《勝利の導き手フレイヤ/Freya, Spirit of Victory》 †
効果モンスター
星１/光属性/天使族/攻 100/守 100
自分フィールド上に「勝利の導き手フレイヤ」以外の
天使族モンスターが表側表示で存在する場合、
このカードを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードが自分フィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上に表側表示で存在する天使族モンスターの
攻撃力・守備力は４００ポイントアップする。
ストラクチャーデッキ−閃光の波動−で登場した、光属性・天使族の下級モンスター。
攻撃対象にできない永続効果、天使族のステータスを強化する永続効果を持つ。
《コマンド・ナイト》と異なり同名カードを２体フィールドに並べても、相手の攻撃をロックできない。
だが、全体強化効果はそれなりに強力なので、【天使族】では活躍できるだろう。
《マシュマロン》・雲魔物等の戦闘破壊耐性を持つブロッカーと合わせれば、攻撃対象にできない効果で場持ちも良くなる。
《コマンド・ナイト》と異なり、守備力も上がるのがポイント。
《英知の代行者 マーキュリー》や《光の追放者》の場持ちも良くなる。
特に《神光の宣告者》の守備力が3000を超えるのは大きい。
ステータスが低いため、《シャインエンジェル》や《コーリング・ノヴァ》から特殊召喚したい。
また《金華猫》から蘇生すれば、《アテナ》のコストを確保し続けられる。
- 久々に登場した人型の天使族モンスターである。
しかし手足に光輪はあるものの、外国販売を意識してか翼がなく、手に持っているのはチアリーディングでよく使うポンポンのようである。
- 原作・アニメにおいて―
アニメオリジナル「乃亜編」における「本田＆御伽＆静香vsビッグ４（大田）」戦では、本田がこのカードと似たような効果を持った《コマンド・エンジェル》を使用した。
漫画GXでは、レジー・マッケンジーが天使族を強化するモンスターとして《イオフィル》・《シャティエル》・《セラフィムガンナー》・《ゼリエル》を使用している。
- 神話・伝承において―
「フレイヤ（Freya）」とは、北欧神話に於ける豊穣の女神の名である。
同時に、愛情、戦、魔術なども司り、大神オーディンに魔術を授けたのも彼女とされる。
また、魔法の首飾りブリーシンガメンを所持しており、これを身に着けた彼女の魅力には、いかなる人も神も逆らえなかった。
この首飾りの力は、戦場で彼女が目を掛ける軍隊の士気を大幅に上げ、これ以上ない程に鼓舞したという。
イラストでも、やはり首飾りを身に着けており、天使族の攻撃力を上げると言う効果はここから来ているのかもしれない。
- ちなみに、DMの「KCグランプリ編」における「城之内vsジーク」戦では、ジークがこのカードの元ネタに因んだ罠カード《フライアのリンゴ》（フレイヤのドイツ語読み）を使用している。
関連カード †
収録パック等 †