酒呑童子(しゅてんどうじ)/Shutendoji》

効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1500/守 800
1ターンに1度、次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●自分の墓地に存在するアンデット族モンスター2体を
ゲームから除外する事で、自分のデッキからカードを1枚ドローする。
●ゲームから除外されている
自分のアンデット族モンスター1体をデッキの一番上に戻す。

 LIMITED EDITION 14で登場した地属性アンデット族下級モンスター
 墓地アンデット族除外してドローするか除外されているアンデット族デッキトップ戻す起動効果を持つ。

 双方の効果共にアンデット族を必要とするため、【アンデット族】に投入することになる。
 ステータスは低めだが、それが幸いして《ゴブリンゾンビ》《ピラミッド・タートル》《巨大ネズミ》の全てに対応している。

 1つ目の効果については、アンデット族墓地からの特殊召喚に長けた種族であり、除外しては蘇生できなくなるため、あまり相性が良いとは言えない。
 それでも、アドバンテージを稼げるのは確かであり、2つ目の効果に繋ぐことも出来る。
 コストにするのは、使い終わった《ピラミッド・タートル》特殊召喚できない《イモータル・ルーラー》等が有力候補となる。

 2つ目の効果については、除外されたアンデット族を回収できるため、利用価値はある。
 自身の効果除外された《ゾンビキャリア》《馬頭鬼》《ワイトプリンス》等を回収できれば、更なる展開が期待できる。
 さらに、それらをデッキトップ戻した直後に《名推理》発動することで、相手が当てても外しても自分にとっては有利な状態になる。
 類似効果《モンスターゲート》は、確実に特殊召喚が出来る代わりに消費が増えるため、戦略に合わせて使い分けたい。
 かなり強引ではあるが、除外された2枚のアンデット族デッキトップ戻した直後《闇の誘惑》によるドローと自身のデメリットで無理やり回収する手段もある。

 2種類の効果共に上記のような使い道はあるものの、基本的にコンボ前提であり、ドローロック墓地リソースの問題を考えると手放しで採用できるカードではない。
 手札を増やしたいなら《ゴブリンゾンビ》除外から戻したいなら《異次元からの埋葬》など他にも手段は存在する。
 むしろ、アンデット族除外できることやデッキトップに戻せることに着目すれば、このカード独自の運用が出来るだろう。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:ドローする効果墓地アンデット族除外するのはコストですか?
A:コストです。(08/12/28)

Q:デッキの一番上戻す効果は、戻すモンスター対象にとる効果ですか?
A:発動時に戻すモンスター対象にとり、効果解決時デッキの一番上に戻します。(08/12/28)

Q:自分デッキが0枚の場合、このカード効果デッキの一番上アンデット族戻す効果発動できますか?
A:はい、できます。(12/03/24)


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