*《&ruby(ドン){首領};・ザルーグ/Don Zaloog》 [#p1e70949]
 効果モンスター
 星４/闇属性/戦士族/攻1400/守1500
 このカードが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた時、
 次の効果から１つを選択して発動する事ができる。
 ●相手の手札をランダムに１枚選択して捨てる。
 ●相手のデッキの上から２枚を墓地へ送る。

　[[Pharaonic Guardian −王家の守護者−]]で登場した、[[闇属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
　[[ランダム]]に[[手札破壊]]するか[[相手]]の[[デッキトップ]]２枚を[[墓地に送る]]ことができる[[誘発効果]]を持つ。~

　[[手札破壊]]系[[モンスター]]の中では[[攻撃力]]が高く、[[直接攻撃]]などの条件もなく使いやすい。~
　[[戦闘ダメージ]]を与える機会を増やし返り討ちにする事ができる[[《突進》]]・[[《収縮》]]・[[《鎖付き爆弾》]]とは非常に相性が良い。~
　これらで上手く守る事ができれば、複数回に渡って[[効果]]を及ぼす事も十分にできる。~
　２番目の[[効果]]は[[相手]]の[[墓地アドバンテージ]]を増やすことになるので、使用しないほうが良い場合が多い。~
　[[デュエル]]終盤で[[相手]][[デッキ]]の残り枚数が少ない場合のみ[[デッキ切れ]]を狙ってみても良いだろう。~

　[[種族]]・[[ステータス]]から[[《クリッター》]]や[[《増援》]]で[[サーチ]]でき、[[《キラー・トマト》]]から[[リクルート]]する事ができるのも利点。~
　[[【黒蠍】]]では、[[黒蠍]]盗掘団のリーダーとして[[《黒蠍団召集》]]を行い[[黒蠍]]団員の展開を補助する役割も担う。~
　特に、[[上級モンスター]]である[[《黒蠍−強力のゴーグ》]]にとっては、[[特殊召喚]][[効果]]は大きな助けになる。~
　その[[汎用性]]の高さから[[【黒蠍】]]・[[【戦士族】]]のみならず、様々な[[デッキ]]で重宝されている。~
　[[【トマハン】]]で主力を張る、[[手札破壊]]系の中でも最高クラスの[[モンスター]]として有名である。~

-マスターガイドによれば、[[《レガシーハンター》]]は彼の若かりし頃の姿と解説されている。~

-海外版では持っている銃が短剣に変わっている。~
しかし、体に巻き付けた弾倉はそのままである。

-[[黒蠍]]の首領であるが、[[黒蠍]]という名前は付かない。~
ゆえに[[《黒蠍−棘のミーネ》]]等の[[効果]]は受けられないことには注意。~

-登場環境において―~
このカードが登場する以前はまともな[[ハンデス]][[モンスター]]は[[《白い泥棒》]]程度しかいなかったため、このカードの登場は新しい[[ハンデス]][[デッキ]]開拓の道しるべとなった。~
[[属性]]・[[種族]]・[[ステータス]]の全てが恵まれていたため、後に登場する[[《魂を削る死霊》]]と共に[[【トマハン】]]のデッキパーツとして使われることになる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメ版DMでは戦いの儀の前に海馬が遊戯に差し出したジュラルミンケースの中に入っていた[[カード]]の１枚。~
アニメGXにおける「万丈目vs[[黒蠍盗掘団>《黒蠍盗掘団》]]」戦において登場。~
アニメGXにおける「万丈目vs首領・ザルーグ」戦において登場。~
一度[[手札]]に戻った時を除けば、[[黒蠍盗掘団>《黒蠍盗掘団》]]のメンバーの中で最も長く[[フィールド]]に留まっていた。~
劇中においては１番目の[[効果]]が使用され、万丈目の[[手札]]を[[捨てる]]役割を果たした。~
また、[[《黒蠍団召集》]]を始めとする「[[黒蠍]]」と名のついた[[サポートカード]]の[[トリガー]]でもあった。~
[[攻撃]]名…というより武器は「ダブルリボルバー」。~
~
なお、この時は[[墓守の長>《墓守の長》]]等と同じく、自身が[[プレイヤー]]を兼ねていた。~
セブンスターズ第四の刺客だったのか曖昧なまま話が終了したが、後の話の流れでは正式に刺客と認められたようだ。~
第３期EDの万丈目の[[カード]]の中にこの[[カード]]らしき[[カード]]がわずかに確認する事ができるが、万丈目はこの[[カード]]を引き取りはしたものの使用した事はない。~

--アニメGXの「十代vs[[ユベル>《ユベル》]]」戦で[[ユベル>《ユベル》]]が使用した[[罠カード]]《ゼロ・ホール》の[[イラスト]]にて、穴の上からスパイク付きの鉄球が迫る様子が描かれている。~
//http://yugioh.wikia.com/wiki/Zero_Hole

--ちなみに、このキャラクターの声優を務めた楠大典は、後のアニメ5D'sで氷室仁の声を担当している。

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズ &ruby(ワールド){World}; &ruby(チャンピオンシップ){Championship}; 2007:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2007/]]ではアニメ準拠のデザインだったが、[[遊戯王デュエルモンスターズ &ruby(ワールド){World}; &ruby(チャンピオンシップ){Championship}; 2008:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]ではカード準拠のデザインとなった。~
また、｢[[遊戯王デュエルモンスターズ &ruby(ワールド){World}; &ruby(チャンピオンシップ){Championship}; 2008:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_wcs2008/]]」では対戦相手として登場。~
使用するデッキは当然[[【黒蠍】]]である。~
決めゼリフの練習をしている、[[デッキ]]名が「犯人はこの中にいます」など、アニメの影響が見られる。

**関連カード [#p0dbe7a9]
-[[黒蠍]]

-[[《レガシーハンター》]]

-[[《魂を削る死霊》]]
-[[《白い泥棒》]]
-[[《地獄将軍・メフィスト》]]
-[[《トゥーン・ヂェミナイ・エルフ》]]

-[[《本陣強襲》]]

-[[《朽ち果てた武将》]]
-[[《ゾンビタイガー》]]

-[[《追い剥ぎゴブリン》]]
-[[《Ｘ−セイバー エアベルン》]]
-[[《Ｘ−セイバー ウルベルム》]]

―《首領・ザルーグ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《黒蠍盗掘団》]]
-[[《黒蠍団召集》]]
-[[《ニードル・ウォール》]]
-[[《必殺！黒蠍コンビネーション》]]

**収録パック等 [#x80f0e40]
-[[BEGINNER'S EDITION 2]] BE2-JP228 &size(10){[[Super]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.5]] DL5-114 &size(10){[[Super]]};
-[[Pharaonic Guardian −王家の守護者−]] PH-29 &size(10){[[Ultra]],[[Parallel]]};

**FAQ [#me4ed868]
Ｑ：２つある[[効果]]の内、どちらを[[発動]]するか選択するのは[[効果発動時]]ですか？~
Ａ：はい、そうです。選択後は変更する事ができません。

Ｑ：[[自分]]が[[《追い剥ぎゴブリン》]]を[[発動]]している時に《首領・ザルーグ》で[[戦闘ダメージ]]を与えた時の[[チェーン]]順はどうなりますか？~
Ａ：「[[強制効果]]が[[チェーン]]１、[[任意効果]]が[[チェーン]]２であり、逆になることはない。」というのが[[チェーンを積む]]ときのルールです。~
　故に「１.[[《追い剥ぎゴブリン》]]」、「２.《首領・ザルーグ》」と[[チェーン]]を組み、逆順で処理します。~

Ｑ：[[相手]]の[[デッキ]]が１枚以下の場合この[[カード]]の[[墓地に送る]][[効果]]はどのようになりますか？（２枚[[墓地]]に送れないために[[効果]]が[[発動]]しないか、１枚[[墓地に送る]]か）~
Ａ：[[相手]]の[[デッキ]]が１枚以下の場合は[[デッキ]]から[[墓地に送る]][[効果]]自体が[[発動]]する事ができないためその[[効果]]を選択する事ができません。