*《&ruby(う){受};け&ruby(つ){継};がれる&ruby(ちから){力};/Gift of the Martyr》 [#a3b9327f]
 通常魔法
 自分フィールド上のモンスター１体を墓地に送る。
 自分フィールド上のモンスター１体を選択する。
 選択したモンスター１体の攻撃力は、
 発動ターンのエンドフェイズまで墓地に送った
 モンスターカードの攻撃力分アップする。

　[[THE LOST MILLENNIUM]]で登場した[[通常魔法]]。~
　[[自分]][[モンスター]]を[[墓地に送り>墓地に送る]]、[[単体強化]]を行う。~

　[[墓地に送った>墓地に送る]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を受け継ぐとはいえ、[[コスト]]を要求されるのは痛い。~
　さらには１[[ターン]]しか[[効果]]が持続しないため、[[《フォース》]]や[[装備魔法]]より優先度は落ちる。~

　しかし、[[墓地]]へ送られた時点での[[攻撃力]]で判定する為、[[妥協召喚]]可能な[[上級モンスター]]を[[墓地に送れ>墓地に送る]]ば、効率よく[[単体強化]]を行える。~
　[[《獣神機王バルバロスＵｒ》]]などの[[攻撃力]]の高い[[モンスター]]を[[墓地]]に送り、[[２回攻撃]][[モンスター]]や[[貫通]][[モンスター]]を選択すれば、[[１ターンキル]]も狙える。~
　また[[地縛神]]の[[攻撃力]]を上昇させて[[直接攻撃]]の威力を高めるのも一つの手である。~

　それ以外には[[《精神操作》]]と組み合わせるという手もある。~
　[[《精神操作》]]で[[コントロール]]を奪った[[モンスター]]は[[生け贄]]にできないが、｢[[墓地に送る]]｣ことは可能なのである。~

　また、[[カードの効果]]によって[[攻撃]]が封じられたり、[[エンドフェイズ]]時に[[自壊]]や[[墓地に送られる>墓地に送る]]ことが決まっている[[モンスター]]を使う手段もある。~
　[[《思い出のブランコ》]]や[[《黙する死者》]]、[[《滅びの爆裂疾風弾》]]、[[《黒炎弾》]]等を投入している場合は[[コンボ]]パーツとして利用できるかもしれない。


-[[イラスト]]では[[《モンク・ファイター》]]が[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]から力を受け継いでいる。~
[[英語名]]の「Martyr（殉教者、犠牲者）」から察するに、[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]はその正義の使命に殉じたのだろうか。~


-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vs岩丸」戦において十代が使用。~
[[《Ｅ・ＨＥＲＯ スパークマン》]]を[[墓地]]に送り、[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ネオス》]]の[[攻撃力]]を上昇させ《デミウルゴス ＥＭＡ》を撃破した。~
後の「十代vs佐藤先生」戦において佐藤先生が使用。~
[[コントロール奪取]]した[[《Ｎ・エア・ハミングバード》]]を[[コスト]]とし、同じく[[コントロール奪取]]した[[《Ｅ・ＨＥＲＯ バーストレディ》]]を[[強化]]した。~
第４期では十代＆明日香のペア[[デュエル]]において十代が使用。~
《サイバー・エンジェル−弁天−》を[[墓地に送って>墓地に送る]][[《Ｅ・ＨＥＲＯ フレア・ネオス》]]の[[攻撃力]]を上昇させた。~
だがそもそもこの[[カード]]を使わなくても[[《サイクロン》]]で[[《ミスト・ボディ》]]を[[破壊]]すれば簡単に勝てており、それが原因で十代と明日香の信頼にひびが入ってしまった。~

--アニメDMにおいて、城之内が類似した[[効果]]を持つ[[装備魔法]]《味方殺しの魔剣−バーニングソウル−》を使用している。

--ZEXAL�兇任蓮�[[守備力]]を永続的に上げる《ガードプラス》が登場している。

**関連カード [#pb2b4407]
-[[《Ｅ・ＨＥＲＯ ジ・アース》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《デュナミス・ヴァルキリア》]]
-[[《モンク・ファイター》]]

**収録パック等 [#a91b7cb2]
-[[THE LOST MILLENNIUM]] TLM-JP039
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP219

**FAQ [#aef9995e]
Ｑ：[[生け贄]]なしで[[召喚]]した[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]]を[[墓地]]に送った場合、[[攻撃力]]は何ポイントアップしますか？~
Ａ：[[墓地]]へ送られた時点での[[攻撃力]]で上昇値は判定しますので、2800ポイントアップします。~