*《&ruby(じゅうきおう){重機王};ドボク・ザーク》 [#v2fdc930]
 エクシーズ・効果モンスター
 ランク5/地属性/機械族/攻3200/守2000
 レベル5モンスター×3
 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
 相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
 この効果で墓地へ送ったカードの中にモンスターカードがあった場合、
 その数まで相手フィールド上のカードを破壊する。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2475708.jpg

 [[V JUMP EDITION 6>V JUMP EDITION#h2443294]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[エクシーズモンスター]]。~
 [[相手]][[デッキ]]の[[カード]]を3枚[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、その中の[[モンスターカード]]の枚数だけ[[相手]][[フィールド上のカード]]を[[破壊]]できる[[効果]]を持つ。~

 [[上級モンスター]]を3体必要とする、非常に[[重い]][[モンスター]]である。~
 運用するならば専用[[デッキ]]を組む必要があるだろう。~
 少ない消費で[[エクシーズ召喚]]を狙うならば、[[《太陽の神官》]]や[[《バイス・ドラゴン》]]を[[《地獄の暴走召喚》]]で3体揃えるのが最も簡単だろう。~
 [[相手]]が暴走召喚した[[モンスター]]はこのカードの[[効果]]や[[攻撃]]で[[破壊]]してしまえば[[アドバンテージ]]差も無くせる。~
 同じ[[機械族]]を素材にするなら、[[《プロト・サイバー・ドラゴン》]]に[[《地獄の暴走召喚》]]を使用して[[《サイバー・ドラゴン》]]3体を[[特殊召喚]]すれば良い。~
 [[《リミット・リバース》]]等で[[特殊召喚]]した[[《人造木人18》]]に[[《機械複製術》]]を使うといった手段もある。

 上手くいけば3枚の[[カード]]を[[破壊]]できるが、余りに不安定すぎる。~
 安定して[[破壊]]を行うには、[[《風帝ライザー》]]等の[[効果]]で[[デッキトップ]]に[[モンスター]]を戻した場合か、[[《天変地異》]]で[[デッキトップ]]が[[モンスター]]の場合を狙うなど、工夫が必要となる。~
 仮に[[モンスター]]を落とせたとしても、[[墓地]]利用が豊富な現[[環境]]ではかえって相手に[[アドバンテージ]]を与えてしまう場合が多い。~
 出しにくいわりに[[耐性]]も一切ないので、[[破壊]]が目的ならば1体素材が少ない[[《始祖の守護者ティラス》]]の方が安定するだろう。~
 [[ステータス]]は[[ランク]]5の中では高いが、他の[[ランク]]5で[[戦闘破壊]]できない[[モンスター]]相手でも[[《No.61 ヴォルカザウルス》]]ならば確実に[[破壊]]した上に強烈な[[ダメージ]]を与えることができる。~
 [[アドバンテージ]]の観点でも、[[セット]]限定だが[[《発条装攻ゼンマイオー》]]ならば安定して2枚[[破壊]]できる。~
 一応[[発動]]した時点で[[破壊]]が確定していないため、[[《スターダスト・ドラゴン》]]や[[《我が身を盾に》]]によって[[無効化>無効]]されないという利点は存在する。~
 [[デッキ破壊]]の観点においても、重さの割りに1[[ターン]]に3枚しか削れないのでは、より効率のいい手段は多数存在する。~

 総じて、同[[ランク]]の[[エクシーズモンスター]]よりも素材が[[重い]]わりには使いづらい点が目立つ。~
 こちらを使うとすれば、[[《始祖の守護者ティラス》]]で[[戦闘破壊]]できずさらに[[効果]]による[[破壊]]への[[耐性]]をもつ[[モンスター]]を相手にする時くらいだろう。~
 その他どうしても複数枚の[[除去]]が必要な場合でも、素材に指定はあれど[[《セイクリッド・プレアデス》]]ならば[[相手]][[ターン]]でも使える[[バウンス]]により大抵は突破が可能である。~
 [[光属性]]以外の[[レベル]]5[[モンスター]]の展開に長けた[[デッキ]]でもなければ優先する理由はないと言っていいだろう。

-見た目や[[攻撃]]名を見るに、モデルはバケットホイールエクスカベーター(Bucket Wheel Excavator)だろう。~
露天採掘に用いられる掘削機械で、その巨大さは全長200mを軽く超え、「世界一大きな自走機械」としてギネスに登録されている機種もある程である。~
[[イラスト]]でも確認できる歯車状の部分(バケットホイール)を回転させて鉱物を削り取り、ベルトコンベアーで運搬する事で連続掘削を可能としたのが大きな特徴とされている。

-「ドボク・ザーク」は、「土木工事」とチェコの作曲家「ドヴォルザーク」をかけたものだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメZEXALの「遊馬vsショーベェ」戦においてショーベェが使用。~
《掘削重機ストロングショベル》・《整地重機ロードローラー》・[[《穿孔重機ドリルジャンボ》]]を[[エクシーズ素材]]として[[エクシーズ召喚]]された。~
[[効果]]で[[《ゴブリンドバーグ》]]・[[《ゴゴゴゴーレム》]]・[[《破天荒な風》]]を遊馬の[[デッキ]]から[[墓地]]に送ることで、[[《ガガガマジシャン》]]と《プリプリースト》を[[破壊]]し、遊馬を追い詰めた。~
しかし、[[《クリボルト》]]の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]を奪われ、さらに[[《ミニマム・ガッツ》]]で[[攻撃力]]を0にされた後、[[《クリボルト》]]に[[戦闘破壊]]された。~
//高い[[攻撃力]]とその[[モンスター効果]]によって遊馬を追い詰めたが、[[《クリボルト》]]の[[効果]]で[[エクシーズ素材]]を奪われ、さらに[[魔法カード]]《ミニマム・ガッツ》で[[攻撃力]]を0にされる。~
そして、[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]の高さが災いし、[[《ミニマム・ガッツ》]]の[[効果ダメージ]]によって敗北した。~
[[攻撃]]名は「アルティメット・バケットホイール」、[[効果]]名は「マウンテンクラッシャー」。~
//字幕だと中黒はありませんでした。~
//アニメ公式のモンスター・エクシーズ図鑑ではあったのでこちらで。

--アニメでは[[モンスター]]しか[[破壊]]できなかったため、OCG化の際に強化されている。

//-コナミのゲーム作品において―~

//-神話・伝承において―~

//**関連カード [#s9a1f828]

//―《重機王ドボク・ザーク》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#p2b43840]
-[[V JUMP EDITION 6>V JUMP EDITION#h2443294]] VE06-JP003 &size(10){[[Ultra]]};

**FAQ [#t26b1a10]
Q:この[[カードの効果]]で[[モンスター]]を3枚[[墓地]]へ送った場合、必ず[[相手]][[フィールド上のカード]]を3枚選択して[[破壊]]する必要がありますか?(3枚だった場合、0〜3のいずれの数でもよいのか)~
A:その場合、1〜3枚選択して[[破壊]]します。また、0枚という選択はできません。(12/01/07)

Q:[[相手]]の[[デッキ]]の[[カード]]が3枚未満の時にこの[[カードの効果]]は[[発動]]できますか?~
A:いいえ、[[発動]]できません。(12/01/07)

Q:[[効果解決時]]に[[相手]]の[[デッキ]]の[[カード]]の枚数が3枚未満になった場合、[[墓地へ送る]][[効果]]は[[適用]]されますか?~
A:はい、[[適用]]されます。(12/01/07)

Q:この[[カードの効果]]を[[発動]]した場合、[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
A:[[破壊]]が不確定であるため[[発動]]できません。(12/01/07)

Q:[[《天変地異》]]が存在し、[[相手]]の[[デッキ]]の上の[[カード]]が[[モンスター]]と判明してる状況でこの[[カードの効果]]を[[発動]]した場合、[[《スターダスト・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[発動]]できますか?~
//A:はい、[[発動]]できます。(12/03/14)
A:[[調整中]]。(12/07/04)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
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//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。