通常魔法 相手フィールド上に表側表示で存在する モンスター1体を選択して裏側守備表示にする。 その後、フィールド上に存在するフィールド魔法カードを持ち主の手札に戻す事ができる。
PHOTON SHOCKWAVEで登場した通常魔法。
前半の効果は、通常魔法かつ相手モンスター専用の《月の書》、もしくは裏側表示にする《『攻撃』封じ》とも言える。
《月の書》と比べると、自分のターンでしか使えず、自分のモンスターには使用できない等、汎用性は大きく劣る。
戦闘補助として使うにしても、《地砕き》等で除去する方が手っ取り早い。
よって、採用する場合は後半の効果をもフル活用が求められる。
後半の効果は、相手のフィールド魔法をバウンスするという使い方もできるが、それならば《砂塵の大竜巻》等で除去してしまった方が良い。
そのため、自分のフィールド魔法をバウンスするという使い方をしていく事になる。
《竜の渓谷》等の、1ターンに1度しか発動できない効果を2度使用するのが主な目的である。
あるいは、《フューチャー・ヴィジョン》や《ブラック・ガーデン》等のデメリット効果を自分だけ受けないようにするという戦術もある。
元々、フィールド魔法を採用するデッキ自体コンボ色が強い事もあり、《霞の谷のファルコン》等のモンスター効果より即効性があって扱いやすいと言える。
しかし、相手フィールドに表側表示のモンスターが必要なので腐る事もあり、連続での使用も難しい。
また、単純に効果を再利用したいならば、《テラ・フォーミング》で2枚目以降をサーチして張り替えるという手段もある。
裏側守備表示にする事でアドバンテージを得られるという状況でなければどちらも消費は変わらず、安定性の面ではあちらに分がある。
ただし、《ライオウ》等の妨害受けず、デッキ内のフィールド魔法の数にも影響されない等、このカードならではの利点も多い。
むしろ、両者を併用する事でよりコンボを成功させやすくするといった工夫も必要だろう。
総じて、1枚で2枚分の働きができるという点がこのカードの魅力と言える。
厄介なモンスターを裏側守備表示にしつつ、フィールド魔法の再利用ができればベストである。
Q:いずれかのカードを対象に取る効果ですか?
A:モンスター1体を対象に取ります。(11/07/16)
Q:お互いの場にセットされたフィールド魔法がある場合、どちらか1枚を戻しますか?2枚とも戻しますか?
A:調整中(11/07/16)