《神の桎梏グレイプニル/Gleipnir, the Fetters of Fenrir》 †
通常罠
自分のデッキから「極星」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
STORM OF RAGNAROKで登場した通常罠。
デッキから極星1体をサーチする効果を持つ。
極星を全てサーチでき、使い勝手がいい。
《極星霊ドヴェルグ》や《極星霊リョースアールヴ》を手札に加えれば、更なる展開やシンクロ召喚が狙える。
また相手の攻撃宣言時に発動し、《極星獣タングニョースト》を手札に加えることで、効果も使いやすくなる。
罠カードであるため速効性がないのは悩み所。
ブラフとしてセットし、相手の《サイクロン》等の無駄打ちを狙いたい所だが、エンドサイクや《ナイト・ショット》、《王宮のお触れ》等によって発動すらできない事もある。
基本的にはセット直後の相手スタンバイフェイズまでに発動できれば、早々に発動してしまうのが無難だろう。
- 「桎梏」とは「桎」は足かせ、「梏」は手かせの意味があり、あわせて手かせ足かせのことである。
転じて、人の行動を厳しく制限し、自由を束縛するもののことを表す。
デッキから手札に引っ張ってくる効果は、選択した極星を従属させるという意味なのかもしれない。
- アニメではこのカード以外にも《神の呪縛レージング》と《神の束縛ドローミ》という罠カードが登場している。
いずれもチーム・ラグナロクの面々が使用したカードで、幻神獣族に関する効果を持っている。
- 神話・伝承において―
「グレイプニル(グレイプニール/Gleipnir、貪り食うもの)」とは、北欧神話に登場する魔法の紐(足枷)のことである。
フェンリルを捕縛するべく、猫の足音・女の髭・岩の根・熊の腱・魚の息・鳥の唾液を原料としてドウェルグ達が製作した。
材料に使われた6つのものは、それによりこの世から無くなったとされている。
最終的にテュールによってフェンリルに繋がれた。
- 英語名で「神の桎梏」に当たる部分は「フェンリルの足枷」と訳されている。
また、その優秀さが評価された為か、なんとウルトラレアにまで格上げされている。
関連カード †
収録パック等 †