*《&ruby(ジャックナイツ・オルフェゴール){宵星の騎士};ギルス/Girsu, the Orcust Mekk-Knight》 [#top]
 効果モンスター
 効果モンスター(2020年10月1日から制限カード)
 星4/闇属性/機械族/攻1800/守   0
 このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
 デッキから「オルフェゴール」カードまたは「星遺物」カード1枚を墓地へ送る。
 このカードと同じ縦列に他のカードが2枚以上存在する場合、
 さらにこのターン、このカードをチューナーとして扱う。
 (2):自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合に発動できる。
 お互いのフィールドに「星遺物トークン」(機械族・闇・星1・攻/守0)を1体ずつ守備表示で特殊召喚する。

 [[ETERNITY CODE]]で登場した[[闇属性]]・[[機械族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[召喚・特殊召喚に成功した]]場合に[[オルフェゴール]]・[[星遺物]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]特定条件下で[[チューナー]]となる[[誘発効果]]、[[星遺物トークン]]を生成する[[起動効果]]を持つ。~

 (1)は[[オルフェゴール]]または[[星遺物]][[カード]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と特定条件下での自身の[[チューナー]]化。~
 該当する[[カード]]には[[墓地]]で[[発動]]・[[適用]]する[[効果]]を持つものも多く、後述の様に様々な[[コンボ]]に繋げられる。~
 同じ縦列に他の[[カード]]が複数枚存在すれば自身を[[チューナー]]としても扱えるので、(2)と[[コンボ]]すれば[[シンクロ召喚]]も可能。~
 [[エクストラモンスターゾーン]]に[[自分]][[モンスター]]を置けば自力で条件を達成できるが、その場合はその[[モンスター]]を[[除去]]しない限り(2)は[[発動]]できない。~

 (2)は[[お互い]]の[[フィールド]]への[[星遺物トークン]]の生成。~
 生成した[[星遺物トークン]]とこの[[カード]]で様々な[[モンスター]]に繋がるので展開ルートは非常に多彩。~
 (1)で[[星遺物]][[カード]]を[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]ば[[《星鍵士リイヴ》]]の[[リンク召喚]]の条件も満たせ、[[墓地へ送った>墓地へ送る]]のが[[モンスター]]ならば[[セット]]した([[速攻魔法]]以外の)[[魔法カード]]も即座に[[発動]]可能。~
 [[相手]]依存にはなるが、(1)で[[チューナー]]化に成功していれば[[レベル]]5の[[シンクロ召喚]]もできる。~
//[[《星杯の神子イヴ》]]を始めとする
 その他、[[星遺物トークン]]を[[《リンク・スパイダー》]]に変換すれば、[[効果モンスター]][[縛り]]や[[種族]]・[[属性]]が異なるという[[縛り]]もクリアできる。~

 [[相手]][[フィールド]]に[[カード]]が存在するようになるため、こちらの[[先攻]]1[[ターン]]目における[[相手]][[手札]]の[[《無限泡影》]]をこの[[カード]]に半強制することもできる。~
 [[先攻]]1[[ターン]]目に[[発動]]した場合は、あえて[[相手]][[ターン]]まで残すことで[[《ライトニング・ストーム》]]等の[[発動]]の阻害もできる。~
 ただし、放置すると[[リンク召喚]]の素材や[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]に利用されてしまうため、それを嫌うのならば展開した[[モンスター]]の[[効果]]や[[戦闘]]で処理する事も検討できる。~

 また、(2)は[[自分]][[フィールド]]に他の[[モンスター]]がいない事が条件なので、1[[ターン]]目以外での[[発動]]は難しい。~
 [[自分]]がかなりの劣勢状態ならば一発逆転を望めるが、その場合はこの[[カード]]の[[召喚]]行為や[[効果の発動]]そのものを封じられる可能性が高い。~
 とは言え、その手の欠点や弱点を考慮してでも後述の[[デッキ]]では大きなリターンを望める[[モンスター]]であろう。~
 [[《ブラック・ホール》]]の様な[[全体除去]]で[[フィールド]]を[[リセット]]できる[[デッキ]]ならば[[発動条件]]を満たしやすいか。~

-相性の良い[[デッキ]]~
(1)(2)の[[コンボ]]で様々な働きが見込めるが、上述したように初手に来ないと(2)の[[発動]]が難しい点は注意。~

--[[【オルフェゴール】]]:[[カテゴリ]]・[[種族]]・[[属性]]サポートを共有可能。~
(2)から[[《リンクリボー》]]などを経由する事で[[《オルフェゴール・ガラテア》]]も出せるので、初手に握れれば1枚から多彩な展開ルートが見込める。~
単純に2つの[[効果]]を両方使うだけでも、[[《オルフェゴール・ディヴェル》]]の[[リクルート]][[効果]]を絡める事でこの[[カード]]1枚から[[闇属性]]の[[リンク]]3が出せる。~
初手に握れずとも、(1)の有用性が他の[[デッキ]]よりも高いため、[[デュエル]]のどの局面でも利用できる極めて高い[[汎用性]]を誇る。~

--[[【ジャックナイツ】]]:[[カテゴリ]]サポートを共有可能。~
(2)から[[《明星の機械騎士》]]に繋げられ、[[エクストラモンスターゾーン]]の真正面に[[相手]]の[[星遺物トークン]]を配置する事で[[ジャックナイツ]]の[[特殊召喚]]の条件も満たせる。~
[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]を出す[[カード]]も採用しがちな[[デッキ]]なので、(1)による[[チューナー]]化も満たしやすい。~
//[[《星杯の神子イヴ》]]からの展開ルートにも繋げられる。~
ただし[[カテゴリ]]サポートのうち、[[星遺物トークン]]を生成できなくなる[[《星遺物の機憶》]]とはあまり相性が良くない点は注意。~

--[[【ギミック・パペット】]]:[[種族]]・[[属性]]サポートを共有可能。~
(1)で[[《オルフェゴール・クリマクス》]]を[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]ば[[ギミック・パペット]]を[[サーチ]]でき、(2)から[[《ギミック・パペット−キメラ・ドール》]]の[[リンク召喚]]に繋げられる。~
[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]が出るため、[[先攻]]1[[ターン]]目でも[[《ギミック・パペット−マグネ・ドール》]]の[[特殊召喚]]条件、[[《地獄の暴走召喚》]]の[[発動条件]]も満たせる。~
[[《オルフェゴール・クリマクス》]]と[[《ギミック・パペット−キメラ・ドール》]]双方の[[サーチ]]と[[《ギミック・パペット−マグネ・ドール》]]の[[効果]]を活かすことで、この[[カード]]1枚から[[《ギミック・パペット−キメラ・ドール》]]&[[ランク]]8[[機械族]]の布陣も作り出せる。~

--[[【レベル9】]]~
上述した手順で出した[[《星鍵士リイヴ》]]により[[《星遺物の胎導》]]を[[サーチ]]でき、返しの[[ターン]]での[[発動]]が可能。~
元々その[[ターン]]に[[発動]]できない[[速攻魔法]]なので、[[墓地]]に[[星遺物]][[モンスター]]がいない場合の[[デメリット]]も関係ない。~
また、[[レベル]]9に関わる[[効果]]を持つ[[《星遺物の守護竜メロダーク》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《星遺物を継ぐもの》]]を[[サーチ]]して即座に[[蘇生]]することもできる。~
他にも、この[[カード]]1枚から[[《氷獄龍 トリシューラ》]]を[[特殊召喚]]しつつ、[[手札]]に[[《星遺物の胎導》]]を[[サーチ]]する動きも可能(詳細は[[《氷獄龍 トリシューラ》]]を参照)。~

--[[【青眼の白龍】]]~
(2)で生成した[[星遺物トークン]]の[[守備力]]が0なので、[[《ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン》]]を使う構築では[[後攻]][[1ターンキル]]が狙える。~
[[相手]]の[[カード]]がある縦列に[[儀式魔法]]を[[セット]]し、その同列に[[召喚]]すれば(1)により[[チューナー]]となるので[[シンクロ召喚]]にも繋げられる。~

--[[【クローラー】]]~
[[《星遺物の交心》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[《星鍵士リイヴ》]]を[[リンク召喚]]すれば、あちらの効果で[[《星遺物の傀儡》]]等を[[セット]]しつつ、[[《星遺物の交心》]]による[[リクルート]]が行える。~
特に[[制圧]]力が高い[[《機怪神エクスクローラー》]]を、能動的に[[裏側守備表示]]で[[特殊召喚]]できる。

-(1)の[[チューナー]]化は[[召喚・特殊召喚に成功した]]場合の[[効果]]であるため、後から条件を満たしても[[チューナー]]として扱うことはできない。~

-(1)の後半の[[効果]]は[[ジャックナイツ]]の[[召喚ルール効果]]を意識したものだろう。~

-[[墓地]]で[[効果]]を発揮する[[モンスター]]が多数を占める[[【オルフェゴール】]]にとって[[墓地を肥やす]][[効果]]を持つ[[効果モンスター]]である[[《終末の騎士》]]・[[《ダーク・グレファー》]]の規制がネックだった。~
能動的に[[オルフェゴール]]を[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ[[カテゴリ]][[モンスター]]であるこの[[カード]]の登場によりその弱点を補われ、大きく強化されたと言える。~
//ダグレはOCGでは準制限

-マスターガイド6によると、[[《双星神 a−vida》]]の力によって[[ニンギルス>《星杯に誘われし者》]]が再誕した姿とのこと。~
元となった[[《星杯に誘われし者》]]とは、[[レベル]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]が同じである。~
//-[[レベル]]・[[攻撃力]]・[[守備力]]が[[《星杯に誘われし者》]]と同じであり、恐らくは[[《宵星の機神ディンギルス》]]のその後の存在と思われる。~
//[[《宵星の機神ディンギルス》]]の騎乗者と比べてデザインが所々異なる。~
//そして腕に巻いたリボンのサイズから、この[[カード]]自身は人間サイズであると思われる。~
--よく見ると、妖精となった[[《オルフェゴール・ガラテア》]]の姿が確認できる。~

--上述したように、この[[カード]]単独から[[《星杯の神子イヴ》]]・[[《星鍵士リイヴ》]]・[[《星杯神楽イヴ》]]・[[《オルフェゴール・ガラテア》]]を[[特殊召喚]]可能。~
([[《星杯の神子イヴ》]]は(1)での[[チューナー]]化が、[[《星杯神楽イヴ》]]・[[《オルフェゴール・ガラテア》]]は[[星遺物トークン]]を[[《リンク・スパイダー》]]などに変換する必要がある。)~
この[[カード]]の登場時点で存在する[[エクストラデッキ]]内の[[妹>《星杯を戴く巫女》]]に全て繋がるのは彼女への思いの強さを反映した結果だろう。~

--なお、同一人物である[[《星杯戦士ニンギルス》]]・[[《オルフェゴール・ロンギルス》]]及び彼の錬成した[[《宵星の機神ディンギルス》]]はいずれも[[モンスター除去]]が可能であり、この[[カード]]で[[相手]]に渡してしまった[[星遺物トークン]]を処理できる。~

-「ギルス」については[[《星杯戦士ニンギルス》]]を参照。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ジャックナイツ]]
-[[オルフェゴール]]
-[[星遺物]]

-[[星遺物トークン]]

-[[《星杯に誘われし者》]]
-[[《星杯戦士ニンギルス》]]
-[[《オルフェゴール・ロンギルス》]]
-[[《宵星の機神ディンギルス》]]

//―《宵星の騎士ギルス》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【オルフェゴール】]]
-[[【ジャックナイツ】]]
-[[【ギミック・パペット】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ETERNITY CODE]] ETCO-JP024 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
----
&tag(《宵星の騎士ギルス》,モンスター,効果モンスター,星4/闇属性/機械族/攻1800/守0,オルフェゴール,ジャックナイツ);