(もり)聖獣(せいじゅう) アルパカリブ》

効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2700/守2100
このカードはこのカードの表示形式によって以下の効果を得る。
●攻撃表示:自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
鳥獣族・昆虫族・植物族モンスターは戦闘では破壊されない。
●守備表示:自分フィールド上に表側守備表示で存在する
鳥獣族・昆虫族・植物族モンスターはカードの効果の対象にならず、
カードの効果では破壊されない。

 ジャンプフェスタ2012で配布されたプロモカードで登場した地属性獣族最上級モンスター
 自身の表示形式によって、自分フィールド上の鳥獣族昆虫族植物族モンスター戦闘破壊耐性効果破壊耐性を付与する効果を持つ。

 最上級モンスターであるにも関わらず、単体では何の意味もなさない効果であり、非常に扱いにくい。
 自身だけでなく獣族効果を受けられない点がかなりのマイナス要因で、サポートカードが活かしにくくなり展開にも影響が出てくる。
 手間をかけて得られる効果もそこまで強力とは言えず、表示形式を揃える必要がある。
 高攻撃力のこのカードが存在する状況での戦闘破壊耐性はあまり有効ではなく、同じ目的ならば他に優先すべきカードはいくらでもある。
 効果耐性にしても表側守備表示というだけで一手間要する上に、このカード自体が戦闘破壊されやすくなる。

 《DNA改造手術》でこのカード種族鳥獣族昆虫族植物族に変えればこのカード自身にも耐性がつき、さらに攻撃表示守備表示のこのカードを並べれば自分モンスター表示形式に応じて戦闘破壊耐性効果破壊耐性がつけられる。

 現実的な運用としては《ナチュル・パイナポー》との組み合わせが考えられる。
 リリース確保にも利用でき種族変更により自身も耐性を得られる。
 【ナチュル】ならば恩恵を受けられるモンスターもそれなりに多い。
 ただし昆虫族ナチュルを併用すると《ナチュル・パイナポー》自己再生を阻害しかねない。
 またこれらの場合でも2体分のリリースが必要となる点は重いと言わざるを得ない。

 《忍法 変化の術》に対応しているため、《DNA改造手術》と共に忍者デッキに入れることで耐性を与えることが可能かもしれない。

関連カード

収録パック等