*《&ruby(じゅくれん){熟練};の&ruby(くろまじゅつし){黒魔術師};/Skilled Dark Magician》 [#ta153f20]
 効果モンスター
 星4/闇属性/魔法使い族/攻1900/守1700
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 自分または相手が魔法カードを発動する度に、
 このカードに魔力カウンターを1つ置く(最大3つまで)。
 魔力カウンターが3つ乗っているこのカードをリリースする事で、
 自分の手札・デッキ・墓地から「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。

 [[黒魔導の覇者]]で登場した、[[闇属性]]・[[魔法使い族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[魔法カード]]が[[発動]]する度に[[魔力カウンター]]を乗せる[[永続効果]]と、[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]する[[起動効果]]を持つ。~
 [[《ブラック・マジシャン》]]の[[サポートカード]]の一枚であり、実質的な[[《ブラック・マジシャン》]]の下位種。~

 1900という高い[[攻撃力]]を持ち、同[[レベル]]・同[[攻撃力]]の[[魔法使い族]]である[[《ヂェミナイ・エルフ》]]よりも[[守備力]]が高い。~
 [[除外]]以外の全ての領域から[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]できるので、専用[[デッキ]]には[[必須カード]]となる。~
 [[【ブラック・マジシャン】]]のみならず、純粋な[[種族]][[デッキ]]としての[[【魔法使い族】]]でも単純な[[アタッカー]]として重宝される。~

 [[相手]]の[[魔法カード]]の[[発動]]でも[[魔力カウンター]]が乗るため、3つ乗せるのは比較的容易い。~
 だが悠長に構えていると[[除去]]の的になりやすい。[[魔法>魔法カード]]といっても[[《地砕き》]]や[[《ライトニング・ボルテックス》]]が飛んできたら無意味なのだ。~
 [[《月の書》]]で[[裏側表示]]にされてしまっても、[[魔力カウンター]]がリセットされるので当然アウト。~
 狙いがあからさまで警戒されてしまいやすいのも痛いところである。~
 [[特殊召喚]]を狙うならある程度[[魔法カード]]を[[手札]]に温存し、[[召喚]]後は素早く[[魔力カウンター]]を乗せて[[効果]][[発動]]に繋げたいところ。~
 しかし、そうすると必然的に[[手札]]を一気に消費してしまいやすく、[[特殊召喚]]した[[《ブラック・マジシャン》]]があっさり[[除去]]されると非常に厳しい。~
 [[《トゥーンのもくじ》]]ならば[[手札]]を浪費せずに済む上、連続[[発動]]で[[魔力カウンター]]を溜めて即座に[[効果]]を[[発動]]させる事ができる。~
 他にも[[《テラ・フォーミング》]]や[[《魔力掌握》]]等を利用することで、[[手札]]を減らす事無く[[魔力カウンター]]を貯める事が可能。
  
-[[【魔法使い族】]]で使う場合も[[《ブラック・マジシャン》]]を1体投入しておけば、意外な所で活躍することもある。~
[[魔力カウンター]]が貯まっても注意して使わなければならないが、ステータスの高さもあって、それなりに使い勝手は良いサポーターだと言える。~

-[[魔法カード]]の[[効果]]処理時が[[魔力カウンター]]を乗せるタイミングとなる。~
[[発動]]が条件であるため、[[カウンター罠]]などで[[魔法カード]]の[[発動]]を[[無効]]にされると[[魔力カウンター]]は乗らない。

-[[手札]]・[[デッキ]]・[[墓地]]に、[[《ブラック・マジシャン》]]がいない状態で[[起動効果]]を[[発動]]することは[[空撃ち]]になるため不可能。~

-対となる[[モンスター]]に、[[《バスター・ブレイダー》]]が[[召喚]]できる[[《熟練の白魔導師》]]がいる。~
おそらくは共に[[《超魔導剣士−ブラック・パラディン》]]を[[召喚]]させるための布石としてデザインされたのだろう。~
しかし[[手札融合]]や[[デッキ]]から[[墓地]]送り、ということが多いため出番は少ない。

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「KCグランプリ編」における「闇遊戯VSヴィヴィアン」戦において遊戯が[[召喚]]。~
アニメオリジナル「KCグランプリ編」における「闇遊戯VSヴィヴィアン」戦において闇遊戯が[[召喚]]。~
[[《強欲な壺》]]・[[《竜破壊の証》]]・[[《死者転生》]]で1[[ターン]]で[[魔力カウンター]]を乗せきって[[効果]]を[[発動]]させるという、まさに視聴者に教授するように使われた。~
このとき[[魔力カウンター]]が乗るたびに両肩と胸元の装飾に光が灯る描写がなされた。~
なお、劇場版「光のピラミッド」では遊戯の[[デッキ]]には2枚入っているのが確認されている(小説版付録のデッキリストによる)。

--アニメGXでは覇王十代の側近五人衆の一人として登場。~
[[《熟練の白魔導師》]]とタッグを組んでエドと[[デュエル]]し、[[《D−HERO Bloo−D》]]によって敗れた。

--アニメ5D'sでカップラーメンマンに負けた男が持っていたのを確認できる。~

**関連カード [#r94c92c4]
-[[《ブラック・マジシャン》]]

-[[《熟練の白魔導師》]]

―[[《ブラック・マジシャン》]]を[[特殊召喚]]する

-[[《黒魔術のカーテン》]]
-[[《賢者の宝石》]]

**収録パック等 [#ed32c538]
-[[EXPERT EDITION Volume.1]] EE1-JP120 &size(10){[[Rare]]};
-[[黒魔導の覇者]] 303-011 &size(10){[[Super]]};
-[[STRUCTURE DECK−遊戯編− Volume.2]] SY2-015
-[[ストラクチャーデッキ−魔法使いの裁き−]] SD6-JP006
-[[ストラクチャーデッキ−ロード・オブ・マジシャン−]] SD16-JP010

**FAQ [#o3e6bd5c]
Q:[[特殊召喚]]する[[《ブラック・マジシャン》]]を選ぶタイミングはどのタイミングですか?~
A:[[効果解決時]]に[[特殊召喚]]する[[《ブラック・マジシャン》]]を選択します。 (08/12/08)

Q:[[対象をとる効果>対象をとる(指定する)効果]]ですか?~
A:[[対象をとらない効果>対象をとる(指定する)効果]]です。(08/12/08)

Q:このカードを含めて[[自分]][[フィールド]]上に5体の[[モンスター]]がいるとき、[[効果]]を発動できますか?~
A:できます。(10/05/09)