*《&ruby(しょうかんまじゅつ){召喚魔術};》 [#top]
 通常魔法
 「召喚魔術」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
 (1):融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、
 その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
 「召喚獣」融合モンスターを融合召喚する場合、
 自分フィールド及び自分・相手の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
 (2):このカードが墓地に存在する場合、
 除外されている自分の「召喚師アレイスター」1体を対象として発動できる。
 墓地のこのカードをデッキに戻し、対象のモンスターを手札に加える。
//英語名未表記カード 英語名を表記したらこの部分は削除
//ソース:ポスターより
// http://i.imgur.com/boF93b5.jpg

 [[ブースターSP−フュージョン・エンフォーサーズ−]]で登場する[[通常魔法]]。~
 [[融合モンスター]]を[[融合召喚]]する[[効果]]、自身を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]、[[除外]]された[[《召喚師アレイスター》]]を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]は[[融合召喚]]を行う[[効果]]。~
 [[召喚獣]]に関する[[カード]]であるが、[[融合召喚]]できる[[融合モンスター]]には一切縛りがなく、ほとんどの[[融合モンスター]]に活用できる。~
 ただし、[[手札融合]]専用となり、[[融合素材]]を[[サーチ]]・[[サルベージ]]よりも[[リクルート]]・[[蘇生]]する[[デッキ]]とは相性が悪い。~
 [[手札融合]]は[[ハンド・アドバンテージ]]を消耗する代わり、[[フィールド]]を経由しなくてよい利点から、[[【正規融合】]]の大きな持ち味であり、苦にはなりづらい。~
 しかし、[[召喚]]時の[[サーチ]]を持つ[[モンスター]]により2体の[[融合素材]]を揃えるタイプの[[デッキ]]も増加しており、その場合は注意が必要となる。~

 [[召喚獣]][[融合モンスター]]の場合、[[自分]][[フィールド]]と[[お互い]]の[[墓地]]も[[融合素材]]にできる。~
 [[相手]][[フィールド]]は組み込めないため[[《超融合》]]ほど直接的な[[アドバンテージ]]は奪えないが、[[墓地アドバンテージ]]を奪える貴重な手段となる。~

 (2)の[[効果]]は[[除外]]されている[[《召喚師アレイスター》]]を[[サルベージ]]しつつ[[デッキ]]に戻す[[効果]]。~
 基本的に、この[[カード]]を[[サーチ]]するために[[召喚]]した[[《召喚師アレイスター》]]を[[融合素材]]として[[除外]]し、そのままこちらに繋ぐ流れとなる。~
 これにより、実質的に[[《召喚師アレイスター》]]を消費せずに[[融合召喚]]ができ、さらに次の[[ターン]]に再び[[召喚]]すればこの[[カード]]も[[手札]]に戻る。~
 このサイクルにより、[[手札]]消費を抑え、[[召喚獣]]の毎[[ターン]]の[[融合召喚]]も可能になる。~
 ただし、[[《召喚師アレイスター》]]を[[融合素材]]に含むか、別の[[除外]]手段を併用しなければ、このサイクルを確立できない。~
 [[フィールド]]・[[墓地]]の[[融合素材]]を[[除外]]する[[カード]]と併用し、2体の[[融合モンスター]]を並べつつ処理できるのが理想だが、[[《召喚師アレイスター》]]を組み込める手段には乏しい。~

 縛りがないために汎用性は高いが、[[《融合》]]と比較した場合、単体では[[手札融合]]しかできず劣ってしまう。~
 そのため、上記の[[コンボ]]を狙うか[[エクストラデッキ]]に[[召喚獣]]を併用する、あるいは[[《召喚師アレイスター》]]の[[効果]]を活かすことになる。~
 [[《召喚師アレイスター》]]はこの[[カード]]の[[サーチ]]の他に、[[融合モンスター]]の[[攻撃力]]強化を持ち、狙う[[融合モンスター]]次第では大きな補助となる。~
 また、[[《融合》]]の[[サーチ]]で代表的な[[《沼地の魔神王》]]・[[《融合準備》]]は、[[カードの名前]]以外を参照する場合に活用できない点も、その場合でも[[効果]]が活きるこちらに価値を見出せる。~
 逆に[[E・HERO]]や[[ファーニマル]]のように、[[カテゴリ]]内の[[カード]]で[[《融合》]]を参照する場合は、こちらを優先する機会は薄い。~

 [[《召喚師アレイスター》]]を[[攻撃力]]補助目的で採用し、枠に余裕があれば4枚目以降の[[《融合》]]として、という見方もできなくはない。~
 いずれにせよ、[[《召喚師アレイスター》]]との併用が前提の[[カード]]であり、[[《融合》]]及びそのサポート[[モンスター]]とは、どちらが相性が良いか吟味したい。~

-[[《置換融合》]]とは逆に、[[召喚獣]]以外の[[融合モンスター]]を[[融合召喚]]する場合[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[融合素材]]とすることはできない。~
そのため、この[[カード]]で[[《スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》]]や[[《ゴヨウ・エンペラー》]]、[[《月光舞豹姫》]]等を[[融合召喚]]することは不可能である。~

-[[相手]]の[[墓地]]の[[カード]]を[[融合素材]]にできる初めての[[カード]]である。~
アニメGXでは、この[[カード]]が登場する10年以上も前に、[[速攻魔法]]《スクラップ・フュージョン》や[[通常魔法]]《化石融合−フォッシル・フュージョン》といった[[カード]]が登場していた。~
発想自体は古くからあったとも言えるが、第5期に登場した[[デッキ融合]]よりもかなり遅れての[[OCG]]化である。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[召喚獣]]

-[[《召喚師アレイスター》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《召喚師アレイスター》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ブースターSP−フュージョン・エンフォーサーズ−]] SPFE-JP035

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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