通常罠 自分と相手フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの表示形式を変更する。
混沌を制す者で登場した通常罠。
お互いのフィールド上に存在する表側表示モンスターの表示形式を全て変更する。
《イタクァの暴風》とは異なり、自分のモンスターも影響を受ける。
お互いのモンスターに効果が及ぶが、自分のターンで使う場合は、その前にモンスターを守備表示にしておく事で、影響を回避できる。
相手ターンに使う場合は相手の攻撃を妨害することが主な使い方なので、自分のターンで表示形式を元に戻せば、あまり問題はない。
《エネミーコントローラー》等で守備表示にされた自分のモンスターを即座に攻撃表示に出来る点では《イタクァの暴風》よりも勝っている。
守備力の低いものが多いレベル5・6のモンスターの多くを戦闘で破壊しやすくなる。
さらに、《ドリーム・ピエロ》や《ブレードラビット》とコンボすればモンスター除去として働く。
《シールドクラッシュ》・《忍者マスター SASUKE》等、汎用性の高いカードと組み合わせることもできる。
相手の《聖なるバリア−ミラーフォース−》にチェーンすることで自分の攻撃モンスターを守ることも可能。
地味ながら様々な使い方のできるカードである。
このカードの絶好のカモは《スケープ・ゴート》であろう。
4体の弱小モンスター全てが攻撃表示となるということは、相手にとって生半可な痛みのはずがない。
【フィフティ・フィフティ】では攻撃表示とした《おジャマトリオ》を標的としてダメージを与えるコンボができる。
また、《邪悪なるバリア −ダーク・フォース−》と併用することで、相手の攻撃表示のモンスターをすべて除外することも可能。
まず相手の攻撃宣言時に《邪悪なるバリア −ダーク・フォース−》を発動。
それにチェーンする形で、《重力解除》を発動する。
そうすることで、逆順処理で《重力解除》の効果が発動された後に《邪悪なるバリア −ダーク・フォース−》の効果が発動するので、相手フィールド上の攻撃モンスターをすべて除外することができる。
ただし空撃ちには注意が必要。
相手フィールド上に守備表示モンスターがいないとそもそも《邪悪なるバリア −ダーク・フォース−》が発動できない。
しかもこの時《重力解除》ではなく《進入禁止!No Entry!!》を使えば確実に相手モンスター全てを除外できる。
―重力に関するカード