通常罠 (1):フィールドのカードを破壊する 相手の魔法・罠・モンスターの効果が発動した時に発動できる。 その効果を無効にする。 その後、デッキからレベル3以下の闇属性モンスター1体を墓地へ送る。
20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTIONで登場した通常罠。
相手が発動したフィールドのカードを破壊する効果を無効にし、その後デッキからレベル3以下の闇属性を墓地へ送る効果を持つ。
効果破壊を防いだ上で墓地肥やしを行える。
受動的ではあるが、破壊を行うモンスター効果、魔法・罠除去は未だ多く、《サンダー・ボルト》や《奈落の落とし穴》等のモンスター除去に遭う機会もあるので、発動条件は比較的満たしやすい。
該当するモンスターを多く採用するデッキで防御カード兼墓地肥やしカードとして使うのが良いだろう。
ただ、能動的に動けず、相手のカードを除去できるわけでもないので、ビートダウンでの使い勝手はあまり良くない。
ロックやパーミッションといった、やや遅めのデッキの方が使いやすい。
また、通常罠のため《灰流うらら》の妨害を受ける点には注意。
墓地へ送る闇属性モンスターとしては《絶対王 バック・ジャック》が筆頭候補。
このカードが搭載されるデッキは罠カードが多めとなるため、《絶対王 バック・ジャック》の罠カードを伏せる効果が活用しやすい。
その他、墓地で効果を発揮する闇属性には彼岸や幻影騎士団などもある。
《トリック・デーモン》を墓地へ送れば汎用性に優れる《エキセントリック・デーモン》のサーチも可能。
《メタバース》が制限カードになる前は、【魔鍾洞】において、《魔鍾洞》の破壊を防ぐ手段として採用されることが多かった。
《魔鍾洞》を発動するための《メタバース》のサーチ要員として《トラップトリック》と《悪魔嬢リリス》を積むのだが、それらでサーチできる通常罠の防御カードという点が重要。
《魔鍾洞》に繋ぐためのサーチ手段が破壊を防ぐ手段にもなるため、《魔鍾洞》を用意した後も腐ることなく布陣を強固にできる。
この際墓地へ送る闇属性は上記の《絶対王 バック・ジャック》が理想的だが、フィールドにモンスターを出せない【魔鍾洞】では《絶対王 バック・ジャック》が手札に来ると腐る。
安定性向上のため《絶対王 バック・ジャック》搭載は諦め、元から積んでいる《悪魔嬢リリス》を墓地へ送る【魔鍾洞】も多かった。