通常罠 (1):自分のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。
THE DUELIST GENESISで登場した通常罠。
自分のデッキの上から5枚のカードを墓地へ送る効果を持つ。
《おろかな埋葬》のようにピンポイントでカードを落とすことはできないが、こちらは墓地アドバンテージの枚数で勝る。
しかし、罠カードであるが故のタイムラグが難点で、速度が重視される墓地肥やしカードとしてはある種の発動条件・デメリットと言えるほどである。
また、手軽に墓地を肥やすカードとしては、ライトロードや《カードガンナー》も存在しており、これらは墓地肥やし効果以外のモンスター効果も有している。
これらは使いきりの罠カードと違い、即座にディスアドバンテージとはならない。
このカード自体は決して弱くないが、上記の点から全体的に中途半端さが否めない。
短期決着を目標とするビートダウンでは、即効性がある上に墓地へ送りたいカードをピンポイントで送れる《おろかな埋葬》が優先される。
ランダムの墓地肥やしにしても前述のライトロード等、多くのライバルが存在する。
ただしそれらにしてもエンドフェイズまでの維持等、クリアしなければならない条件はあり、また《一族の結束》等をはじめとするカードの登場もある。
質より量を重視する墓地肥やしを目的とする場合にはこちらが有用であることも多くなっており、そうしたデッキでの採用は十分検討できる性能である。