*《&ruby(もり){森};の&ruby(じゅうにん){住人}; ウダン/Wodan the Resident》 [#uec1678c]
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 効果モンスター
 星3/地属性/戦士族/攻 900/守1200
 フィールド上の表側表示の植物族モンスター1体につき、
 このカードの攻撃力は100ポイントアップする。

 [[BOOSTER3]]で登場した[[地属性]]・[[戦士族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[フィールド]]上の[[植物族]]の数だけ[[攻撃力]]がアップする[[永続効果]]を持っている。

 [[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]・上昇値共に極めて低く、[[自分]][[フィールド]]4箇所全てに[[植物族]][[モンスター]]を並べたとしても、[[攻撃力]]1300。~
 [[《DNA改造手術》]]等を用い、[[フィールド]]の全ての[[モンスター]]が[[植物族]]の場合でも、僅か1900止まりである。~
 自身が[[植物族]]でないため各種専用[[サポートカード]]にも対応せず、どうしようもないといわざるを得ない。~
 もとより[[【植物族】]]でも居場所がなかったが、この[[カード]]の[[攻撃力]]の限界値1900を最初から備えている上に強力な[[効果]]を持った[[植物族]][[モンスター]]、[[《ボタニカル・ライオ》]]の登場によりさらに立場が苦しくなった。
 自身の[[元々の攻撃力>元々の攻撃力(守備力)]]・上昇値共に極めて低く、[[自分]][[フィールド]]4ヶ所全てに[[植物族]][[モンスター]]を並べても、[[攻撃力]]1300にしかならない。~
 [[《DNA改造手術》]]などを用い、自身を含む[[フィールド]]上の[[モンスター]]10体全てが[[植物族]]の場合でも、[[攻撃力]]1900止まりである。~
 そもそも自身が[[植物族]]でないため、[[種族]][[サポート>サポートカード]]の影響を受けられないこの[[カード]]を[[【植物族】]]に採用する意義がまるで無い。

-この時期は[[効果モンスター]]というシステムの様子見的な[[モンスター]]が多かったため、どの[[モンスター]]も大抵バランスに失敗している。~
ありていに言ってしまえば、ほとんどが弱すぎて使い物にならない。~
-後に登場する似たような[[効果]]を持つ[[《ボタニカル・ライオ》]]は、単体でこの[[カード]]の上限値である[[攻撃力]]1900に達する。~
自身も[[植物族]]で、さらに[[コントロール]]を変更されない[[効果]]も持っているので、この[[カード]]が勝る点は何一つ無いと言っても過言ではない。
--[[《ボタニカル・ライオ》]]の[[効果]]と違うのは、[[相手]][[フィールド]]上の[[植物族]]も勘定に入れる点である。~
また[[植物族]]ではないとはいえ、様々な[[サポートカード]]を[[使用]]できる[[戦士族]]である点にも一応注目したい。

-[[フィールド]]上や[[墓地]]の特定の[[種族]]の数を参照して、自身の[[ステータス]]をアップさせる[[効果]]を持つ最も古い[[モンスター]]である。~
後に登場していく[[モンスター]]を見るに、この[[カード]]は自身の[[初期ステータス>元々の攻撃力(守備力)]]を考えても、明らかに調整に失敗していると言える。

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
DM3やDM4でも、自分の場に存在する[[植物族]]の数だけパワーアップするという[[効果]]を持っていた。~
こちらは自分の[[フィールド]]限定だが、1体につき500ポイント[[攻撃力]]・[[守備力]]の両方がアップする。~
但しシステムの関係上、2段階のパワーアップ(上昇値1000)が限界だった。~
DM4では悪くない能力値で、[[効果]][[発動]]時に自分の場に1体でも[[植物族]]が存在すれば、炎魔族以外の全ての[[下級モンスター]]を倒せる[[攻撃力]]になる。~
そう考えると、自身が[[植物族]]でないことが非常に悔やまれる1枚である。~
DM3やDM4でも、[[自分]]の[[場>フィールド]]に存在する[[植物族]]の数だけパワーアップするという[[効果]]を持っていた。~
こちらは[[自分]]の[[フィールド]]限定になっている代わりに、1体につき[[攻撃力]]・[[守備力]]の両方が500もアップする。~
ただしシステムの関係上、2段階がパワーアップの上限となっており、つまり1000ポイントのアップが限界だった。~
--DM3では相変わらずだったが、[[下級モンスター]]の[[ステータス]]上限が1350のDM4では悪くない[[ステータス]]だった。~
[[効果]][[発動]]時に[[自分]]の場に1体でも[[植物族]]が存在すれば、炎魔族以外の全ての[[下級モンスター]]を倒せる[[攻撃力]]になる。

--DM4の攻略本において、[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]が[[効果モンスター]]の解説をしているページがあるのだが、この[[カード]]については「でも強い[[植物族]]って誰かいたかしら・・・」と言われてしまっている。~
--DM4の攻略本において、[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]が[[効果モンスター]]の解説をしているページがある。~
この[[カード]]については、自身の性能ではなく「でも強い[[植物族]]って誰がいたかしら・・・?」と言われてしまっている。~
確かにこの時期の[[植物族]]には、DM4という特殊な[[環境]]でさえも活躍できる[[モンスター]]は少なかった。

**関連カード [#w36dc992]
―類似系カード
-[[《キングゴブリン》]]
-[[《ボタニカル・ライオ》]]
―[[場>フィールド]]の特定の[[種族]]の数だけ[[ステータス]]が上がる[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[《機械王−プロトタイプ》]]・・・[[機械族]]/自身を含まない
-[[《キングゴブリン》]]・・・[[悪魔族]]/自身を含まない
-[[《ボタニカル・ライオ》]]・・・[[植物族]]/[[自分]]の[[場>フィールド]]のみ
-《森の住人 ウダン》・・・[[植物族]]/自身は[[戦士族]]

-[[《機械王》]]
-[[《機械王》]]・・・[[機械族]]
-[[《充電池メン》]]・・・[[雷族]]/[[自分]]の[[場>フィールド]]のみ

-[[《インセクト女王》]]・・・[[昆虫族]]
-[[《パーフェクト機械王》]]・・・[[機械族]]/自身を含まない
-[[《バスター・ブレイダー》]]・・・[[ドラゴン族]]/[[相手]]の[[場>フィールド]]のみ/自身は[[戦士族]]

**収録パック等 [#sa85330e]
-[[DUELIST LEGACY Volume.4]] DL4-087
-[[Booster R2]] B2-13
-[[Booster Chronicle]] BC-26
-[[BOOSTER3]]

//**FAQ [#maac4b77]
//Q:~
//A: