《神機王ウル》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1600/守1500
このカードは相手フィールド上に存在する全てのモンスターに
1回ずつ攻撃をする事ができる。
このカードが戦闘を行う場合、相手プレイヤーが受ける戦闘ダメージは0になる。
Vジャンプ(2007年5月号開始) 一年間定期購読特典で登場した地属性・機械族の下級モンスター。
相手モンスターへの全体攻撃と、相手プレイヤーへの戦闘ダメージを0にする効果を持つ。
この効果では手札に戻らない点を除けば、《阿修羅》の下位互換である。
《阿修羅》と違って装備魔法によって強化し、その効力を保ちつづけることも可能だが、やはり戦闘ダメージを与えられないことはネックとなる。
《地割れ》《地砕き》などで破壊されれば結局ディスアドバンテージとなるため、それらで破壊されない《阿修羅》を用いるほうが有効なケースが多い。
そもそも全体攻撃で一度相手モンスターを一掃した場合、次のターン以降で全体攻撃をする必要が生じることは稀である。
戦闘ダメージを与えられないこのモンスターがフィールドに残る意味は壁やリリースに使用できる程度のものになる。
そう考えると機械族であり、《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》によって除去されやすいこのモンスターの運用はかなり難しい。
- テキストが曖昧だが、原作の効果なら「通常の攻撃(1回)+レベルの数(4回)=5回攻撃」と考えられる。
しかし、「攻撃対象を〜」というくだりから、同一の対象に2回以上の攻撃はできないとも取れる。
何とも曖昧なため、原作とOCGでどちらが強力なのかは判別しがたい。
但し、モンスターを戦闘破壊して全滅させた後、直接攻撃出来ると思われるので、原作の方が強いのかもしれない。
- 実際のカードでも融合という形式にした方がよかったのではないか、という声も多い。
もっとも、その場合は《神獣王バルバロス》が入手困難という問題が生じるのだが。
- コナミのゲーム作品において―
武装神姫でティグリース、ウィトゥルースの装備を合体されることにより真鬼王(シンキオウ)を作ることができる。
- 神話・伝承において―
ウル(光輝の意)は、北欧神話の狩猟、スキー、決闘の神。
「弓のアース」、「楯のアース」とも呼ばれる。
シヴの息子で、トールの義理の子。
ユーダリル(「イチイの谷」の意)というところに住む。
『デンマーク人の事績』にはオレルス (Ollerus) という名前で登場する。
彼は呪文を刻んだ骨を船とし、海を渡る魔術師とされている。
オーティヌス(オーディン)が不祥事で追放されると、神々の指名によりオーティヌスの名を引き継いで王となった。
しかしオーティヌスが賄賂で再び地位を買い戻したために王位を追われた。
その後、スウェーデンに退いて君主となったものの、デンマーク人に殺された。
関連カード †
―原作関連
―名前関連
収録パック等 †