効果モンスター 星3/地属性/恐竜族/攻1400/守 400 このカードは手札から特殊召喚する事ができる。 この効果で特殊召喚に成功した時、 相手は相手の墓地に存在するモンスター1体を 選択して特殊召喚する事ができる。
Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−で登場した地属性・恐竜族の下級モンスター。
自身を手札から特殊召喚する召喚ルール効果と、この方法で特殊召喚に成功した時に相手はモンスター1体を蘇生できる誘発効果を持つ。
ノーコストで特殊召喚できるので、状況に応じてアドバンス召喚・シンクロ召喚・エクシーズ召喚・その他様々な用途に使える。
便利な半面、相手フィールドにモンスターを完全蘇生させてしまうデメリットが生じてしまう。
そのため、それを打破できる形での活用を求められる。
《地獄の暴走召喚》の発動条件を満たしやすくしたり、《カオスポッド》のリバース効果を併用する事でも状況を変化させやすい。
相手モンスターが増える事を利用して《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》・《奈落の落とし穴》等で除去を狙うのも良いだろう。
《つり天井》や《宝玉の氾濫》等のモンスターの数を参照するカードの調整用にも使えるが、ディスアドバンテージには注意。
【マドルチェ】では《クイーンマドルチェ・ティアラミス》の存在から特に相性が良い。
仮に相手フィールド上に特殊召喚されたとしても、バウンスする対象を用意できるため、デメリットを相殺することが可能。
デメリットを考えると、とにかく速さとコンボ性が求められるカードだと言える。
《化石調査》を使って手札に引き込み、序盤で活用できるようにしておきたい。
他には《魂の解放》等を使ってあらかじめ相手の墓地のモンスターを除外しておいたり、このカードの誘発効果の発動に対し、《D.D.クロウ》等をチェーン発動して蘇生を阻害する事といった方法も考えられる。
このモンスターの召喚を特殊召喚扱いにする事ができる。 特殊召喚扱いにした場合、相手の墓地から相手は モンスター1体を特殊召喚する事ができる。「特殊召喚できる」ではなく「召喚を特殊召喚扱いにできる」という珍しい表現であった。
―ドロマエオサウルス科のモンスター
―《俊足のギラザウルス》の姿が見られるカード
Q:召喚ルール効果での特殊召喚は表側攻撃表示でのみですか?
A:いいえ、表側守備表示で特殊召喚する事もできます。(11/08/13)
Q:相手の墓地にモンスターが存在しない場合、このカードを召喚ルール効果で特殊召喚できますか?
A:はい、できます。
なお、その後の誘発効果は発動しません。(11/05/12)
Q:上記の状況以外では、誘発効果は必ず発動するのですか?
A:いいえ、違います。
まず、相手プレイヤーが墓地からモンスターを特殊召喚するかどうか選びます。
そこで特殊召喚することを選んだ場合は発動し、特殊召喚しないことを選んだ場合は発動しません。(11/05/13)
Q:誘発効果は対象をとる(指定する)効果ですか?
A:相手プレイヤーが特殊召喚するモンスターを選択するタイミングは、この効果が発動した時となります。
したがって、対象をとる(指定する)効果です。(11/12/15)
Q:《王家の眠る谷−ネクロバレー》が存在する場合、誘発効果はどうなりますか?
A:召喚ルール効果と誘発効果は分割されているため、発動はできますが無効になります。
なお、蘇生する側が《墓守の長》をコントロールしていれば無効になりません。(11/05/01)
Q:自分は《クリッター》の効果でこのカードを手札に加えました。
そのターン中にこのカードを自身の効果で特殊召喚した場合、相手は墓地から特殊召喚する効果を発動する事を選べますか?
A:このカードの効果は、このカードを特殊召喚扱いで出したプレイヤーが発動します。
したがって、《クリッター》の効果で手札に加えたこのカードの効果は発動できません。(16/07/30)