手札断殺(てふだだんさつ)/Hand Destruction》

速攻魔法
(1):お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送る。
その後、それぞれデッキから2枚ドローする。

 デュエリストパック−ヨハン編−で登場した速攻魔法
 手札墓地へ送り、その後ドローする手札交換効果を持つ。

 《手札抹殺》と違って、一部のみの手札交換を行えるが、あちらと同様漠然と使っても3:2交換になり、ディスアドバンテージを負ってしまう。
 さらに相手にも手札交換の機会を与えるため、不用意に墓地肥やしを手助けしてしまったり、キーカードドローさせてしまう事もあるので、発動タイミングをしっかりと見極める必要がある。

 このカードの利点は速攻魔法である事で、魔法・罠除去《マインドクラッシュ》等のハンデスチェーンしてディスアドバンテージを回避したり、儀式魔法融合召喚カードチェーンして、相手の行動を阻害する事ができる。
 《凡骨の意地》とのシナジーも抜群であり、追加ドローが途切れた時に発動すれば、そのまま続けて追加ドローへ繋げられる。

 またジェムナイトとの相性も良く、《ジェムナイト・ラズリー》《ジェムナイト・オブシディア》タイミングを逃す事無く効果発動できる(詳しくは「時」と「場合」を参照)。
 そのため、ディスアドバンテージを軽減しながら《ジェムナイト・フュージョン》を素早く手札に加えることができる。
 《ジェムナイト・フュージョン》がすでにある中盤でも効果《ジェムナイト・フュージョン》墓地に送れば、ジェムナイト墓地から除外する必要があるものの実質的に2:2交換が可能である。
 無論その時手札《ジェムナイト・ラズリー》《ジェムナイト・オブシディア》があり、墓地通常モンスタージェムナイトがあれば1枚のアドバンテージになる。

 総じて癖の強いカードであり、自分コンボ相手の行動の両方を意識したプレイングが要求される。

関連カード

イラスト関連

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:自分または相手手札が1枚以下の場合、発動できますか?
A:いいえ、できません。(07/10/20)

Q:自分または相手デッキが1枚以下の場合、発動できますか?
A:いいえ、できません。(09/01/12)

Q:自分または相手手札チェーン処理の最中に1枚以下になった場合、どのように処理を行ないますか?
A:効果不発となり、このカードの効果は処理しません。(07/10/20)

Q:《マクロコスモス》などの除外カード発動していても、《手札断殺》は発動できますか?
A:お互い手札を2枚墓地へ送るのは、効果処理です。
  よって、《マクロコスモス》効果が適用されている場合でも、発動できます。
  また、効果処理で墓地へ送るカードが代わりに除外された場合でも、2枚ドローを行います。(12/09/29)

Q:手札墓地へ送る処理とドローする処理は同時に行われる扱いですか?
A:いいえ、同時ではありません。(12/09/27)

Q:自分相手墓地へ送るカードを確認してから、自分墓地へ送るカードを決めることはできますか?
A:その場合、ターンプレイヤーが先にカード墓地へ送ります。(12/05/09)


Tag: 《手札断殺》 魔法 速攻魔法