*《&ruby(しんりゅうおう){真竜皇};アグニマズド&ruby(バニッシャー){V};/True King Agnimazud, the Vanisher》 [#top]
 効果モンスター
 星9/炎属性/幻竜族/攻2900/守1900
 「真竜皇アグニマズドV」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
 (1):自分メインフェイズに発動できる。
 このカード以外の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
 炎属性モンスターを含むモンスター2体を破壊し、このカードを手札から特殊召喚し、
 炎属性モンスター2体を破壊した場合、相手のフィールド・墓地からモンスター1体を選んで除外できる。
 (2):このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
 自分の墓地から炎属性以外の幻竜族モンスター1体を選んで手札に加える。
//英語名:http://yugioh.wikia.com/wiki/True_King_Agnimazud,_the_Vanisher

 [[ザ・ダーク・イリュージョン]]で登場した[[炎属性]]・[[幻竜族]]の[[最上級モンスター]]。~
 自身を[[特殊召喚]]する[[起動効果]]とそれに付随する[[除外]][[効果]]、[[効果]]で[[破壊された]]場合に[[炎属性]]以外の[[幻竜族]]を[[サルベージ]]する[[誘発効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]は自身を[[特殊召喚]]する[[効果]]。~
 少なくとも1体は[[炎属性]]が必要になる上に2枚の[[カード]]消費が発生するので、気軽に使える[[効果]]ではない。~
 [[フィールド]]の[[ペンデュラムモンスター]]2体を[[破壊]]する、[[破壊された]]場合に[[発動]]できる[[効果]]を持つものを[[破壊]]する等で、[[ディスアドバンテージ]]を軽減しておきたい。~
 [[炎属性]]のみを[[破壊]]すれば、自身の[[特殊召喚]]だけでなく[[相手]]の[[カード]]の[[除外]]もできるので、[[カード]]の消費も考えるとできればこちらも狙いたいところ。~

 (2)は[[効果]]で[[破壊]]された場合に[[炎属性]]以外の[[幻竜族]]1体を[[サルベージ]]する[[効果]]。~
 [[サルベージ]]できない[[炎属性]]の[[幻竜族]]は[[下記>#list]]の通り数が少なく、ほぼ全ての[[幻竜族]]を[[サルベージ]]できる。~

-比較的相性がいい[[デッキ]]は以下の通り。~

--[[【炎王】]]~
[[炎属性]]で統一された[[カテゴリ]]で、(1)の[[効果]]と相性が良い。~
[[炎王]]は[[破壊された]]時の[[効果]]を持っており、この[[カード]]による[[破壊]]はそれらの補助になる。~
また、[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]で対処できない[[破壊]][[耐性]]持ちを突破でき、打点も[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]より高い。~
一応、[[《炎王神獣 ガルドニクス》]]の[[除去]]に巻き込む事で(2)の[[効果]]も狙えるが、[[【炎王】]]に採用されうる[[幻竜族]]はほとんどおらず、あまり意味はない。~

--[[【竜星】]]~
[[幻竜族]]で統一された[[カテゴリ]]で、(2)の[[効果]]と特に相性が良い。~
[[属性]]がばらけていて[[炎属性]]も[[《炎竜星−シュンゲイ》]]がおり、[[竜星]]の[[リクルート]][[効果]]や[[《竜星の具象化》]]を駆使すれば、[[破壊]]する[[モンスター]]は簡単に用意できる。~
それらの[[効果]]は[[破壊]]される事で[[発動]]するのでこの[[カード]]で誘発できる他、[[除外]]までが同時に処理される扱いなので[[タイミングを逃す]]事もない。~
能動的に[[破壊]]できないと展開が止まりがちな[[【竜星】]]では、その展開補助を担う[[サポートカード]]としての動きが期待できる。~
ただし、[[炎王]]と異なり[[手札]]から[[破壊]]しても[[効果]]が使えない事には気をつける必要がある。~
また、[[【竜星】]]は上記の通り[[属性]]がばらけているので、[[除外]][[効果]]は少々狙いにくい。~

--その他[[【炎属性】]]~
(2)の[[効果]]が使えなくとも、(1)の[[効果]]だけでも十分強力なので、[[炎属性]]で統一された[[デッキ]]なら採用を検討できる。~
[[《炎王の孤島》]]や[[《天空の虹彩》]]で[[自分]][[モンスター]]を[[破壊]]するギミックを積んだ[[デッキ]]に多めの[[炎属性]][[モンスター]]と共に投入するのも良いだろう。~

-[[フィールド]]に5体の[[モンスター]]がいても、(1)の[[効果]]は[[発動]]可能。~
ただし、必ず[[フィールド]]から1体以上を[[破壊]]する必要がある。

-[[《メタルフォーゼ・ヴォルフレイム》]]の[[フレイバー・テキスト]]にある「世界を終末へと誘う赤き真竜」とはこの[[モンスター]]の事であると思われる。~

-[[カード名]]の由来は「アグニ」+「オフルマズド」だろうか。~
「アグニ(Agni)」とは、サンスクリット語の「火」から由来した、インド神話に登場する火神にして神格化された火である。~
地上の人間と天上の神との仲介者であり、浄化の炎を以て暗黒と邪悪を滅ぼすと言われている。~
「オフルマズド(Ohrmazd)」とは、拝火教とも呼ばれるゾロアスター教の最高神であるアフラ・マズダーのパフラヴィー語系での呼び方である。~
善と悪とを峻別する正義と法の神であり、善神と悪神の対立の上に存在する絶対者である。~
世界の終末の日に最後の審判を下し、善なるものと悪しきものを再び分離させると言われている。~

--英単語の「バニッシャー(vanisher)」は「消える者」あるいは「消しさる者」を意味する。~
[[OCG]]における「[[除外]]」は[[TCG]]では「Vanish」と訳されており、この[[カード]]もその名の通り[[カード]]を[[除外]]する[[効果]]を持っている。~
[[OCG]]における「[[除外]]」は[[TCG]]では「Banish」と訳されており、この[[カード]]もその名の通り[[カード]]を[[除外]]する[[効果]]を持っている。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]

―《真竜皇アグニマズドV》の姿が見られる[[カード]]
-[[《メタルフォーゼ・コンビネーション》]]

**この[[カード]]で[[サルベージ]]できない[[炎属性]]の[[幻竜族]] [#list]

#taglist(炎属性^幻竜族^星1~~4^通常モンスター)
#taglist(炎属性^幻竜族^星5~~6^通常モンスター)
#taglist(炎属性^幻竜族^星7~~12^通常モンスター)

#taglist(炎属性^幻竜族^星1~~4^効果モンスター-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター)
#taglist(炎属性^幻竜族^星5~~6^効果モンスター-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター)
#taglist(炎属性^幻竜族^星7~~12^効果モンスター-儀式モンスター-融合モンスター-シンクロモンスター)

#taglist(炎属性^幻竜族^儀式モンスター)

#taglist(炎属性^幻竜族^融合モンスター)

#taglist(炎属性^幻竜族^シンクロモンスター)

#taglist(炎属性^幻竜族^エクシーズモンスター)

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[ザ・ダーク・イリュージョン]] TDIL-JP025 &size(10){[[Super]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//***(1)の効果について [#faq1]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

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&tag(《真竜皇アグニマズドV》,モンスター,効果モンスター,星9/炎属性/幻竜族/攻2900/守1900);