(かみ)宣告(せんこく)/Solemn Judgment》

カウンター罠
(1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

 Vol.6で登場したカウンター罠
 モンスター召喚反転召喚条件による特殊召喚及び魔法・罠カードカードの発動のいずれかを無効にして破壊する効果を持つ。

 広い対応範囲を持つカウンター罠であり、大抵の行動は妨害できる。
 モンスター効果は止められないが、手札誘発墓地誘発等を除き召喚行為自体を無効にすることで殆どの局面に対応できる。
 ライフコストは少なくないが、カード・アドバンテージを損なわないためその後の自分の展開を犠牲にすることが無い。
 そもそも相手の展開を許してしまうとこのカードライフコスト以上のダメージを受ける・敗北に直結する場面も少なくないため、ライフコストを惜しまず発動したほうが大抵の局面で有利である。
 使い所を誤らなければ相手に相応の痛手を与えることができ、デッキを問わず採用できるカードといえる。

 ライフコストについては固定値ではないため、ライフが多い序盤ほどコストが重く、終盤になりライフが減るとコストが軽くなるという特性がある。
 マストカウンターに対しては序盤からライフ4000を払うという選択肢も考えられる。
 しかし、その場合はその後ラッシュを1回通されただけで負ける状況になり、別のマストカウンターが増える事も考えられる。
 いずれにせよ脅威となるカードをピンポイントで止めなければならないので、発動するタイミングの見極めが重要となる。
 ライフコストを必要とする《コズミック・サイクロン》サイキック族モンスターや、ダメージを受ける契約書等とは共存しにくい。

 役割の似たカードとして、《神の警告》《神の通告》《神の忠告》が挙げられる。
 このカード固有の利点は、発動条件の緩さと無効範囲の広さにある。
 他の類似カード発動条件を要求したりカード・アドバンテージを損なうものが大半であり、状況に左右されない高い汎用性を有し1:1交換できるカードは現状このカードのみと言ってもいい。
 他の神の◯告は一定のライフコストを必要とするためライフポイントの残り少ない終盤には腐る可能性もあるが、こちらはライフポイントが存在する限り発動可能である。

関連カード

―《神の宣告》の「神」がイラストに描かれているカード

このカードを使用する代表的なデッキ

収録パック等

FAQ

Q:「ホルスの黒炎竜」等のLVモンスター効果による特殊召喚に対して、このカード発動できますか?
A:LVモンスター等の「カードの効果による、チェーンブロックを作る特殊召喚」に対しては発動できません。

Q:ライフポイントが1の状態でこのカード発動できますか?
A:発動できます。
  ライフを計算する場合、小数点以下は四捨五入します。
  よって1÷2=0.5となり四捨五入でライフポイントは1、つまり実質ノーコスト発動できます。

Q:召喚無効にするということは、通常召喚無効にされた後で別のモンスター召喚することはできますか?
A:召喚無効にされても「召喚機会を使用した」事実は残るので、もうこのターン通常召喚できません。

Q:「《デビルドーザー》などの条件による特殊召喚をしようとするタイミング」に、《神の宣告》を発動し、特殊召喚無効にしようとしました。
  これにチェーン《魔宮の賄賂》をされたので、チェーンでもう1枚の《神の宣告》を発動しようと思います。
  これは特殊召喚無効にするタイミングと言うことで、あらためてこの《神の宣告》で《デビルドーザー》特殊召喚無効にすることができますか?
A:この場合、チェーン3で発動する《神の宣告》は、直前の《魔宮の賄賂》発動無効にするためにしか発動することはできません。(08/06/29)
  (《昇天の黒角笛》のページのFAQも参照)

Q:自分魔法・罠カードカードの発動モンスター召喚反転召喚特殊召喚無効にできますか?
A:できます。(09/02/20)


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