カウンター罠(準制限カード、2019年7月1日から制限解除) (1):LPを半分払って以下の効果を発動できる。 ●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。 ●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。 それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
Vol.6で登場したカウンター罠。
モンスターの召喚・反転召喚・条件による特殊召喚及び魔法・罠カードのカードの発動のいずれかを無効にして破壊する効果を持つ。
広い対応範囲を持つカウンター罠であり、大抵の行動は妨害できる。
モンスター効果は止められないが、手札誘発・墓地誘発等を除き召喚行為自体を無効にすることで殆どの局面に対応できる。
ライフコストは少なくないが、カード・アドバンテージを損なわないためその後の自分の展開を犠牲にすることが無い。
そもそも相手の展開を許してしまうとこのカードのライフコスト以上のダメージを受ける・敗北に直結する場面も少なくないため、ライフコストを惜しまず発動したほうが大抵の局面で有利である。
使い所を誤らなければ相手に相応の痛手を与えることができ、デッキを問わず採用できるカードといえる。
ライフコストについては固定値ではないため、ライフが多い序盤ほどコストが重く、終盤になりライフが減るとコストが軽くなるという特性がある。
マストカウンターに対しては序盤からライフ4000を払うという選択肢も考えられる。
しかし、その場合はその後ラッシュを1回通されただけで負ける状況になり、別のマストカウンターが増える事も考えられる。
いずれにせよ脅威となるカードをピンポイントで止めなければならないので、発動するタイミングの見極めが重要となる。
ライフコストを必要とする《コズミック・サイクロン》・サイキック族モンスターや、ダメージを受ける契約書等とは共存しにくい。
役割の似たカードとして、《神の警告》と《神の通告》が挙げられる。
対応範囲はそれぞれ微妙に異なるが、このカードは準制限カードということもあり、競合というよりはセットで採用されることが多い。
このカード固有の利点としては魔法カードの発動を無効にできる点が挙げられる。
魔法カードを無効にできるカードは発動条件を要求したり、カード・アドバンテージを損なうものが大半であり、汎用性が高く1:1交換できるカードは現状このカードのみと言ってもいい。
環境に魔法カードをキーカードとするデッキが多ければ優先採用してみるのもいいだろう。
Q:「ホルスの黒炎竜」等のLVモンスターの効果による特殊召喚に対して、このカードを発動できますか?
A:LVモンスター等の「カードの効果による、チェーンブロックを作る特殊召喚」に対しては発動できません。
Q:ライフポイントが1の状態でこのカードを発動できますか?
A:できます。ライフを計算する場合、小数点以下は四捨五入します。
よって1÷2=0.5となり四捨五入でライフポイントは1、つまり実質ノーコストで発動できます。
Q:召喚を無効にするということは、通常召喚を無効にされた後で別のモンスターを召喚することはできますか?
A:召喚を無効にされても「召喚機会を使用した」事実は残るので、もうこのターンは通常召喚できません。
Q:「《デビルドーザー》など召喚ルール効果の特殊召喚をしようとするタイミング」に、《神の宣告》を発動し、特殊召喚を無効にしようとしました。
これにチェーン《魔宮の賄賂》をされたので、チェーンでもう1枚の《神の宣告》を発動しようと思います。
これは特殊召喚を無効にするタイミングと言うことで、あらためてこの《神の宣告》で《デビルドーザー》の特殊召喚を無効にすることができますか?
A:この場合、チェーン3で発動する《神の宣告》は、直前の《魔宮の賄賂》の発動を無効にするためにしか発動することはできません。(08/06/29)
(《昇天の黒角笛》のページのFAQも参照)
Q:自分の魔法・罠カードのカードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にできますか?
A:できます。(09/02/20)