(かみ)進化(しんか)

通常魔法
このカードの発動と効果は無効化されない。
(1):自分フィールドの、元々の種族が幻神獣族のモンスターまたは
元々のカード名が「邪神アバター」「邪神ドレッド・ルート」「邪神イレイザー」となる
モンスター1体を選ぶ(「神の進化」の効果を既に適用したモンスターは選べない)。
そのモンスターは、攻撃力・守備力が1000アップし、
自身の効果の発動及びその発動した効果は無効化されず、以下の効果を得る。
●このカードの攻撃宣言時に発動できる。
相手は自身のフィールドのモンスター1体を墓地へ送らなければならない。

 PREMIUM PACK 2021で登場する通常魔法
 三幻神及び三邪神単体強化効果の発動及び発動した効果無効にされない耐性攻撃宣言時に相手モンスター1体を墓地へ送らせる能力を付与する。

 強化により攻撃力守備力を1000上昇させ、間接的に戦闘破壊を防げる。
 《オベリスクの巨神兵》《邪神ドレッド・ルート》の攻守は5000となり、後者は自身の効果も相まって破格の戦闘能力を得られる。
 《オシリスの天空竜》についても手札1枚で4000までの攻撃力に対応できるようになるため、恩恵が大きい。
 《ラーの翼神竜》《ラーの翼神竜−球体形》などから出すことで攻撃力5000となり、自身の効果で安定して除去を狙える。
 なお、《邪神アバター》は特殊な永続効果によって他のステータス変動効果の影響を受けないため、効果無効にならない限り強化の恩恵はない。
 また、《ラーの翼神竜−不死鳥》はそもそも効果を受けないため何も適用されず、《ラーの翼神竜−球体形》攻撃できないため追加効果の恩恵はない。

 効果の発動及び発動した効果無効にならない耐性により、安定して効果を通すことが可能になる。
 特にコストの重い《オベリスクの巨神兵》除去効果はこの効果で安定させる意義が大きいだろう。
 他、強制効果故に他の効果トリガーになってしまいやすい《オシリスの天空竜》も安定感を大きく底上げできる。

 付与する効果相手プレイヤーに強要する効果であるため、耐性の類を一切無視しての除去が可能。
 《邪神アバター》については戦闘破壊耐性や高守備力を持つモンスター除去効果で処理でき、攻撃を介せばほぼ全てのモンスターを突破可能となる。
 どのモンスター除去するかの決定権は相手にあり、複数のモンスターが並んでいる状況においては狙ったモンスター墓地へ送れないケースもある。
 指定対象のモンスターの多くは高い戦闘能力を持ち、除去を行わずにそのまま攻撃した方が戦闘ダメージが多くなる局面もありうる点には留意が必要。
 とはいえ除去を行えばバトルステップの巻き戻しにより直接攻撃もしやすくなるため、基本的には発動して損はないと言える。
 除去により自動的にバトルステップの巻き戻しが発生するため、低攻撃力《オシリスの天空竜》《ラーの翼神竜》などで攻撃宣言しても自爆特攻する必要はない。

 指定対象であるものの、《邪神イレイザー》との相性は悪い。
 付与効果発動すると攻撃力が1000下がってしまうことに加え、肝心の墓地へ送られた発動する効果はこの耐性の恩恵を受けられない。
 ただ、《ブラック・ガーデン》などで攻撃力が固定されている状況であれば攻撃力が下がらず相性は良くなる。

 適用できるのが三幻神三邪神に限定されるため腐りやすい。
 加えて耐性を得られないため、攻撃前に除去されてしまえばディスアドバンテージになる。
 サーチも難しいため、汎用的強化カード除去カードより優先するかはよく考えたい。

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