俊足(しゅんそく)なカバ バリキテリウム/Dynatherium》

効果モンスター
星4/風属性/獣族/攻1600/守 600
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードの(1)の方法で特殊召喚に成功した場合に発動する。
相手は、自分または相手の墓地からレベル4モンスター1体を選び、自身のフィールドに特殊召喚できる。

 PREMIUM PACK 16で登場した風属性獣族下級モンスター
 自身を手札から特殊召喚する召喚ルール効果、その方法で特殊召喚に成功した時に相手レベルモンスター1体を選んで蘇生できる誘発効果を持つ。

 《俊足のギラザウルス》と良く似た効果だが、レベル属性種族は異なるためまずその点で差別化を行うことになる。
 風属性獣族どちらのレベルモンスターとしても、希少な自己特殊召喚能力を持つ。
 風属性としての利点は主に《電光千鳥》《ハーピィズペット幻竜》への対応があり、後述のデメリットディスアドバンテージを補えるだけの能力を持っている。
 獣族としては《チェーンドッグ》自己再生条件を満たし、エクシーズ召喚を狙いやすくできるという点に大きな意味合いがあるが、デメリットによりコンボを阻害されやすい。

 相手蘇生を行わせるデメリットは、対象レベル4のみと限定されているため、《俊足のギラザウルス》に比べると強力なモンスター蘇生されるリスクは小さくなっている。
 お互い墓地レベルモンスターが居なければノーデメリットとなるが、相手レベルモンスターを採用していることは珍しくない。
 また、シンクロ召喚主体の場合をのぞけば、このカードの性質上自分デッキレベル4主体であることが殆どであり、蘇生される可能性は高い。
 墓地モンスターを残さないデッキで使う、あるいは《俊足のギラザウルス》と同じように最初のターンで使用したいところである。

 しかしそううまくいくことは少なく、エクシーズ召喚したモンスター蘇生されたモンスター戦闘破壊するのが主となるだろう。
 何が蘇生されるかは大方見当がつくので、処理するのはそう難しいことではない。
 展開を妨害されて処理に失敗し、デメリットだけ残ってしまうようなことがないように心がけたい。
 他にも、相手墓地《E・HERO エアーマン》等が存在すると、かなり使いにくいカードと化す。
 このデメリットは十分考慮したうえで運用したい。

 一方で、《励輝士 ヴェルズビュート》を使う場合は相手フィールドカードが増えるため、全体除去発動条件を満たしやすくなる。
 また、自分墓地からレベル4を蘇生された場合、《洗脳解除》を使うことで自分のアドバンテージになる。

関連カード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:自身を特殊召喚する効果チェーンブロックが作られますか?
A:いいえ、作られません。(13/12/21)

Q:お互いの墓地にレベル4モンスターが存在しない場合、特殊召喚できますか?
A:できます。(13/12/21)

Q:墓地から特殊召喚する効果チェーンブロックが作られますか?
A:はい、誘発効果チェーンブロックが作られます。(13/12/21)

Q:誘発効果は必ず発動するのですか?
A:はい、必ず発動します。(17/04/01)

Q:誘発効果対象をとる(指定する)効果ですか?
A:いいえ、対象をとる(指定する)効果ではありません。(17/04/01)


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