀式召喚のためのリリース要員を確保できる。

　《ネフティスの祀り手》を儀式召喚してあちらの(1)でネフティスモンスターをリクルートすればこのカードをリンク召喚できる。
　さらにこちらのサーチ・サルベージ効果を利用して《ネフティスの蒼凰神》を儀式召喚、自己再生した《ネフティスの祀り手》とこのカードを加えて《焔凰神－ネフティス》を儀式モンスター２体使用した状態でリンク召喚できる。
　ただしそのためには《ネフティスの祀り手》と儀式魔法に加え、儀式召喚リリース用のモンスターが最低でも２枚、《ネフティスの祀り手》自己再生用のネフティスが１枚と計３枚ものカードがさらに手札に必要となるので、できれば《儀式の下準備》を利用するなどしてディスアドバンテージを軽減したい。

　ふたつ目の効果はネフティスモンスターの破壊および蘇生。

　蘇生できるネフティスは同名カード不可以外の制限がなく、ネフティスが破壊された場合の効果も利用できるものの、リンク先、即ちフィールドにネフティスを用意しなければならない条件が足を引っ張る。

　ネフティスは自己再生以外の特殊召喚効果が少ないので、狙ったタイミングでリンク先へ展開するのがやや難しい。

　《ネフティスの祀り手》ならば比較的自由に自己再生できるものの、それならば上記のとおり《焔凰神－ネフティス》のリンク召喚を狙ったほうが制圧力が高い。

「このカードがリンク召喚している場合」を発動条件とする効果を持つ初のリンクモンスター。
「○○召喚している(した)このカードが△△する場合」のように書かれているカードはいくつか存在するが、この場合「自分が」という主語が省略されている場合がほとんどである。
このカードのテキストを単純に読むと、まるでこのカード自身がリンク召喚を行っているように読み取れてしまう。