永続罠 このカードがフィールド上に存在する限り、 相手は手札を公開し続ける。 相手のスタンバイフェイズ時に相手の手札に魔法カードが存在する場合、 相手は1000ライフポイント回復する。
Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した永続罠。
ピーピングする代わりに、相手の手札に魔法カードがあればライフ回復を行う。
ピーピングとしては有用だが、その代償のライフ回復が厳しい。
このため、【シモッチバーン】等のライフ回復を逆に利用できるデッキで使うべきであろう。
しかし昨今のデッキにおいては魔法カードの比率は低く、セットで回避されるため安定したダメージソースにはなりえない。
そこを狙って破壊や《闇霊術−「欲」》とコンボする手もあるが、モンスターの比率が多いデッキに対しては注意が必要である。
一方この事からピーピングとしての使いやすさは向上しているので、上記デッキ以外でも使えない事もない。
どちらの目的にせよ、モンスターと自由に入れ替えられるサーチ系の魔法カードには少しばかり注意が必要である。
この点はピーピングとの相性に優れる《マインドクラッシュ》や《強烈なはたき落とし》で補いやすい。
強固なロックを狙うデッキでも、相手のライフポイントが関係ないので使いやすい。
それらのデッキは相手に応じた柔軟性より迅速かつ安定した動きを求める事も多く、情報を活かしきるには相応のプレイングセンスが必要となるだろう。
ライフポイントに差が付く点を利用できる《自爆スイッチ》や《活路への希望》との相性に優れるため、これらと併用するのも手。
Q:ライフ回復する効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(11/04/10)
Q:複数枚発動できますか?
A:できます。(10/09/26)
Q:複数枚発動している場合、ライフ回復する効果は重複しますか?
A:重複します。(10/09/26)
Q:このカードにより相手の手札が公開されている時、《検閲》を発動できますか?
A:はい、できます。
一度手札をシャッフルし、順番が分からないようにしてから《検閲》の効果処理を行ないます。(10/09/26)
Q:このカードにより相手の手札が公開されている時、《魂を削る死霊》や《いたずら好きな双子悪魔》等の「手札をランダムに選択する効果」はどう処理しますか?
A:一度相手の手札を自分に見えないようシャッフルしてもらい、その状態でランダムにカードを選択します。
よって、手札を公開したまま効果処理を行う事はありません。(11/05/08)