エクシーズ・効果モンスター ランク5/地属性/機械族/攻3200/守2000 レベル5モンスター×3 1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。 相手のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。 この効果で墓地へ送ったカードの中にモンスターカードがあった場合、 その数まで相手フィールド上のカードを破壊する。
V JUMP EDITION 6で登場した地属性・機械族のエクシーズモンスター。
相手デッキのカードを3枚墓地へ送り、その中のモンスターカードの枚数だけ相手フィールド上のカードを破壊できる起動効果を持つ。
上級モンスターを3体必要とする、非常に重いモンスターである。
普通のデッキで揃えるのは大変だが、聖刻の効果と《簡易融合》を活用すればディスアドバンテージを少なくしてエクシーズ召喚できる。
《太陽の神官》や《バイス・ドラゴン》を《地獄の暴走召喚》で3体揃えるのも手で、相手が特殊召喚したモンスターはこのカードの効果や攻撃で破壊してしまえばアドバンテージ差も無くせる。
【機械族】ならば《人造木人18》や《サテライト・キャノン》に《機械複製術》を使ったり、ガジェット等を《血の代償》でそろえた後、《穿孔重機ドリルジャンボ》でレベルを5に揃えたりする手もある。
効果は3枚のデッキ破壊と、送ったカードによって追加効果が発生するというもの。
モンスターの場合は相手のカードを破壊でき、魔法・罠カードでも制限カードやエクシーズモンスターが苦手とするカードを落とせるため、既存のデッキ破壊と比べて相手を有利にする事は少ない。
発動した時点で破壊が確定していないため、《スターダスト・ドラゴン》や《我が身を盾に》によって無効化されない利点が存在する。
破壊を行う場合には、《風帝ライザー》等の効果でデッキトップにモンスターを戻したり、《天変地異》でデッキトップがモンスターの場合を狙ったりする事で効果を補助できる。
しかし、3体も素材を要求するわりにはあまりにも不安定すぎる効果と、耐性が一切ないのが悩みの種。
1体素材が少ない《No.61 ヴォルカザウルス》・《始祖の守護者ティラス》らの破壊効果に安定性は劣り、場合によっては相手の墓地を肥やすだけにもなりかねない。
打点要員としても、1体素材が少ない《No.19 フリーザードン》に重ねられる《FA−クリスタル・ゼロ・ランサー》の方が攻撃力が高く、あちらは耐性もある。
また、同素材数には《CNo.101 S・H・Dark Knight》という強力なライバルがおり、特殊召喚されたモンスター限定だがエクシーズ素材の消費なしで吸収して確実に除去する事ができる。
さらに、同素材数の《No.53 偽骸神 Heart−eartH》は壁としてしか使えないが《No.92 偽骸神龍 Heart−eartH Dragon》を特殊召喚できる。
前述のようなサポートも使用すれば、ある程度の働きが期待できるが、重いこのカードとそれらを両立するのはやはり難しい。
無暗に採用しても単純にエクストラデッキに圧迫するだけになりかねない場合もあるため採用はよく考えたい。
使うなら《エクシーズ・ヴェール》や《エクシーズ・トライバル》で耐性を与えておきたい。
【デッキ破壊】では、重さの割りに1ターンに3枚しか削れない上に、相性のいいカードが《ヴァンパイア・ロード》・《黒蠍−強力のゴーグ》くらいなので使いにくい。
《メタモルポット》とレベル3モンスターに《タンホイザーゲート》を使うなどの工夫が必要となる。
《RUM−アストラル・フォース》に対応し、《ギアギアギア XG》からランクアップできる。
あちらも3体を素材とするが、こちらよりは格段に並べやすく属性・種族サポートも共有できるためあちらから狙ってみるのも手である。
また《黄血鬼》を《発条機甲ゼンマイスター》に使う手や、《DNA改造手術》等で他のエクシーズモンスターからランクアップを狙う手もある。
どれもコンボ性が高いものの、上記の通りライバルは多く使い勝手がいいものはたくさんあるため、正規で出すよりは差別化が図りやすく出しやすい。
Q:このカードの効果でモンスターを3枚墓地へ送った場合、必ず相手フィールド上のカードを3枚選択して破壊する必要がありますか?(3枚だった場合、0〜3のいずれの数でもよいのか)
A:その場合、1〜3枚選択して破壊します。また、0枚という選択はできません。(12/07/22)
Q:相手のデッキのカードが3枚未満の時にこのカードの効果は発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(12/01/07)
Q:効果解決時に相手のデッキのカードの枚数が3枚未満になった場合、墓地へ送る効果は適用されますか?
A:はい、適用されます。(12/01/07)
Q:デッキの上からカードを墓地へ送るのと相手フィールド上のカードを破壊するのは同時ですか?
A:いいえ、デッキの上からカードを墓地へ送った後、その中に含まれるモンスターカードの数までフィールド上のカードを破壊する、といった順に処理を行います。(12/07/22)
Q:相手フィールド上のカードが存在しない時にこのカードの効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(12/07/22)
Q:このカードの効果を発動した場合、《スターダスト・ドラゴン》の効果を発動できますか?
A:破壊が不確定であるため発動できません。(12/01/07)
Q:《天変地異》が存在し、相手のデッキの上のカードがモンスターと判明している状況でこのカードの効果を発動した場合、《スターダスト・ドラゴン》の効果を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(14/05/25)