*《&ruby(じゅうばくげきん){重爆撃禽}; ボム・フェネクス/Blaze Fenix, the Burning Bombardment Bird》 [#l6060170]
 融合・効果モンスター
 星8/炎属性/炎族/攻2800/守2300
 機械族モンスター+炎族モンスター
 自分のメインフェイズ時、フィールド上に存在するカード1枚につき
 300ポイントダメージを相手ライフに与える事ができる。
 この効果を発動するターンこのカードは攻撃する事ができない。
 この効果は1ターンに1度しか使用できない。

 [[PREMIUM PACK 13>PREMIUM PACK#ie6ec2d4]]で登場した[[炎属性]]・[[炎族]]の[[融合モンスター]]。~
 [[攻撃]]を放棄する代わり、場の[[カード]]の枚数に依存する[[バーン]]を行う[[起動効果]]を持つ。~

 [[《起爆獣ヴァルカノン》]]と同じ[[融合素材]]を使い、あちらよりも高い[[攻撃力]]を持っている。~
 あちらと異なり[[戦闘]]面での活躍も望めるほか、[[蘇生]]しても[[効果]]が使え[[カード]]が豊富な序盤から[[召喚]]しても性能を活かせるのが強み。~
 更にその[[属性]]と高い[[攻撃力]]から、強力な[[バーン]][[カード]]である[[《火霊術−「紅」》]]も活用でき、[[効果]]の後に続けて使えば凄まじい[[ダメージ]]になる。~
 だが、終盤の[[お互い]]に[[手札]]・[[フィールド]]の尽きた状況になってくるとこちらより[[《起爆獣ヴァルカノン》]]の方が高い[[火力]]を発揮する事も考えられる。~
 しかし、両者を採用していれば状況によって使い分ける事ができる。~
 [[融合召喚]]する上での注意点は[[《起爆獣ヴァルカノン》]]を参照。~

 [[お互い]]の[[フィールド]]にこの[[カード]]を含めて3枚ずつの[[カード]]があれば、1回に与える[[ダメージ]]は実に1800ポイントにもなるので、[[バーン]]としてはかなり強力な部類になる。~
 特に[[フィールド]]に多くの[[カード]]を[[セット]]する[[ロック]][[デッキ]]に対しては大きな[[効果]]を発揮する。~
 逆に[[自分]]が[[ロック]][[デッキ]]を使用する場合も自然と[[ダメージ]]が大きくなるうえ、元から[[攻撃]]できない状況なら[[バーン]][[効果]]に伴う[[攻撃]]不可の[[デメリット]]も気にならないので相性がいい。~
 [[炎族]]はもちろんのこと、[[機械族]]にも[[《ボーガニアン》]]や[[《マジック・キャンセラー》]]などの[[ロック]]と相性のいい[[モンスター]]がいるので、この[[カード]]を中心にした[[【ロックバーン】]]を組んでみるのも面白いだろう。

 [[フィールド]]に[[カード]]を増やすことで[[バーン]][[ダメージ]]を底上げでき、特に[[トークン]]を生成する[[カード]]はたくさんの[[モンスター]]を増やせるので相性がいい。~
 [[《おジャマトリオ》]]・[[《スケープ・ゴート》]]などはもちろん、[[《リバイバル・ギフト》]]は[[融合素材]]の確保と[[ダメージ]]の増加を一度に行える。~
 [[《ボルト・ヘッジホッグ》]]は[[融合素材]]となれる[[機械族]]であり、[[チューナー]]が存在すれば[[蘇生]]できるので手軽に[[ダメージ]]を増やす事ができる。~
 更に、[[墓地]]に2体いれば[[炎族]]である[[《ダイガスタ・フェニクス》]]と共に[[フィールド]]に並べる事で、[[融合素材]]を揃える事もできる。~
 [[《心鎮壷》]]・[[《心鎮壷のレプリカ》]]は[[伏せカード]]を固定することで戦術を成功させやすくしつつ、最低でも前者は1200・後者は900の[[ダメージ]]を約束してくれる。~
 [[《カースド・フィグ》]]でも同様のことができるが、こちらは[[種族]]等の面で相性が悪い。~
 [[相手]]の[[セット]]を強要する[[《魔封じの芳香》]]も相性が良い。~
// [[罠カード]]がやや多くなるが、[[《超融合》]]で相手の[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]を[[融合素材]]にすることで対策が可能。

-[[【ディフォーマー】]]には多くの[[機械族]]に加え、[[炎族]]の[[《D・チャッカン》]]も存在するので相性が良い。~
弱点である低[[攻撃力]]を補えるほか、[[ディフォーマー]]には専用の[[ロック]][[カード]]がいくつか存在するため、この[[カード]]の[[バーン]][[効果]]を十分に活かせるだろう。

-[[攻撃]]を行う必要が無いため、[[《チェーン・マテリアル》]]と[[《フュージョン・ゲート》]]を利用した[[融合召喚]]でも[[効果]]を発揮できる。~
[[フィールド]]上に[[《フュージョン・ゲート》]]含め6枚の[[カード]]がある場合に、[[《チェーン・マテリアル》]]で補助して3体[[融合召喚]]すれば[[1ターンキル]]が可能。~
[[《E・HERO エリクシーラー》]]と[[《E・HERO ノヴァマスター》]]を絡める事で、[[無限ループ]]による[[1ターンキル]]も起こせる。(→[[【マテリアル1キル】>【マテリアル1キル】#y19e7387]])~
また、[[効果]]の[[発動]]タイミングが[[《起爆獣ヴァルカノン》]]と違い[[融合召喚成功>融合召喚に成功した]]時だけに制限されていないため、[[《幻想召喚師》]]で[[特殊召喚]]してもいいだろう。~

-「禽」は鳥類の事で、猛禽等の表記に使われる他、単体で「とり」とも読む。~
「重爆撃機」とかけたネーミングだろう。~
なお、読みは「じゅうばく''げきん''」であり、「じゅうばく''げききん''」ではないため、[[宣言]]の際には注意したい。

-[[カード名]]や[[効果]]名などから、モチーフとなっているのは不死鳥とも呼ばれる「[[フェニックス(Phoenix)>《不死之炎鳥》]]」であると思われる。~
その中でもソロモン72柱の1柱である「フェネクス(Phenex)」がより近いだろう。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画5D'sにおける「遊星vsボマー」戦にてボマーが使用した、対ジャック用に用意していた切り札。~
[[魔法カード]]《エクストラ・フュージョン》によって、[[エクストラデッキ]]の[[融合モンスター]]《爆撃獣ファイヤ・ボンバー》と《空爆翼ファイア・バード》を[[融合素材]]として[[融合召喚]]された。~
自身の[[効果ダメージ]]で追い詰めるが[[攻撃宣言]]時に遊星の[[速攻魔法]]《カウンター・ソード》によって[[攻撃力]]を半減させられ、[[《セブン・ソード・ウォリアー》]]に[[戦闘破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「&ruby(フェネクス・ダイブ・アタック){不死魔鳥急降下撃};」、[[効果]]名は「&ruby(フェネクス・ビッグ・エアレイド){不死魔鳥大空襲};」。

--漫画では[[効果]]を[[使用]]した[[ターン]][[攻撃]]不可になる[[デメリット]]が無かった。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE6>ゲーム付属カード]]でボマーが使用し、漫画版の[[カード]]だが専用ボイスが存在する。~
なぜか[[相手]][[フィールド]]上に[[モンスター]]がいなくても[[《起爆獣ヴァルカノン》]]を優先して[[融合召喚]]され、この[[カード]]が[[融合召喚]]されにくい。~
ただし[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]は例外でこの[[カード]]を[[融合召喚]]する。

**関連カード [#rdd88964]
-[[《起爆獣ヴァルカノン》]]

-[[《ブラッド・メフィスト》]]
-[[《CX 激烈華戦艦タオヤメ》]]

-[[《仕込みマシンガン》]]
-[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]

//―《重爆撃禽 ボム・フェネクス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#u2addcca]
-[[【マテリアル1キル】]]
-[[【起爆獣ヴァルカノン】]]

**収録パック等 [#b1a831ff]
-[[PREMIUM PACK 13>PREMIUM PACK#ie6ec2d4]] PP13-JP004 &size(10){[[Secret]]};

**FAQ [#od39674c]
Q:[[効果発動時]]と[[効果解決時]]のどちらの数を参照しますか?~
A:[[効果解決時]]の数を参照します。(10/12/23)

//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。