永続罠 自分は3000ライフポイント回復する。 自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがフィールド上から離れた時、 自分は3000ポイントダメージを受ける。
ストラクチャーデッキ−閃光の波動−で登場した永続罠。
自分のライフポイントに一時的ブーストを行う。
《雷仙人》、《グラナドラ》のような効果でいわゆる「ライフ銀行」だが、このカードは差し引きゼロでライフを借りられる。
また、《雷仙人》等と違い「ライフポイントを失う」のでなく「ダメージを受ける」なので、ダメージを無効にするカードとの併用も考えられる。
特に《レインボー・ライフ》や《マテリアルドラゴン》と組み合わせることで、爆発的にライフ・アドバンテージを得ることが可能。
実用性は薄いが、上記のカードと《非常食》を併用することで7000ポイントのライフ回復ができる。
一時的とはいえ《天空勇士ネオパーシアス》や《力の代行者 マーズ》、《機皇帝グランエル∞》の攻撃力強化には十分役立つ。
たとえお互いのライフが同じでも、このカードを2枚発動した状態で《天空勇士ネオパーシアス》の直接攻撃が通ればそれだけで決着が付く。
罠カードであるため相手の攻撃宣言時に発動し、迎撃を狙う事も難しくはない。
また、《No.43 魂魄傀儡鬼ソウル・マリオネッター》や《裁きの代行者 サターン》のバーンダメージサポートとしても優秀。
条件にもよるが発動するだけでこれらの攻撃力やバーンダメージが《青眼の白龍》の直接攻撃と同じ分だけ上昇する。
【ヘル・サターン1キル】の保険等、使い様によっては引導を渡す引き金として利用できるだろう。
ただし、ダメージを受ける効果は「フィールドから離れた時」と条件が緩く、バウンスしても回避できない点は注意したい。
繰り返し使用するにしても、単体・全体問わずに除去効果が蔓延している現環境ではこのカードをフィールドに維持するのは困難である。
火力以外に無駄なカードを採用しない【フルバーン】相手には有効な1枚。
バーンカード1枚がダメージ1000ポイント分と考えればカード3枚分の価値がある。
もっともマッチ二戦目からこのカードをサイドデッキから投入しても、【フルバーン】は【自爆スイッチ】にスイッチしている可能性は高い。
また、派生となる【チェーンバーン】では《王宮のお触れ》対策やチェーン数を稼ぐために《砂塵の大竜巻》等も投入されるため逆に首を絞めかねない。
―イラスト関連
Q:《王宮のお触れ》《人造人間−サイコ・ショッカー》がフィールド上に存在する時にこのカードがフィールド上から離れる場合、ダメージは発生しますか?
A:ダメージを受けません。(06/12/17)
Q:このカードの発動に《サイクロン》をチェーンされて破壊された場合、ダメージは発生しますか?
A:ダメージを受けません。(07/02/10)