《城之内》 †
キャラクターカード
あなたのコントロールするモンスターが戦闘に参加するたび、
そのモンスターの攻撃力は800ポイントアップする。
あなたのコントロールするモンスターは
召喚したターンに攻撃に参加することはできない。
ザ・ヴァリュアブル・ブック3 付属カードで登場したキャラクターカード。
あらゆるモンスターが《レジェンド・デビル》に似た感覚で強化される。
《太陽の書》等で召喚せずにモンスターを並べるか、《つまずき》や《怨霊の湿地帯》を採用したい。
また、デメリットを共有できるため【トゥーン】にも問題なく投入可能。
連続で攻撃ができるカードと組むと大幅に攻撃力が上がる。
- 原作・アニメにおいて―
「遊☆戯☆王」のメインキャラクターの1人で、フルネームは城之内克也。
当初は悪友の本田ヒロトと共に主人公の武藤遊戯をいじめていたが、ある一件を機に無二の親友となる。
遊戯と城之内の頭文字を合わせると「ゆうじょう」となる事からも分かる通り、2人の「遊戯」とは深い友情で結ばれている。
当初デュエルの腕は全くの素人だったが、決闘者王国とバトルシティを戦う中で大きく成長を遂げた。
- 一方、「R」では王国編での「vsキース」戦後、キースが失踪したのをいいことに《時の機械−タイム・マシーン》を勝手に拝借していたことが明らかとなった。
(キースとの再戦後に返したが、「vs北森玲子」戦でのロックデッキ批判ともとれる言動と共に読者から度々突っ込まれる点となっている。)
- デュエルの腕は初期こそ杏子にも負けるレベルだったが、その後は「決闘者の王国」準優勝、「バトルシティ」決勝トーナメントベスト4入りと華々しい戦績を収める。
にも関わらず普段の軽いノリからか、対峙した相手からは不当に低く見られ嘗められる事もある。
特に海馬からは「負け犬」「馬の骨」「実験ネズミ」「雑魚」「凡骨」等と散々な呼ばれ方をされていたが、対マリク戦で善戦し、ようやく決闘者と認められた。
ちなみにアニメではバトルロイヤルにおいて闇マリクからは心中「遊戯の金魚の糞」呼ばわりされていた。
アニメでは、原作よりも出番が増えた影響からかデュエルモンスターズ界伝説の竜「ヘルモス」に選ばれたり、アニメGXではペガサスに「5本の指に入るデュエリスト」と語られたりしている。
この為、劇中でも評価は徐々に上昇傾向にある。
- なお、「決闘者の王国」と「バトルシティ」の2つの大会では共に正式な参加手順は踏んでいない。
「王国」では遊戯からスターチップを分けてもらって乗船資格を無理やり満たし、グローブはインセクター羽蛾から分捕っている。
「バトルシティ」でも海馬コーポレーションの規定を満たしていなかったが、彼の《真紅眼の黒竜》に目を付けたグールズのデータ改竄によって参加資格を得ている。
ちなみに「R」でも、デュエルディスクは遊戯に敗北したティラ・ムークの物を借用している。
(その後キースのブラック・デュエルディスクを勝ち取り、事件終了後にティラに返礼として渡した。)
- 作中で「中坊で新聞配達する無法者」と称されているが、これは父親が飲んだくれて働かないので生活費を自分で工面しているため。
ちなみに学校の許可なしでハンバーガーショップでバイトをしている杏子とは違って、城之内の新聞配達のバイトは学費のためでもあるので、特別に学校の許可をもらっている。
賞金を手に入れるためにテレビ番組に参加したり、妹・川井静香の目の手術代を得るために「決闘者王国」の賞金を狙ったりと、金に苦労する場面がしばしば見られる。
ただ、その割には流行のスニーカー「エア・マッスル」を10万円(結果的に半額になったが)以上で購入している場面もある。
- アニメGX英語版では「SAL」の名前が「Wheeler(城之内)」に変更されていた。
- アニメ5D's第14話には彼に風貌が似たモブデュエリストが出てきたが、英語版では彼の従兄弟だと言われていた(真偽は不明)。
- 劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』にも登場したが、残念ながら決闘の機会には恵まれなかった。
原作の続編であるためか、原作序盤に見られた金銭に苦労する苦学生としての側面が強調されている。
高校卒業後はプロデュエリストを目指すようだ。
関連カード †
―《城之内》の姿が見られるカード
収録パック等 †