*《&ruby(ナイト・アサシン){深淵の暗殺者};/Night Assailant》 [#rcb0d37c]
 効果モンスター(制限カード)
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 リバース・効果モンスター
 星3/闇属性/悪魔族/攻 200/守 500
 リバース:相手フィールド上のモンスター1体を選択して破壊する。
 このカードが手札から墓地に送られた時、
 自分の墓地に存在するリバース効果モンスター1体を手札に戻す。
 (1):このカードがリバースした場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
 その相手モンスターを破壊する。
 (2):このカードが手札から墓地へ送られた場合、
 「深淵の暗殺者」以外の自分の墓地のリバースモンスター1体を対象として発動する。
 そのモンスターを手札に加える。
// https://www.yugioh-card.com/japan/notice/revision/#date20220401

 [[ファラオの遺産]]で登場した、[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級モンスター]]。~
 ステータスは心許ないが、相手[[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[リバース効果]]を持つ。~
 [[ファラオの遺産]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[下級>下級モンスター]][[リバースモンスター]]。~
 [[リバースした]]場合に[[相手]][[フィールド]]の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]、[[手札]]から[[墓地へ送られた]]場合に[[同名カード]]以外の[[リバースモンスター]]を[[サルベージ]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 2体以上の[[モンスター]]が攻撃してきた時、[[壁]]になって1体、[[破壊]][[効果]]で1体の攻撃を受け止めることができる。~
 (1)は[[リバース]]時における[[モンスター除去]]。~
 複数の[[モンスター]]が[[相手]][[フィールド]]に存在しても、[[壁]]になって1体、[[破壊]][[効果]]でもう1体の[[攻撃]]を受け止めることができる。~
 [[《人喰い虫》]]や[[《執念深き老魔術師》]]と同じく[[壁]]でありながら[[破壊]]系の[[モンスター除去]]としての運用が可能。~
~
 [[《メタモルポット》]]等といった[[リバース効果]][[モンスター]]を簡単に[[手札]]に回収できる、数少ないカード。~
 これを捨てることで[[《死者転生》]][[《ライトニング・ボルテックス》]]などの[[手札]]消費を抑えることも可能。~
 とは言え、[[こちらのリスト>《人喰い虫》#card]]の通り類似[[効果]]を持つものは多く、[[上位互換]]に近いものも存在するのが実情ではある。~

-[[リバース効果]]モンスターを[[サルベージ]]する[[誘発効果]]を持っているが故にこのカードは[[制限カード]]となっている。~
実際これ三枚と[[《キラー・スネーク》]]を使いまわす[[デッキ]]もあったほど。
これもまた三枚あるのは危険とされ、まず[[準制限>準制限カード]]に指定され、その後は[[制限>制限カード]]に指定されている。~
 (2)は[[手札]]から[[墓地へ送られた]]場合における[[リバースモンスター]]の[[サルベージ]]。~
 [[強制効果]]故に[[タイミングを逃す]]ことはなく、いかなる方法で[[墓地へ送られて>墓地へ送る]]も良いため、[[コスト]]・[[効果]]は問われない。~
 [[《メタモルポット》]]等の[[制限カード]]である[[リバースモンスター]]も[[サルベージ]]して再利用したり、[[《死者転生》]]等の[[手札コスト]]にする事で消費を抑えたりできる。~
 [[リバースモンスター]]の多い[[【シャドール】]]とは相性が良く、この[[カード]]を[[融合素材]]として[[墓地へ送る]]ことで[[シャドール]]を回収し、次の[[融合素材]]を確保できる。~
 [[《サブテラーの継承》]]とは相性が良く、[[リバースモンスター]]のこの[[カード]]を[[サーチ]]できる他、この[[カード]]を[[墓地へ送る]]ことで[[サーチ]]と同時に[[サルベージ]]も可能となる。~

-捨てる際にこれ自身を回収の対象に選べないので、[[墓地]]に[[リバース]][[モンスター]]がいない場合[[効果]]は発動できないことに注意。~
ただし、[[《魔法石の採掘》]]で2枚同時に捨てた場合は互いに互いを選ぶことで両者を回収できた。~
[[《魔法石の採掘》]](A)でこのカード2枚を捨て、[[《魔法石の採掘》]](B)を回収すると[[手札]]にはこのカード2枚と[[《魔法石の採掘》]](B)を加えられる。~
つまり、[[無限ループ]]を組めるのだ。なお、この[[コンボ]]の相棒である[[《魔法石の採掘》]]も[[制限カード]]となっている。~
 [[種族]]・[[レベル]]・[[攻撃力]]に恵まれており、[[《デブリ・ドラゴン》]]から[[蘇生]]すれば[[レベル]]7[[シンクロモンスター]]を、[[《魔界発現世行きデスガイド》]]から[[リクルート]]すれば[[ランク]]3[[エクシーズモンスター]]を出すことが可能。~
 単体でも運用可能なので[[腐る]]ことも少なく、[[《ダーク・バースト》]]で[[サルベージ]]も可能であるため多方面での活躍を期待できる。~

-[[サルベージ]][[効果]]は[[強制発動]]の[[誘発効果]]。~
//[[手札]]から[[墓地へ送られた]]ときに[[発動]]し、[[効果発動時]]に[[墓地]]の[[モンスター]]を[[対象]]に指定、[[効果処理時]]に[[サルベージ]]する。~
//再録で読み取れるようになった
指定した[[モンスター]]が[[チェーン]]されるなどして[[墓地]]から[[離れる]]場合は[[不発]]となる。~
なお、[[強制効果]]であるために[[コスト]]や[[チェーン]]処理の途中で[[墓地へ送られた]]場合も、その[[チェーン]]処理の後で新たに[[チェーンブロック]]を作り[[発動]]する。 ~

//-なお、このカードは[[《スナイプストーカー》]]と[[《XYZ−ドラゴン・キャノン》]]が禁止とならない限り、絶対に規制緩和されることのないであろうカードである。~
//その理由は、2枚以上の使用が可能であれば[[《スナイプストーカー》]][[《XYZ−ドラゴン・キャノン》]]と組み合わせることで事実上ノー[[コスト]]で相手の[[フィールド]]を空っぽにできてしまうからである。~
-このカードが2枚以上あれば、[[《XYZ−ドラゴン・キャノン》]][[《ライトニング・ボルテックス》]]など[[手札コスト]]を必要とするカードが事実上ノー[[コスト]]で使用できる。~
そのため、[[制限解除]]される事はまず無いだろう。
--第11期に[[エラッタ]]を受ける前の[[テキスト]]は以下の通り。~
 また、このカードが手札から墓地へ送られた時、
 自分の墓地に存在するリバース効果モンスター1体を手札に戻す。
この[[テキスト]]だと[[墓地へ送られた]]自身も[[サルベージ]]できそうに思われるが、実際には「この[[カード]]以外の[[リバースモンスター]]しか[[サルベージ]]できない」という[[特殊裁定]]が下されていた。~
自身を[[サルベージ]]できてしまうと単体で無限の[[手札コスト]]になってしまうため、それを防ぎたかったのだろう。~
(もっとも下記の通り複数枚を使用した場合はそれぞれを回収する事で無限[[コスト]]にできたのだが。)~
なお、[[《ダークファミリア》]]と同様に何故か再録の際にも[[特殊裁定]]に関する[[エラッタ]]はされなかった。~

**関連カード [#w6c5193e]
-[[《執念深き老魔術師》]]
-[[《人喰い虫》]]
-登場当初はこの[[カード]]3枚と[[《キラー・スネーク》]]([[エラッタ]]以前)を使い回す[[コンボ]]を主軸とした[[無限ループ]][[デッキ]]が問題となった。~
また[[コンボ]]を度外視しても、当時の[[環境]]では[[《メタモルポット》]]・[[《聖なる魔術師》]]等の[[制限カード]]の[[リバース効果モンスター]]が多数存在しており、これらを使い回せるこの[[カード]]は重宝された。~
このため、まず[[05/03/01>禁止・制限カード/2005年3月1日]]に[[準制限カード]]に指定され、続く[[05/09/01>禁止・制限カード/2005年9月1日]]に[[制限カード]]に[[制限強化]]された。~
1枚しか採用できなくなった事で[[同名カード]]を回収できなくなり、ループ[[コンボ]]は封じられた。~

-[[《キラー・スネーク》]]
-[[《神剣−フェニックスブレード》]]
--[[環境]]やルールが大きく変化する中でこの[[カード]]は一向に階級移動されなかったのだが、[[22/04/01>リミットレギュレーション/2022年4月1日]]に[[同名カード]]も[[サルベージ]]できないように[[エラッタ]]され、同日に[[制限緩和]]された。~
実に17年ぶりの改訂である。~
[[エラッタ]]後、特に[[環境]]で活躍することはなく、続く[[22/07/01>リミットレギュレーション/2022年7月1日]]で[[制限解除]]となった。

**収録パック等 [#l4f8ffd2]
--[[TCG]]では[[22/05/17>海外の禁止・制限カード/2022年5月17日]]にて一足飛びに[[制限解除]]されている。~
これに限った話ではないが、[[エラッタ]]弱体化を受けた際に、[[OCG]]では段階を踏んで緩和する傾向が強いのに対し、[[TCG]]では一発で規制解除される事が多い。~

-[[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−]]に再録されたことで、[[カードガチャ]]と合わせて2種類の[[パラレルレア>Parallel]]仕様が存在する[[カード]]になった。~

-服装、装備品等が[[《墓守の暗殺者》]]に似ている。~

//-原作・アニメにおいて―~

-コナミのゲーム作品において―~
マスターデュエルにおいては[[OCG]]と同様の[[エラッタ]]が[[適用]]される以前から、[[サルベージ]]するのが「この[[カード]]以外の[[リバースモンスター]]1体」と[[エラッタ]]されており、上記[[特殊裁定]]が[[テキスト]]から読み取れるようになっている。~

**関連カード [#card]
-[[リバースした場合に単体除去を行うモンスター>《人喰い虫》#card]]~

//-[[《キラー・スネーク》]]
//-[[《神剣−フェニックスブレード》]]
//こちらは他者サルベージだが、この2枚は自己サルベージ

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ファラオの遺産]] 309-025 &size(10){[[Normal]] ([[ベンダー版>カードガチャ]]のみ[[N-Parallel]])};
-[[EXPERT EDITION Volume.2]] EE2-JP193 &size(10){[[Rare]]};
-[[ファラオの遺産]] 309-025 &size(10){([[N-Parallel]])};
-[[ストラクチャーデッキ−巨竜の復活−]] SD13-JP012
-[[DUEL TERMINAL −疾風のドラグニティ!!−]] DT06-JP006
-[[デュエルロワイヤル デッキセットEX ROUND2]] DR02-JPD12

**FAQ [#af2de4ef]
Q:~
A:
**FAQ [#faq]
//Q:この[[カードの効果]]で、[[効果]]を[[発動]]した自身を[[手札]]に[[戻す]]事はできますか?~
//A:いいえ、できません。(12/07/20) 
//本文中でしか特殊裁定に触れていなかったので、公式DBより転載
//https://www.db.yugioh-card.com/yugiohdb/faq_search.action?ope=4&cid=6042

//Q:この[[カードの効果]]で、元々[[墓地]]にいた別の《深淵の暗殺者》を[[手札]]に[[戻す]]事はできますか?~
//A:はい、できます。(14/01/25)
//エラッタにより不可能となった

Q:[[手札]]にこの[[カード]]がある時に、[[自分]]の[[《メタモルポット》]]が[[戦闘]]によって[[リバース]]し[[戦闘破壊]]されました。~
  その[[《メタモルポット》]]の[[効果]]で[[手札]]から[[捨てら>捨てる]]れたこの[[カードの効果]]によって、[[戦闘破壊]]された[[《メタモルポット》]]を[[回収>サルベージ]]できますか?~
A:いいえ、できません。~
  [[《メタモルポット》]]によって[[手札]]から[[墓地へ捨てられた]]この[[カードの効果]]は、[[《メタモルポット》]]が[[墓地へ送られる>墓地へ送られた]]前に[[発動]]します。~
  つまり、[[効果発動時]]にはこの[[《メタモルポット》]]が[[墓地]]に存在しませんので、[[対象]]に選択できません。(08/04/22)

Q:[[ダメージ計算]]中に[[相手]]が[[発動]]した[[《オネスト》]]に対して、[[コスト]]としてこの[[カード]]を[[捨てて>捨てる]][[《天罰》]]を[[発動]]し[[無効]]にしました。~
  [[ダメージ計算時]]に[[チェーン]]は1度しか発生しませんが、この場合この[[カードの効果]]は[[発動]]しますか?~
A:はい、[[《オネスト》]]と[[《天罰》]]の[[チェーン]]処理が終了した後に[[発動]]します。~
  なお、[[ダメージ計算]]はこの[[カードの効果]]処理が終了した後に行います。(10/06/18)
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