速攻魔法 フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。 選択したモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズ時まで半分になる。
STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2で登場した速攻魔法。
表側表示モンスター1体の元々の攻撃力を、エンドフェイズまで半分にする効果を持つ。
ダメージステップ中に発動し、戦闘破壊を狙うのが基本となる。
類似する効果を持つ《突進》と比較すると、《突進》は自分のモンスターに対して発動することが多く無効化されにくいこと、守備表示モンスターに有効な点で勝るが、破壊できるモンスターの範囲はこちらの方が大きい。
総じて、速攻魔法であり攻撃にも防御にも使用できる汎用性の高いカードである。
基本は相手モンスターに対して発動するが、自分のモンスターに使用できることも考慮に入れておこう。
《奈落の落とし穴》等が発動された場合、攻撃力を下げることで回避できる。
他のカードとの兼ね合いは複雑なので「元々の攻撃力(巨大化・収縮について)」を必ず参照すること。
汎用性の高いカードであるため、様々なデッキに投入できる。
一般的なビートダウンである【スタンダード】等にも投入され、【お触れホルス】等の速攻魔法が主となるデッキでは特に活躍できる。
Q:同一モンスターに2枚発動し、攻撃力を1/4にすることは出来ますか?
A:いいえ、出来ません。
Q:装備魔法等で強化されているモンスターに対し発動した場合、計算はどのように行いますか?
A:まず《収縮》の効果で元々の攻撃力を半分にし、その後装備魔法等によるステータス変化を計算します。
例えば、攻撃力3000のモンスターが《デーモンの斧》を装備しているとします。
このモンスターに《収縮》を発動した場合、3000÷2=1500とした後で《デーモンの斧》の計算をし1500+1000=2500となります。
Q:《リミッター解除》で攻撃力が2倍になった《ナノブレイカー》(基本攻撃力1600)に《収縮》を発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:《リミッター解除》の効果をキャンセルして《収縮》の効果を計算するため、攻撃力は800になります。
なお、《リミッター解除》の攻撃力上昇はキャンセルされますが、エンドフェイズの破壊効果はキャンセルされません。
Q:逆に《収縮》で攻撃力が1/2になった《ナノブレイカー》(基本攻撃力1600)に《リミッター解除》を発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:800×2=1600となります。
Q:《巨大化》で攻撃力が2倍になった《ナノブレイカー》(元々の攻撃力1600)に《収縮》を発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
また、《収縮》で攻撃力が1/2になった《ナノブレイカー》(元々の攻撃力1600)に《巨大化》を発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
(《リミッター解除》は「攻撃力」を2倍にするが、《巨大化》は「元々の攻撃力」を2倍にするため、効果が異なる)
A:「元々の数値が2倍(もしくは半分)になる効果」が複数回適用される場合、後から発動した効果に上書きされます。
つまり「《巨大化》→《収縮》」ならば800に、「《収縮》→《巨大化》」ならば3200になります。
Q:攻撃力2000のモンスターが《突進》の効果で攻撃力2700となっています。
このモンスターに《収縮》を発動した場合、どうなりますか?
A:《突進》の上昇分はキャンセルされ、攻撃力は1000になります。
これは、《突進》の効果が、装備魔法等のように永続的な物ではないからです。
Q:リバース効果で攻撃力2400となった《ニュート》に発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:調整中(10/10/04)
Q:自身の効果で攻撃力がアップしている《カース・オブ・ヴァンパイア》・《E・HERO ガイア》・《ダーク・クルセイダー》・《カードガンナー》に発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:元々の攻撃力の半分になった状態から、自身の効果で攻撃力がアップします。
なお、《E・HERO ガイア》については調整中(10/10/04)
Q:「攻撃力は○○になる」効果を持つモンスターに効果を適用した場合はどうなりますか?
A:カードによって異なります。(09/06/12)
元々の攻撃力(守備力)を参照してください。