遊戯王カードWiki - 《神剣－フェニックスブレード》のバックアップ(No.71)

《神剣(しんけん)－フェニックスブレード/Divine Sword - Phoenix Blade》 †

装備魔法
戦士族モンスターにのみ装備可能。
装備モンスターの攻撃力は３００ポイントアップする。
自分のメインフェイズ時、
自分の墓地に存在する戦士族モンスター２体をゲームから除外する事で、
このカードを自分の墓地から手札に加える。

　戦士族にしか装備できない上、装備した際の攻撃力の上昇値も300と低い。
　しかし、注目すべきは墓地の戦士族２体を除外する事と引き換えにハンド・アドバンテージを稼ぎ出す、後半のサルベージ効果である。
　効果を発動する際に手札コストを要求する、《スナイプストーカー》や《死者転生》等のリソースとして活躍する他、装備魔法を破壊する必要がある《拘束解放波》との相性も良い。
　特に、装備魔法を用いてコストを払う必要がある上に自身も戦士族である、《フェニックス・ギア・フリード》・《エヴォルテクターシュバリエ》等の各モンスターが持つ効果のコストには最適である。
　《セブン・ソード・ウォリアー》の持つバーン効果、モンスター除去効果共相性は良好。
　他の装備魔法と異なり、必ずしも手札に加える必要はないので、《マジカルシルクハット》をサーチカードのように使う事も可能。

　サルベージにはコストとして戦士族モンスターが必要になるため、これを多く投入したデッキでないと採用は難しい。
　さらに、《魔導雑貨商人》や《スナイプストーカー》等の墓地を肥やす手段も用意しておくと、円滑な利用が狙える。
　除外したモンスターは《Ｄ・Ｄ・Ｒ》等の帰還カードで再利用でき、再びコストにもできる。

登場した頃は、その低すぎる攻撃力の上昇値故にあまり注目されなかった。
しかし後半の効果のコストに注目した【エアブレード】が発明されてからは、このカードの評価は急上昇した。
《次元融合》とのコンボでその真価を発揮し、除外した戦士族モンスターを大量展開することができたのである。
他にも【○○ブレード】と呼ばれるデッキがいくつか登場し、環境の上位を占拠するまでに至った。
現在では、中核を成すカードが殆ど規制されている。