収縮(しゅうしゅく)/Shrink》

速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力はターン終了時まで半分になる。

 STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2で登場した速攻魔法
 フィールド表側表示モンスター1体の元々の攻撃力エンドフェイズ時まで半分にする効果を持つ。

 ダメージステップ中に相手モンスターを選択して発動すれば、戦闘破壊を狙える。
 《フレムベル・ヘルドッグ》《ハイドロゲドン》など、戦闘破壊をする事が重要になるモンスターでは相手ターンにおいても効果を発揮しやすくなる。
 また自分モンスターも選択できるため、《奈落の落とし穴》等を攻撃力を下げることで回避できるようにもなる。
 速攻魔法であるため扱いやすく、攻守両方に応用の利く汎用性が高いカードである。

 便利なカードだが、戦闘補助としては他のカードと競合する点が多い。
 自分モンスター攻撃力を直接上げる《一騎加勢》《蛮勇鱗粉》は、このカードで対処できない高守備力モンスターや近年では多い耐性を持ったモンスターに対処できる。
 同じく相手対象にとるカードには、自分モンスターに使う事で魔法・罠カードへの耐性が付けられる《禁じられた聖槍》や、《月の書》が存在する。
 このカードはそれらに比べるとメタ性能などの面でこれといったものが存在しないため、環境においての採用率は低い。
 一方で、明確なメタを想定しなかったりしなければ、ある程度どういったモンスターに対しても使える点は便利なので、迷ったらこのカードを投入してみるのもいいだろう。

関連カード

―名前関連

収録パック等

FAQ

Q:変化した数値は元々の攻撃力として扱いますか?
A:はい、元々の攻撃力として扱います。(14/04/03)

Q:同一モンスターに2枚発動し、攻撃力元々の攻撃力)を1/4にすることはできますか?
A:はい、できます。(14/05/30)

Q:装備魔法等で強化されているモンスターに対し発動した場合、計算はどのように行いますか?
A:まず《収縮》の効果で元々の攻撃力を半分にし、その後装備魔法等によるステータス変化を計算します。
 例えば、攻撃力3000のモンスター《デーモンの斧》を装備しているとします。
 このモンスターに《収縮》を発動した場合、3000÷2=1500とした後で《デーモンの斧》の計算をし1500+1000=2500となります。

Q:《リミッター解除》攻撃力が2倍になった《ナノブレイカー》(基本攻撃力1600)に《収縮》を発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:《リミッター解除》効果をキャンセルして《収縮》の効果を計算するため、攻撃力は800になります。
 なお、《リミッター解除》攻撃力上昇はキャンセルされますが、エンドフェイズ破壊効果はキャンセルされません。

Q:逆に《収縮》で攻撃力が1/2になった《ナノブレイカー》(基本攻撃力1600)に《リミッター解除》発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:800×2=1600となります。(14/05/30)

Q:《巨大化》攻撃力が2倍になった《ナノブレイカー》元々の攻撃力1600)に《収縮》を発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
 また、《収縮》で攻撃力が1/2になった《ナノブレイカー》元々の攻撃力1600)に《巨大化》発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:ライフポイント相手より少ない場合、1600÷2×2=1600となります。(14/05/30)

Q:《突進》効果攻撃力が上がっているモンスターにこのカード発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:元々の攻撃力の半分の数値に《突進》によるアップ分を加えた数値になります。(13/06/27)

Q:リバース効果攻撃力2400となった《ニュート》発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:1450になります。(13/09/15)

Q:自身の効果攻撃力がアップしている《カース・オブ・ヴァンパイア》《E・HERO ガイア》《ダーク・クルセイダー》《カードガンナー》発動した場合、攻撃力はどうなりますか?
A:元々の攻撃力の半分になった状態から、自身の効果攻撃力がアップします。(13/01/05)

Q:「攻撃力は○○になる」効果を持つモンスター効果適用した場合はどうなりますか?
A:カードによって異なります。(09/06/12)
  元々の攻撃力(守備力)を参照してください。

Q:攻撃力0の《青き眼の乙女》対象にこのカード発動できますか?
A:発動できます。(13/09/18)


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