通常魔法 (1):自分の墓地に闇属性モンスターが7体以上存在する場合、その内の5体を除外して発動できる。 自分はデッキから3枚ドローする。
PHANTOM DARKNESSで登場した通常魔法。
墓地の闇属性モンスターを5枚除外し、3枚ドローする効果を持つ。
3枚ものドローができるが、発動条件が厳しくデッキを選ぶ。
漫然とデュエルしていては満たす前に終了することも珍しくない量なので、【闇属性】だからと言って採用できるカードではない。
高速で墓地を肥やすデッキであっても、そのようなデッキは元々のコンセプトで墓地リソースに重きを置くことが多く、このカードによる除外がかえって問題になりやすい。
《魔導雑貨商人》を使えば発動条件を整えながらこのカードをサーチすることができるが、そもそもがドローソースにすぎないので、やや迂遠である。
性質上、いつ使っても最低2枚の闇属性モンスターは墓地に残ることなども考慮しつつ、コンセプトに合うデッキで採用できるかどうかというところだろう。
2回以上の発動はさらに厳しいので、採用する場合もピン挿しになりやすい。
ただし、除外はコストであり、《D−HERO ダイヤモンドガイ》の効果で墓地へ送ればノーコストで3枚ドローできる。
さらに《D−HERO ダイヤモンドガイ》が闇属性というのもあり、正規のコストを払っての発動が一応可能な範疇であり、踏み倒す前提のカードとしては幾分か腐るリスクが小さい。
そのため、【ダイヤモンドガイ】や【D−HERO】ではドローソースとして複数枚の採用も視野に入る。
《異次元の偵察機》や《ネクロフェイス》等の除外をトリガーとする闇属性モンスターとも一応相性は良い。
《ダーク・アームド・ドラゴン》の枚数調整にも採用可能であり、減らしすぎた場合も《奇跡の発掘》・《異次元からの埋葬》である程度フォローできる。
《終焉の精霊》であればアタッカーと墓地に除外した闇属性を戻す役割を兼任できる。
高速で墓地を肥やしつつデッキを回転させる未界域とは非常に相性が良い。
デッキを回すことでこのカードを手札に加える確率が上がり、その過程で墓地へ送られた未界域をコストに発動できる。
Q:除外するのはコストですか?
A:はい、コストです。(07/11/23)