速攻魔法 (1):お互いのプレイヤーは手札を2枚墓地へ送る。 その後、それぞれデッキから2枚ドローする。
デュエリストパック−ヨハン編−で登場した速攻魔法。
手札を墓地へ送り、その後ドローする手札交換効果を持つ。
《手札抹殺》と違って、キーカードを温存しつつ一部のみの手札交換を行えるが、あちらと同様漠然と使っても3:2交換になり、ディスアドバンテージを負ってしまう。
また手札交換が魅力的なのは相手も同じであり、しかも相手にとっては2:2交換となるため、普通に使用すると相手のほうが得することも珍しくない。
だからと言って相手のキーカード温存を避けるために相手の手札が少ない時を狙おうとしても、3枚以上だと最も残したいカードを残されてしまい、《手札抹殺》と違ってどちらかの手札が1枚以下だとそもそも発動できないため発動タイミングが非常に難しい。
除去などにチェーンすればディスアドバンテージはなくなるが、それを狙うと相手の手札を伺って発動するのは更に難しくなる。
互いに手札の減る中盤以降は腐る、あるいは腐るのを嫌ってさほど有効ではない場面で発動せざるをえなくなる事も多い。
このため、使うとすれば主に相手の手札交換が気にならない1ターンキルのパーツとして投入することになる。
基本的に2枚目以降の《手札抹殺》という扱いだが、【エクゾディア】のような《手札抹殺》では不都合があるデッキならば単体で採用されることもある。
1ターンキル以外なら《凡骨の意地》のドローを継続するために使ってもよい。
自己再生モンスターを多数抱えるインフェルノイドでも《手札抹殺》で足りなければ採用の余地はあるか。
お互いのプレイヤーは手札を4枚墓地に送る。 (手札が4枚以下の場合は全て墓地に送る) その後、墓地に送ったカードの枚数分だけドローする。 ドロー後の手札が1枚以下の場合、 お互いのプレイヤーは自分のデッキからカードを1枚ドローすることができる。先攻1ターン目に発動し、アモンのエクゾディアによる特殊勝利を防いだが、逆に《究極封印神エクゾディオス》の特殊召喚を許すことになった。
―イラスト関連
Q:自分または相手の手札が1枚以下の場合、発動できますか?
A:いいえ、できません。(07/10/20)
Q:自分または相手のデッキが1枚以下の場合、発動できますか?
A:いいえ、できません。(09/01/12)
Q:自分または相手の手札がチェーン処理の最中に1枚以下になった場合、どのように処理を行ないますか?
A:効果は不発となり、このカードの効果は処理しません。(07/10/20)
Q:《マクロコスモス》などの除外カードが発動していても、《手札断殺》は発動できますか?
A:お互いに手札を2枚墓地へ送るのは、効果処理です。
よって、《マクロコスモス》の効果が適用されている場合でも、発動できます。
また、効果処理で墓地へ送るカードが代わりに除外された場合でも、2枚ドローを行います。(12/09/29)
Q:手札を墓地へ送る処理とドローする処理は同時に行われる扱いですか?
A:いいえ、同時ではありません。(12/09/27)
Q:自分は相手が墓地へ送るカードを確認してから、自分が墓地へ送るカードを決めることはできますか?
A:その場合、ターンプレイヤーが先にカードを墓地へ送ります。(12/05/09)