*《&ruby(かみしば){神縛};りの&ruby(つか){塚};/Mound of the Bound Creator》 [#t2b63cef]
 フィールド魔法
 (1):フィールドのレベル10以上のモンスターは
 効果の対象にならず、効果では破壊されない。
 (2):フィールドのレベル10以上のモンスターが
 戦闘でモンスターを破壊し墓地へ送った場合に発動する。
 破壊されたモンスターのコントローラーは1000ダメージを受ける。
 (3):フィールドのこのカードが効果で破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
 デッキから神属性モンスター1体を手札に加える。
//ソース:4/21発売のVJより

 [[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]]で登場する[[フィールド魔法]]。~
 [[レベル]]10以上の[[モンスター]]に[[効果]][[対象]]および[[効果]][[破壊]]への[[耐性]]・[[戦闘破壊]]が[[トリガー]]の[[バーン]][[効果]]を付与する[[効果]]、自身が[[破壊]]され[[墓地へ送られた]]際に[[神属性]][[モンスター]]1体を[[サーチ]]する[[効果]]を持つ。~

 (1)の[[効果]]により、[[レベル]]10以上の[[モンスター]]全体に強力な[[耐性]]を付与することができる。~
 [[三幻神]]をはじめ[[ステータス]]の高いものが多いため、[[対象]]をとらない[[除外]]等の一部を除くと突破は難しくなる。~
 ただし、これらの[[レベル]]帯は[[フィニッシャー]]としてこそ使われるものの、出しやすく[[デュエル]]内で頻繁に使われるものはそれほど多くない。~
 [[サーチ]]しやすい[[フィールド魔法]]であるためある程度[[事故]]の軽減は可能だが、基本的には該当[[レベル]]の[[モンスター]]をある程度主軸とする[[デッキ]]で用いるべきだろう。~
 ただし、(3)の[[効果]]があるため、[[三幻神]]を用いる場合はこの限りではない。~

 [[地縛神]]や[[Sin]]は[[フィールド魔法]]が必要な特性から[[シナジー]]しており、特に[[《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》]]は容易に[[特殊召喚]]が可能なので事故を軽減してくれる。~
 (1)の[[耐性]]によって、[[《Sin World》]]を採用していない場合でも[[《Sin パラドクス・ドラゴン》]]を扱える。~
 しかし、上記の[[モンスター]]はいくら[[耐性]]を付加してもこの[[カード]]自体を狙われたら脆い事には変わりはない。~
 [[三幻神]]では[[《オシリスの天空竜》]]は[[モンスター]]をシャットアウトする[[効果]]によって[[相手]][[モンスター]]の[[効果]]によるこの[[カード]]の[[破壊]]をある程度抑止してくれるので相性が良い。~
 [[《邪神アバター》]]も[[魔法・罠カード]]によるこの[[カード]]の[[破壊]]を防ぐ事が出来る。~
 単体の[[カード]]としては、[[特殊召喚]]しやすい[[《トラゴエディア》]]や[[《メタル・リフレクト・スライム》]]が挙げられるだろう。~
 これらの[[モンスター]]を[[壁]]として、本命の[[レベル]]10以上の[[モンスター]]を[[召喚]]するのが理想的。~
 ただし、[[エクシーズ素材]]にしてしまうと当然[[効果]]は消えてしまうほか、[[《トラゴエディア》]]については自身の[[効果]]で[[レベル]]を下げても[[効果]]は消える。~
//また、[[《レベル・スティーラー》]]を用いる場合、[[蘇生]]の際に[[レベル]]を下げることで[[耐性]]が失われてしまう場合がある。~
//発動中は対象にできないので併用しづらいのでは?

 (2)の[[効果]]は[[戦闘破壊]]を条件とした[[バーン]]で、比較的[[ダメージ]]量は大きい。~
 対応[[モンスター]]の多くが[[攻撃力]]が高いため(1)による[[耐性]]と合わせて通しやすく、規格外の戦闘能力を持つ[[《邪神ドレッド・ルート》]]や[[《邪神アバター》]]とは特に相性が良い。~
 [[《地縛神 Ccapac Apu》]]は、[[攻撃表示]]の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]することで、自身の[[バーン]][[効果]]とあわせて初期[[ライフ]]の半分の[[ダメージ]]を見込める。~
 複数を並べられず、[[壁]]で時間稼ぎに持ち込まれやすい[[Sin]]を扱う上でも都合が良い。~
 回数制限がないため[[連続攻撃]]などとは相性が良いが、該当するものは少なく、(1)の[[耐性]]によって外部から付与するほとんどの手段は使えない。~

 (3)の[[効果]]は[[神属性]]の[[サーチ]]だが、[[三幻神]]および[[《光の創造神 ホルアクティ》]]以外の[[レベル]]10以上を使用する[[デッキ]]では使い道がない。~
 [[任意効果]]なので[[デッキ]]に[[神属性]]がなくとも[[デッキ]]公開の[[デメリット]]にはならないため、他の[[デッキ]]で使っても問題はない。~
 この[[効果]]を使いたい場合は[[破壊]]される必要があるため、[[《歯車街》]]などの類似[[カード]]と同様に[[《ダブル・サイクロン》]]などの自主的な[[破壊]][[カード]]を投入する必要が出てくる。~

 なお、(1)と(2)は[[相手]]の[[カード]]にも[[適用]]されるため、[[相手]]の[[カード]]を強化する可能性がある。~
 もっとも、既に述べたように[[レベル]]10以上の[[カード]]を多用する[[デッキ]]はそうないので、それほどリスクは大きくないだろう。~
 ただ、強力な[[融合モンスター]]や[[シンクロモンスター]]の一部は[[レベル]]10以上になる場合もあり、[[《奈落の落とし穴》]]では止められなくなるため、[[特殊召喚]]自体を[[無効]]にして止める必要がある。~
 また、自分の[[モンスター]]を[[除外]]・[[バウンス]]から守る目的でも[[対象]]を取る[[《禁じられた聖槍》]]等が使えなくなるため、防御の手段は[[カウンター罠]]等を用意すると良いだろう。~

 (1)および(2)の[[効果]]は[[レベル]]10以上である以外に指定はないため、[[《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》]]などで[[レベル]]10以上にすれば、元々の[[レベル]]が9以下の[[モンスター]]でも恩恵を受けられる。~
 ただし、[[《ギャラクシー・クィーンズ・ライト》]]は[[対象]]をとるので、先にこの[[カード]]を[[発動]]していると[[対象]]にできなくなるので注意。~
 また[[《The tyrant NEPTUNE》]]を用いる事で、[[レベル]]10未満の[[モンスター]]を擬似的にこの[[カード]]の[[効果]]範囲内にすることもできる。~
 その場合、[[属性]]や[[種族]]も変更される点に注意がいるだろう。~

-[[神属性]]をサポートする初の[[カード]]である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXの「十代vsフランツ」戦において、フランツが使用。~
I2社の社員だったフランツは自身が創造したこの[[カード]]を[[発動]]することで、盗んだ[[コピーカード>プロキシ]]によって[[召喚]]した[[《ラーの翼神竜》]]を[[コントロール]]することを可能にした。~
[[カードの効果]]としては、[[《ラーの翼神竜》]]が[[《E・HERO ネクロイド・シャーマン》]]を[[戦闘破壊]]した際に[[ダメージ]]を与えている。~
しかし、十代が[[《摩天楼2−ヒーローシティ》]]を[[発動]]、上書きしたことで、この[[カード]]は[[破壊]]され[[《ラーの翼神竜》]]は解き放たれることとなった。~

--アニメでは(3)の[[サーチ]][[効果]]はなかった。~
また、(1)の[[効果]]による[[耐性]]は[[効果]][[破壊]]に対してのみであり、(2)の[[効果]]で発生する[[ダメージ]]は400ポイントだった。~
アニメGXでは初期[[ライフ]]が4000なので1/10の[[ダメージ]]だったが、OCG化に際し初期[[ライフ]]の1/8[[ダメージ]]となり効率が若干よくなっている。

//--[[発動]]時には地面から4本の鎖が伸び、[[《ラーの翼神竜》]]に巻き付く演出がなされている。~
//神を無理矢理鎖で縛りつけて制御する行為に十代は憤ったが、フランツは聞く耳を持たなかった。~

--十代が[[通常魔法]]《バースト・インパクト》を[[発動]]した際に[[《ラーの翼神竜》]]が[[破壊]]を免れているが、[[《ラーの翼神竜》]]自身の[[耐性]]なのかこの[[カード]]による[[耐性]]なのかは明言されていない。~
//それ以前の遊戯王作品における描写であれば[[魔法カード]]は1[[ターン]]有効となるため、その穴を埋めるためにこの[[カード]]で[[破壊]][[耐性]]が付加されたとも考えられる。~
//1ターン有効な時もあれば、全く効かない時もある

//-コナミのゲーム作品において―~

//**関連カード

//**このカードを使用する代表的なデッキ
//-[[【】]]

**収録パック等 [#b4b93724]
-[[コレクターズパック−伝説の決闘者編−]] CPL1-JP025 &size(10){[[Rare]]};

//**FAQ
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は遊戯王エキスパートルールHPで調べるか、ルール質問BBSを利用してください。