遊戯王カードWiki - 《真竜皇アグニマズドＶ》のバックアップ(No.3)

《真竜皇(しんりゅうおう)アグニマズドＶ(パニッシャー)》 †

効果モンスター
星９/炎属性/幻竜族/攻2900/守1900
「真竜皇アグニマズドＶ」の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
炎属性モンスターを含むモンスター２体を破壊し、このカードを手札から特殊召喚し、
炎属性モンスター２体を破壊した場合、相手のフィールド・墓地からモンスター１体を選んで除外できる。
(2)：このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から炎属性以外の幻竜族モンスター１体を選んで手札に加える。

　ザ・ダーク・イリュージョンで登場した炎属性・幻竜族の最上級モンスター。
　自身を特殊召喚する起動効果とそれに付随する除外効果、効果で破壊された場合に炎属性以外の幻竜族をサルベージする誘発効果を持つ。

　(1)の効果による特殊召喚は炎属性を含む自分のモンスター２体を破壊する必要があり、必然的に炎属性モンスターを採用する事になる。
　炎属性のみを破壊すれば自身の特殊召喚だけでなく相手のカードの除外もできるので、こちらは積極的に狙いたい。

　(2)は効果で破壊された場合に炎属性以外の幻竜族１体をサルベージする効果。
　サルベージできない炎属性の幻竜族は下記の通り数が少なく、ほぼ全ての幻竜族をサルベージできる。

　比較的相性がいいデッキは以下の通り。

【炎王】
炎属性で統一されたカテゴリ。
炎王は破壊される事で発動する効果を持っており、このカードによる破壊はそれらの補助になる。
また、《炎王神獣ガルドニクス》で対処できない破壊耐性持ちを突破でき、打点も《炎王神獣ガルドニクス》よりも高い。
一応、《炎王神獣ガルドニクス》の除去に巻き込む事で(2)の効果も狙えるが、【炎王】に採用されうる幻竜族はほとんどおらず、あまり意味はない。

【竜星】
幻竜族で統一されたカテゴリ。
属性がばらけていて炎属性も《炎竜星－シュンゲイ》がおり、竜星のリクルート効果を駆使すれば特殊召喚は容易にできる。
さらに、竜星も破壊される事で発動する効果を持ち、除外までが同時に処理される扱いなのでタイミングを逃す事もない。
ただし、炎王と異なり手札から破壊しても効果が使えない事には気をつける必要がある。
また、【竜星】は上記の通り属性がばらけているので、除外効果は少々狙いにくい。

　上記の２つのデッキは、破壊を連発した上で破壊された場合の効果を誘発する、と相性がいい。
　前者は(1)の効果と、後者は(2)の効果と相性がよく、それらを組み合わせる事でこのカードの力を最大限に活用できる。
　(2)の効果が使えなくても、(1)の効果だけでも十分強力なので、【炎属性】で統一されたデッキなら採用を検討できる。