永続罠 このカードがフィールド上に存在する限り、 相手は手札を公開し続ける。 相手のスタンバイフェイズ時に相手の手札に魔法カードが存在する場合、 相手は1000ライフポイント回復する。
Curse of Anubis −アヌビスの呪い−で登場した永続罠。
ピーピングする代わりに、相手の手札に魔法カードがあればライフ回復を行う。
通常は情報アドバンテージを得るためだけにカードを消費するのは割に合わないが、相手の手札全てを永続的に見通せるともなれば話は別である。
手札に加えてこのカードを発動した後にセットされたカードも全て筒抜けであり、特に相手の後攻1ターン目で発動できればかなりのアドバンテージとなる。
しかし、その代償のライフ回復が厳しく、毎ターン1000ライフという量はビートダウンにおいて許容できるものではない。
このため、採用するなら【シモッチバーン】等のライフ回復を逆に利用できるデッキで使うべきであろう。
デッキによって魔法カードの比率はまちまちではあるものの、余程魔法カードを使わないデッキでもなければ大抵1枚くらいは手札に残ってるので、使い切りカードとしても十分機能する。
セットで回避はされるが、効果の発動は相手のスタンバイフェイズなので、ドローしたカードが発動条件無しの速攻魔法以外の魔法カードならほぼ回避されずに回復する為、複数ターンの回復は問題なく狙えるだろう。
もちろんメインのピーピング効果が《マインドクラッシュ》や《強烈なはたき落とし》と相性が良いのにも変わりなく、《シモッチによる副作用》等が無いときに魔法カードをハンデスするのも有効である。
強固なロックを狙うデッキでも、相手のライフポイントが関係ないので使いやすい。
それらのデッキは相手に応じた柔軟性より迅速かつ安定した動きを求める事も多く、情報を活かしきるには相応のプレイングセンスが必要となるだろう。
ライフポイントに差が付く点を利用できる《自爆スイッチ》や《活路への希望》との相性に優れるため、これらと併用するのも手。
Q:ライフ回復する効果はチェーンブロックが作られますか?
A:はい、作られます。(11/04/10)
Q:複数枚発動できますか?
A:できます。(10/09/26)
Q:複数枚適用している場合、ライフ回復する効果は重複しますか?
A:重複します。(10/09/26)
Q:このカードにより相手の手札が公開されている時、《検閲》を発動できますか?
A:はい、できます。
一度手札をシャッフルし、順番が分からないようにしてから《検閲》の効果処理を行ないます。(10/09/26)
Q:このカードにより相手の手札が公開されている時、《魂を削る死霊》や《いたずら好きな双子悪魔》等の「手札をランダムに選択する効果」はどう処理しますか?
A:一度相手の手札を自分に見えないようシャッフルしてもらい、その状態でランダムにカードを選択します。
よって、手札を公開したまま効果処理を行う事はありません。(11/05/08)