エクシーズ・効果モンスター ランク５/闇属性/悪魔族/攻2600/守1700 レベル５モンスター×２ １ターンに１度、このカードのエクシーズ素材を１つ取り除き、 相手フィールド上に表側表示で存在するカード１枚を選択して発動できる。 選択したカードを破壊する。
EXTRA PACK 2012で登場する闇属性・悪魔族のエクシーズモンスター。
１ターンに１度、表側表示カードを破壊する効果を持つ。
レベル５モンスター２体とやや重いエクシーズ素材を持つが、サポートカードの豊富な闇属性であるため、【闇属性】や【悪魔族】で使用する場合も無理せずとも素材を準備することは可能。
《バイス・ドラゴン》・《簡易融合》と《ミストデーモン》を組み合わせることで１ターンで素材を揃えることもできる。
暗黒界は闇属性・悪魔族で統一されたカテゴリであり、特殊召喚効果を持つ《暗黒界の軍神 シルバ》と《暗黒界の武神 ゴルド》がいるため、相性が良い。
《始祖の守護者ティラス》と比較した場合、こちらは表側表示のカードしか破壊できないが、戦闘を介さずに任意のタイミングで発動できる点で勝る。
だがあちらと違い耐性を持たないため使い勝手があまり良くなく、あちらと対峙した際の相性もかなり悪い。
効果を使う前に《奈落の落とし穴》や《サンダー・ブレイク》で簡単に除去されてしまう点もあり、魔法・罠カード対策ならばあちらに劣る。
また、除去効果をモンスターに対して使用するなら同時にダメージも与えられ、デメリットがあるものの《迅雷の騎士ガイアドラグーン》と併用することで回避できる《Ｎｏ.６１ ヴォルカザウルス》に劣る。
そのため、こちらの仕事は主に戦闘できない《平和の使者》等のロックカードへの対処やメインフェイズ２での魔法・罠カード除去などだがこれらの機会はさほど多くない。
一応、モンスター・魔法・罠カード全てに対応できる点であちらに勝るが、１回の発動でライフ・アドバンテージとボード・アドバンテージを同時に稼ぐあちらに比べると、こちらは２回の発動でそれに準じた働きが得られることになる。
このカードの効果は１ターンに１度しか発動できないため、そうした運用を行うためにはこのカードを維持する必要がある。
しかし《強制脱出装置》や《次元幽閉》で手軽に除去できる以上このカードの維持は困難であり、また表側表示限定なので２回目の破壊対象が現れない可能性もある。