()のひら(がえ)し/Turnabout》

通常罠
元々のレベルと異なるレベルのモンスターが、
フィールド上に表側表示で存在する場合に発動できる。
フィールド上のモンスターを全て裏側守備表示にする。

 RETURN OF THE DUELISTで登場した通常罠
 発動条件のある《皆既日蝕の書》のような効果を持つ。

 《皆既日蝕の書》と似ているが、こちらは通常罠発動条件がついた代わりにデメリットリバースがなくなっている。
 レベル変更効果《ガガガマジシャン》《セイクリッド・カウスト》等、エクシーズ召喚向きのモンスターに度々見られるが、遭遇率はやや低い。
 自分からレベルを変えて条件を満たした方が良く、《伝説の都 アトランティス》などを主軸にするデッキでは容易に条件が整えられる。

 《墓守の偵察者》等、複数のモンスターを同時にセット状態に戻せるため、リバースモンスターを多用するデッキでは《皆既日蝕の書》同様にコンボパーツになる。
 別途レベル変更効果が必要になり、余分にカードを消費することが多いが、複数枚セットできれば効果で補うことはできる。
 《ギブ&テイク》《メタモルポット》を送りつけて発動すれば、アドバンテージを稼ぐことができる。
 《ロスト・スター・ディセント》とは非常に相性がよく、1枚で発動条件を満たせるだけでなく、シンクロモンスター裏側守備表示になることで《ロスト・スター・ディセント》の制約を回避し、完全蘇生ができる。

 メタとして考えると、【甲虫装機】等の一部のデッキには十分に刺さるが、返しのターン除去しなければならない事まで考えると若干力不足である。
 サイドデッキに居場所があるかと言えば《大成仏》《オーバースペック》の方が手っ取り早く、どうにも中途半端さが目立つ。
 むしろ能動的に条件を満たせる【甲虫装機】側の方がおおむね使いやすく、《甲虫装機 ホーネット》が引けていない状態でも相手の邪魔なモンスターセット状態にできる。

関連カード

イラスト関連

収録パック等

FAQ

Q:フィールドに存在するモンスタートークンのみの場合、このカード発動する事はできますか?
A:いいえ、できません。(15/03/15)

Q:このカード効果を処理する際に表側攻撃表示モンスタートークンが存在する場合、そのモンスタートークン表示形式はどうなりますか?
A:その場合、モンスタートークン表示形式表側攻撃表示のままになります。(15/03/15)