真魔獣(しんまじゅう) ガーゼット》

特殊召喚・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻   0/守   0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドのモンスターを全てリリースした場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、このカードを特殊召喚するために
リリースしたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

 THE SECRET OF EVOLUTIONで登場した闇属性悪魔族特殊召喚モンスター

 《合成魔獣 ガーゼット》《偉大魔獣 ガーゼット》との最大の相違点は特殊召喚モンスターであり、貫通効果も持つ点。
 最大5体ものモンスター攻撃力を一極集中させた上で貫通ダメージを発生させれば、状況によってはそれだけでゲームエンドとなりかねない。
 アドバンス召喚ではなく特殊召喚のため、通常召喚を既に行っている場合や「アドバンス召喚のためにリリースできない」モンスターがいる場合であっても、問題なく特殊召喚できる。

 欠点は特殊召喚のために必ず自分フィールド全てのモンスターを消費しなければならず、小回りが効かない点。
 一応、蘇生帰還できないデメリットに関しては、元々自身の効果特殊召喚しなければ攻撃力0でしかないのであまり問題ではない。
 元々のステータスが0の闇属性モンスターであるため、《ダーク・バースト》《悪夢再び》で容易にサルベージもできる。

 リリースしたモンスター元々の攻撃力がこのカードに加わるため、《神獣王バルバロス》の様な妥協召喚できる高ステータスモンスターとの相性が良い。
 高攻撃力と再特殊召喚の容易さを併せ持つ【Sin】とも好相性で、《真魔獣 ガーゼット》を破壊などで除去されても再びSin特殊召喚すれば場を立て直しやすく、バウンスされても同様に痛手になりにくい。
 《トリッキーズ・マジック4》など、攻撃力の高いトークンを展開するカードとも相性がよい。

 それ以外にはリリースした場合に効果発動する聖刻モンスターとも組み合わせることができる。
 聖刻効果で呼び出されたステータスが0となっているドラゴン族モンスターリリースしてこのカード攻撃力を上げることもできる。
 8軸【聖刻】では隠し味一撃必殺カードとして採用しても良いだろう。

 「リリース可能なモンスターが1体いれば特殊召喚可能」という捉え方ならば、妥協召喚条件のかなり緩い最上級モンスターとも言える。
 《神獣王バルバロス》の他にも様々なレベルモンスター、或いは《ガガガマジシャン》などと並べることで、ランクエクシーズ素材として運用できる。

関連カード

収録パック等

FAQ

Q:《クロス・ソウル》発動した場合、その相手モンスターリリースしてこのカード特殊召喚できますか?
A:はい、その場合、その相手モンスター1体と自分モンスター全てをリリースする事になります。(14/11/15)

Q:自分フィールドモンスターが存在せず、《クロス・ソウル》発動し、その相手モンスターのみをリリースしてこのカード特殊召喚できますか?
A:はい、その相手モンスター1体のみをリリースして特殊召喚できます。(14/11/15)