*《&ruby(しんえん){深淵};の&ruby(しめいしゃ){指名者};/Abyssal Designator》 [#h57a4b00]
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 通常魔法
 1000ライフポイントを払う。種族と属性を1つずつ宣言する。
 相手は宣言された種族・属性を両方とも満たすモンスターを
 手札またはデッキから1枚墓地へ送る。
 1000ライフポイントを払う。
 種族と属性を1つずつ宣言する。
 相手は宣言された種族・属性を両方とも満たすモンスターを手札またはデッキから1枚墓地へ送る。

 [[SOUL OF THE DUELIST]]で登場した[[通常魔法]]。~
 [[相手]]の[[デッキ]]か[[手札]]から、[[宣言]]した[[種族]]・[[属性]]を持つ[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]。
 [[相手]]に[[手札]]・[[デッキ]]から[[宣言]]した[[種族]]・[[属性]]を満たす[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]事を強制させる[[効果]]を持つ。~

 [[相手]]の切り札、特に[[制限カード]]を[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]ば、[[デュエル]]を有利に運べる。~
 しかし、2つの[[宣言]]両方を成功する必要があるので、[[相手]]の[[デッキ]]を慎重に見極めなければならない。~
 また、[[フィールド]]に出されては遅いので、[[手札]]か[[デッキ]]にある内に[[宣言]]する必要がある。~
 [[《サイバー・ドラゴン》]]狙いで[[光属性]]・[[機械族]]を[[宣言]]したら、[[《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》]]を[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]、[[墓地融合]]を許してしまう危険性もある。
 [[相手]]の切り札、特に[[制限カード]]を[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]ば、[[デュエル]]を有利に運ぶ事ができる。~
 だが、[[手札]]からならよいが、[[デッキ]]からでは単純に[[ディスアドバンテージ]]となる。~
 しかも、[[墓地]]利用が極めて豊富な昨今では[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]だけなら問題ない場合も多く、[[刺さる]]ケースが限定される。~
 この点は[[【召喚獣】]]のような[[相手]]の[[墓地]][[除外]]が容易な[[デッキ]]であれば補う余地がある。~

 該当[[モンスター]]がない場合、[[相手]]の[[デッキ]]と[[手札]]を全て[[確認]]できる。~
 決して強力とは言い切れないが、上手く使えば得られる[[情報アドバンテージ]]は大きい。~
 [[神属性]]・[[炎族]]のようなあり得ない組み合わせを[[宣言]]し、わざとこれを狙う手もありかもしれない。~
 また、昨今では[[属性]]や[[種族]]が統一された[[テーマデッキ]]が大半となり、[[メインデッキ]]の汎用的な[[パワーカード]]が切り札となることはほぼなく、この[[効果]]で目当ての[[カード]]を[[墓地へ送る]]こと自体も難しくなってしまっている。~
 片方のみ統一されている場合も多く、その場合は付け入る隙があるが、ここまでに挙げた全ての条件をクリアできる状況は相当少ない。~

-以下の[[宣言]]が「当たり」になりやすい無難な線だろう。~
ただし、[[相手]]が[[蘇生]]や[[墓地融合]]で[[墓地]]を利用する[[デッキ]]の場合は避けるべき選択肢もある。
--[[闇属性]]・[[悪魔族]]:[[《闇の仮面》]]、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]、[[《邪帝ガイウス》]]、[[《冥府の使者ゴーズ》]]
//--[[闇属性]]・[[悪魔族]]:[[《クリッター》]]、[[《闇の仮面》]]、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]、[[《邪帝ガイウス》]]、[[《冥府の使者ゴーズ》]]
--[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]:[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]
---代わりに同じ条件の[[モンスター]]を[[墓地]]へ送られ、[[召喚条件]]に利用される可能性がある。
--[[闇属性]]・[[魔法使い族]]:[[《月読命》]]
--[[光属性]]・[[機械族]]:[[《サイバー・ドラゴン》]]
--[[光属性]]・[[戦士族]]:[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]
--[[光属性]]・[[魔法使い族]]:[[《エフェクト・ヴェーラー》]]
--[[水属性]]・[[水族]]:[[《氷帝メビウス》]]
--[[風属性]]・[[鳥獣族]]:[[《風帝ライザー》]]
--[[地属性]]・[[岩石族]]:[[《N・グラン・モール》]]
//議論を無視して削除しないで下さい。
 現在でも安定して狙いやすい[[パワーカード]]としては[[《灰流うらら》]]などの[[手札誘発]][[メタカード]]があり、それらは[[自分]]の[[ターン]]に[[手札]]から落とす[[メリット]]も大きい。~
 しかしそうした[[カード]]は現在[[制限カード]]に属していないため複数枚[[積まれる>積む]]事が多く、仮に[[手札]]に1枚あったところで[[デッキ]]から1枚[[墓地へ送れ>墓地へ送る]]てしまいやすい。~
 [[《禁止令》]]を使う方が幾分か現実的といえる。~

-かつては[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]対策に使われた。~
// [[【召喚獣】]]なら[[地属性]]・[[昆虫族]]で[[《増殖するG》]]、[[炎属性]]・[[アンデット族]]で[[《灰流うらら》]]あたりの[[メタカード]]を狙って[[墓地]]へ送り、[[融合素材]]とすることで再利用を防ぐことに使える。~
// もっとも、上述の通り複数採用される事が多いため、[[デッキ]]の1枚にしか対処できない可能性も高い。~

-かつて[[デュエル]]の中心は[[属性]]・[[種族]]がバラバラな[[【スタンダード】]]であり、[[属性]]・[[種族]]だけの指定でも[[制限カード]]を高[[確率]]で[[墓地へ送る]]ことができた。~
例えば、[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]を指定すれば、高[[確率]]で[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]を[[墓地へ送る]]事ができた。~
また、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]の全盛期には「[[光属性]]・[[戦士族]]」を[[宣言]]する[[プレイヤー]]もいた。~
しかし、代わりに[[《異次元の女戦士》]]や[[《ブレイドナイト》]]が落とされ、それを[[コスト]]に[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]を[[特殊召喚]]されることもあった。~
しかし、代わりに[[《異次元の女戦士》]]や[[《ブレイドナイト》]]等が[[墓地へ送られ>墓地へ送る]]、それを[[コスト]]に[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]を[[特殊召喚]]されることもあった。~

--現在は[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]が[[制限復帰]]したため、再びこうした使い方もできるようになった。~
しかし、[[《E・HERO アナザー・ネオス》]]や[[《ライトロード・パラディン ジェイン》]]といった有能な[[光属性]]・[[戦士族]]も登場している。~
[[墓地]]の利用方法の選択肢が増えていることからも、[[発動]]はかつて以上に慎重にしなければならない。

//-現在は[[禁止カード]]だが、往時は以下のカード狙いで[[宣言]]される事も多かった。
//--[[闇属性]]・[[ドラゴン族]]:[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]
//---代わりに[[《異次元の女戦士》]]や[[《ブレイドナイト》]]が[[墓地]]へ送られ、これを[[特殊召喚]]される場合もあった。
//--[[水属性]]・[[水族]]:[[《同族感染ウィルス》]]
//--[[地属性]]・[[獣族]]:[[《レスキューキャット》]]

-[[《闇の指名者》]]や[[《マインドクラッシュ》]]は、実在する[[カード名]]を[[宣言]]しなければならない。~
しかし、この[[カード]]は上記との[[テキスト]]の差異が影響しているのか、[[神属性]]・[[炎族]]のような実在しない組み合わせの[[カード]]を[[宣言]]することができる裁定が出ている。(11/05/05)~
この事から[[ライフ]]を[[コスト]]にした[[手札]]・[[デッキ]][[ピーピング]][[カード]]、と取る事もできる。
しかし、この[[カード]]は上記との[[テキスト]]の差異が影響しているのか、[[神属性]]・[[炎族]]のような実在しない組み合わせの[[カード]]を[[宣言]]することができる[[裁定]]が出ている。(11/05/05)~
//この事から[[ライフ]]を[[コスト]]にした[[手札]]・[[デッキ]][[ピーピング]][[カード]]、と取る事もできる。

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおける「十代vs影丸」にて、影丸が使用。~
しかし実際には[[発動]]されず、[[《降雷皇ハモン》]]の[[生け贄]]に使用された。~
アニメGXにおける「十代vs影丸」戦にて、影丸が使用。~
[[フィールド]]に[[セット]]し、[[《降雷皇ハモン》]]の[[特殊召喚]][[コスト]]とした。~

--同じくアニメGXにて、ジムが似た[[効果]]を持つ《標本の閲覧》を使用している。~
こちらは、[[手札]]の[[モンスターカード]]1枚を捨てて[[発動]]でき、[[宣言]]した[[種族]]と[[レベル]]を満たす[[相手]][[モンスター]]を[[墓地へ送る]][[カード]]であった。~
//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#rbe1e0da]
-[[《異次元の指名者》]]
-[[《紅蓮の指名者》]]
-[[《闇の指名者》]]
**関連カード [#card]
―指名者と名のついた[[カード]]については[[《闇の指名者》>《闇の指名者》#card]]を参照。~

-[[《標本の閲覧》]]
-[[《深淵の宣告者》]]

―[[イラスト]]関連
-[[《深淵の冥王》]]

**収録パック等 [#n617740d]
-[[SOUL OF THE DUELIST]] SOD-JP040 &size(10){([[N-Parallel]])};
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[SOUL OF THE DUELIST]] SOD-JP040 &size(10){[[Normal]] ([[ベンダー版>カードガチャ]]のみ[[N-Parallel]])};
-[[EXPERT EDITION Volume.3]] EE3-JP040

**FAQ [#ce512462]
Q:[[宣言]]した[[種族]]・[[属性]]を満たす[[モンスター]]が存在しないと言われた場合、それを[[確認]]する事は出来ますか?~
A:はい、[[相手]]の[[手札]]・[[デッキ]]を[[確認]]できます。~
  但し、該当の[[モンスター]]全てが[[フィールド]]上や[[墓地]]・[[除外]]ゾーンなどに既に存在する場合は[[確認]]を行えません。~
  例えば、1枚目の《深淵の指名者》で[[相手]]の[[デッキ]]内容を[[確認]]した後に2枚目の《深淵の指名者》を[[発動]]した場合などが該当します。
**FAQ [#faq]
//Q:[[宣言]]した[[種族]]・[[属性]]を満たす[[モンスター]]が存在しないと言われた場合、それを[[確認]]する事は出来ますか?~
//A:はい、[[相手]]の[[手札]]・[[デッキ]]を[[確認]]できます。~
//  但し、該当の[[モンスター]]全てが[[フィールド]]上や[[墓地]]・[[除外]]状態などに既に存在する場合は[[確認]]を行えません。~
//  例えば、1枚目の《深淵の指名者》で[[相手]]の[[デッキ]]内容を[[確認]]した後に2枚目の《深淵の指名者》を[[発動]]した場合などが該当します。
//非公開情報の裁定変更によりCO

Q:[[神属性]]・[[炎族]]のような存在しない組み合わせの[[種族]]・[[属性]]を[[宣言]]できますか?~
A:できます。~
  その際、[[自分]]は[[相手]]に[[手札]]と[[デッキ]]の[[公開]]を求めることができます。(13/10/18)
//  その際、[[自分]]は[[相手]]に[[手札]]と[[デッキ]]の[[公開]]を求めることができます。(13/10/18)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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&tag(《深淵の指名者》,魔法,通常魔法,);