効果モンスター 星３/地属性/恐竜族/攻1400/守 400 このカードは手札から特殊召喚する事ができる。 この効果で特殊召喚に成功した場合、 相手は相手の墓地に存在するモンスター１体を 選択して特殊召喚する事ができる。
Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場した、地属性・恐竜族の下級モンスター。
1400の攻撃力と、自身を特殊召喚する召喚ルール効果と、その成功の際、相手が墓地から特殊召喚できる誘発効果を持つ。
レベル３の恐竜族モンスターとしては攻撃力が割と高い。
趣旨は異なるが、《切り込み隊長》のように召喚補助を行うことができる。
このカードを特殊召喚した後にチューナーを通常召喚すればシンクロ召喚ができる。
相手の墓地にモンスターが居ない序盤ならデメリット無しで特殊召喚できる。
特殊召喚後、《大進化薬》の発動コストにして恐竜族上級モンスターを召喚したり、《狩猟本能》とコンボできる。
《暗黒ドリケラトプス》や《究極恐獣》等を召喚すれば、相手に蘇生を許してしまうデメリットも軽減できる。
また、強力なモンスター、特に上級モンスターを蘇生させるデメリットを逆手に取り、《風帝ライザー》や《氷結界の龍 ブリューナク》に繋げるのも良いだろう。
どちらも自身を特殊召喚できるこのカードと相性が良い。
手札に上級モンスターがある状態で《化石調査》でこのカードをサーチしてみるのも面白いだろう。
《地獄の暴走召喚》とは比較的相性が良い。
別個に通常召喚できるため、これらをリリースして《神獣王バルバロス》や三邪神を召喚するのも良い。
また、《カオスポッド》のサポートカードとして地味に有効でもある。
さらに、《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》の処理範囲を無理やり広げることが出来ることは、覚えておいて損はない。
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》をちらつかせる事で相手は蘇生したくても出来ない状態になるためデメリットを軽減できる。
【次元帝】との相性もよく、相手の墓地にモンスターがいない状況を作り出すことで、ノーリスクで帝召喚につなげられる。
ランク３のエクシーズモンスターをエクシーズ召喚するのも容易に狙う事ができる。
【恐竜族】では、出すのを《グレンザウルス》のみにすれば墓地に落ちても《一族の結束》の効果を阻害しない点はありがたい。
しかし、相手モンスターの墓地からの蘇生を許すだけで無く、その蘇生に関する制限が一切ない。
つまり事実上は完全蘇生になるため、使う状況を１歩間違えれば自分の首を絞めかねないという、テクニックを要求されるモンスターである。
単に１体分のリリースを確保するだけならば、他にも様々なトークン生成カード、モンスターにしても《ジェスター・コンフィ》や《マジック・ストライカー》等ノーリスクのカードが存在する。
あえて使用するならば、このカードならではのコンボやシナジーを活かしたデッキに採用したい。
このモンスターの召喚を特殊召喚扱いにする事ができる。 特殊召喚扱いにした場合、相手の墓地から相手は モンスター１体を特殊召喚する事ができる。「特殊召喚できる」ではなく「召喚を特殊召喚扱いにできる」という珍しい表現であった。
―ドロマエオサウルス科
Ｑ：相手の墓地にモンスターが存在しなくてもこのカードを特殊召喚できますか？
Ａ：はい、できます。この場合、その後の誘発効果は発動すらしません。(11/05/12)
Ｑ：特殊召喚時の誘発効果は必ず発動させますか？
Ａ：墓地からモンスターを特殊召喚するかどうかは、相手プレイヤーが選びます。
特殊召喚するを選ぶ場合発動し、特殊召喚しないを選択する場合発動すらしません。(11/05/13)
Ｑ：誘発効果は対象をとる（指定する）効果ですか？
Ａ：調整中(11/05/01)
Ｑ：《王家の眠る谷−ネクロバレー》との関係は、どうなっていますか？
Ａ：｢召喚ルール効果｣と｢誘発効果｣は分割されているため、《王家の眠る谷−ネクロバレー》が発動していても特殊召喚は可能です。
そして誘発効果は発動はできますが無効になります。(11/05/01)
勿論、《墓守の長》がいるならば、《墓守の長》のいる側に関しては墓地からの蘇生が有効になります。
Ｑ：自身の効果によって手札から特殊召喚する場合、表側攻撃表示でしか特殊召喚できないのでしょうか？
Ａ：いいえ、表側守備表示で特殊召喚する事もできます。(11/08/13)