遊戯王カードWiki - 《真紅眼の飛竜》のバックアップ(No.59)

《真紅眼の飛竜(レッドアイズ・ワイバーン)/Red-Eyes Wyvern》 †

効果モンスター
星４/風属性/ドラゴン族/攻1800/守1600
通常召喚を行っていないターンのエンドフェイズ時に、
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
自分の墓地に存在する「レッドアイズ」と名のついたモンスター１体を特殊召喚する。

　通常召喚を行わない条件があるが、カードを一切消費しないで特殊召喚を行えるのは強力。
　また、蘇生対象はレッドアイズと名のついたカードなので、【ドラゴン族】の必須カードともいえる《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の蘇生ももちろん可能。
　攻撃力もメリットアタッカーとして十分な値を持つため、【真紅眼の黒竜】のみならず【ドラゴン族】全般で採用を考えてもいいだろう。
　発動条件は通常召喚しないことなので、モンスターを召喚した場合は勿論、セットした場合も効果は使えないので注意。

　欠点はやはりエンドフェイズでしか発動できず、展開が大きく遅れてしまう点。
　加えて、他のレッドアイズは闇属性であるのに対しこのカードは風属性なので、サポートカードを共有しづらい。
　特に《終末の騎士》で墓地に送れないのは惜しいところである。
　しかし、《竜の渓谷》や《未来融合－フューチャー・フュージョン》等のカードで代替できるので致命的ではない。

　上記のとおり、エンドフェイズでしか発動出来ないためやや展開が遅れやすく、特殊召喚したレッドアイズを《ライトニング・ボルテックス》などで除去されると非常に苦しい状況になってしまう。
　そのような展開も含めて《異次元からの埋葬》を投入しておけば繰り返し特殊召喚することが出来るため非常に相性が良い。

通常召喚できないデメリットは、複数同時に効果を使えば軽減することができる。
《未来融合－フューチャー・フュージョン》で《Ｆ・Ｇ・Ｄ》を指定して、これとレッドアイズを大量に墓地に送ることで先攻１ターン目でも簡単に大量展開ができる。
特に《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を複数特殊召喚すれば、次のターンにさらなる展開を狙う事も可能。

ゲーム付属カードということもあり入手には一苦労するカードだったが、ストラクチャーデッキ－ドラグニティ・ドライブ－に再録されている。
しかし、このデッキに収録されているレッドアイズはこのカード１枚のみであるため、デッキ単体では効果が無意味なものとなってしまっている。

余談だが、吹雪はこのカードの効果を「墓地に存在するレッドアイズを復活させる」と説明している。
もちろんここでは《真紅眼の黒竜》を指しているのだが、OCG化の際はこのセリフがそのまま効果に反映されたのかもしれない。

Ｑ：効果分類は何ですか？
Ａ：エンドフェイズ時に発動できる起動効果になります。(08/11/27)

Ｑ：墓地のモンスターに対して対象を取る効果ですか？
Ａ：対象を取る効果になります。(08/11/27)

Ｑ：自身の除外はコストですか？
Ａ：コストです。(08/11/28)

Ｑ：相手ターンのエンドフェイズに発動する事はできますか？
Ａ：いいえ、起動効果ですので自分のターンのエンドフェイズ時にしか発動できません。(08/11/27)

Ｑ：相手がこちらのターンに《血の代償》などで通常召喚した場合、エンドフェイズに効果を発動できますか？
Ａ：相手が通常召喚を行ったとしても、自分が通常召喚を行ってなければ発動できます。(08/11/30)

Ｑ：《神の宣告》などで召喚が無効にされた場合、そのターンのエンドフェイズに発動する事はできますか？
Ａ：いいえ、その場合でも通常召喚を行った扱いになり発動できません。(09/02/11)

Ｑ：エンドフェイズの手札調整でこのカードを捨てた場合、そのエンドフェイズでこのカードの効果を発動できますか？
Ａ：調整中。(10/06/18)