*《人喰い虫/Man-Eater Bug》 [#p25827bd]
 効果モンスター
*《&ruby(ひとく){人喰};い&ruby(ムシ){虫};/Man-Eater Bug》 [#top]
 リバース・効果モンスター
 星2/地属性/昆虫族/攻 450/守 600
 リバース:フィールド上のモンスターを1体選択し破壊する。
 (1):このカードがリバースした場合、
 フィールドのモンスター1体を対象として発動する。
 そのモンスターを破壊する。 

 [[Vol.3]]で登場した、[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級モンスター]]。~
 [[フィールド]]上の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[リバース効果]]を持つ。~
 後の[[SOUL OF THE DUELIST]]では上位種の[[《使徒喰い虫》]]が登場している。~
 [[Vol.3]]で登場した[[地属性]]・[[昆虫族]]の[[下級]][[リバースモンスター]]。~
 [[リバースした]]場合に[[フィールド]]の[[モンスター]]を[[破壊]]する[[誘発効果]]を持つ。~
 後発の[[上位種]]として[[《使徒喰い虫》]]が存在している。~

 2体以上の[[モンスター]]が攻撃してきたとき、[[壁]]になって1体、[[破壊]][[効果]]で1体の攻撃を受け止めることができる。~
 昔は[[《炸裂装甲》]]などといった使いやすい防御用[[罠カード]]がなかったため、過去には[[必須カード]]といわれた[[モンスター]]である。~
//ほとんど上位互換の[[《クローラー・スパイン》]]に記述を移動します。
// [[モンスター]]以外も[[破壊]]でき、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]もこなせる[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]、[[守備力]]が高く生存しやすい[[《スノーマンイーター》]]など、より扱いやすい[[モンスター]]は数多く存在している。~
// 一応[[昆虫族]]の[[除去]][[効果]]は貴重ではあるが、[[昆虫族]]の特徴である[[リクルーター]]と相性が悪い点が痛い。~

 だが[[《聖なる魔術師》]]の流行による[[《抹殺の使徒》]]採用率の上昇により活躍の機会が減少。~
 敵[[モンスター]]のみを対象とする[[《深淵の暗殺者》]][[《執念深き老魔術師》]]の存在から、[[種族]]か[[属性]]を活かさない限り使う意味もない。~
 こちらは[[効果]]が強制発動なので、[[《光の護封剣》]]等で[[表側表示]]になった時、他に[[モンスター]]が存在しなければ自滅してしまう。~
 [[《スカラベの大群》]]の登場により[[【昆虫族】]]でも肩身が狭くなったが、今でも[[《ゴキポン》]]入り[[【昆虫族】]]ならば採用の余地はある。 
// とはいえ[[《ゴキポン》]]や[[《ダニポン》]]で[[サーチ]]可能であり、[[《大樹海》]]があればこの[[カード]]から[[《ゴキポン》]]や[[《ダニポン》]]を[[サーチ]]できる。~
// 「[[モンスター]]による[[効果破壊]]」という点で見れば一定の価値はあるので、[[レベル]]2の[[昆虫族]]を多めに投入する[[デッキ]]ならば、[[《大樹海》]]の[[サーチ]]先や[[トリガー]]としての選択肢となりうる。~
// [[種族]]を統一する[[【昆虫族】]]ならば使いきりの[[モンスター除去]]兼[[《デビルドーザー》]]の[[コスト]]となる。~

 [[《孵化》]]すると[[《アルティメット・インセクト LV3》]]になる。~
 しかし、自分の[[メインフェイズ]]で[[《孵化》]]する意義はかなり薄い。
 [[地属性]]・[[昆虫族]]の[[リバースモンスター]]には、同[[ステータス]]の[[《擬態する人喰い虫》]]と[[レベル]]まで一致する[[《クローラー・スパイン》]]が存在する。~
 どちらもこの[[カード]]の殆ど[[上位互換]]と言える性能であり、現在では採用理由を見出すのは非常に難しい[[モンスター]]。~

-印刷ミスで[[EX-R]]収録のこのカードは[[戦士族]]となっていることは有名。~
ミスであるため、当然[[《増援》]]や[[《戦士の生還》]]を使うことはできない。~
-[[効果]]は[[強制効果]]のため、[[《光の護封剣》]]で[[リバース]]した時にこの[[カード]]自身を[[破壊]]せざるを得ないこともあった。~
この[[カード]]の登場から3年後の[[2002/09/19>黒魔導の覇者]]に登場した[[《執念深き老魔術師》]]は[[相手]][[モンスター]]のみを[[対象]]にするようになったので、この欠点は解消されている。~

-[[《連鎖除外》]]のイラストで[[除外]]を喰らっているのはこいつ。~
-「食い」ではなく、「喰い」である。~
発音の関係上、[[宣言]]する際は問題ないが、検索などを行う時には注意したい。~

-印刷ミスで、[[EX-R]]収録のこの[[カード]]は[[戦士族]]となっている。~
[[エラーカード]]であるため、[[《増援》]]や[[《戦士の生還》]]を使うことはできない。~
→[[エラーカード]]~

-[[効果モンスター]]が初登場した[[Vol.3]]に収録された[[カード]]であり、栄えある[[効果モンスター]]第1号の1枚である。~
いかなる大型[[モンスター]]をも[[下級モンスター]]の[[リバース効果]]で[[破壊]]できる、という性能は当時としては破格であり、第1〜2期前半にかけて[[必須カード]]としてほとんどの[[デッキ]]に投入されていた。~
後に、より即効性があり[[サーチ]]しやすい[[《ならず者傭兵部隊》]]の登場で第一線を退き、更には[[自壊]]しない上に[[サルベージ]]能力もある[[《深淵の暗殺者》]]の出現で、汎用[[カード]]としての採用はほぼ見られなくなった。~

--かつて遊戯王の流行がニュース番組(フジテレビ・スーパーナイト)で取り上げられた際、キャスター(小島奈津子)が1つだけ購入したパックの[[スーパーレア>Super]]がこの[[カード]]だった。~
当時の[[必須カード]]であり当たりなのだが、[[OCG]]のゲームシステムを知らないので司会の森本毅郎は「弱い[[カード]]ですね」と残念そうにしていた。~
「低[[ステータス]]の[[モンスター]]を軽視する」という奇しくもアニメでも現実でもありえるシチュエーションを再現した形になった。~


-原作・アニメにおいて―~
「決闘者王国」編アニメオリジナルストーリーの「遊戯VSバクラ」戦でバクラが使用。~
このカードで遊戯の仲間を一人[[破壊]]しようとした。~
しかし、[[《昇天の角笛》]]によって[[《炎の剣士》]]である城之内と共に[[破壊]]された。~
~
その後再びバクラが使用。~
闇のゲームとして実体化し、実際に人を喰らった。~
王国編において、アニメオリジナルの「闇遊戯vs闇バクラ」戦で闇バクラが使用。~
[[効果]]で遊戯の仲間を一人[[破壊]]しようとしたが、[[《昇天の角笛》]]により、[[《炎の剣士》]]である城之内と共に[[破壊]]された。~
また、[[デュエル]]外において、闇バクラがインダストリアル・イリュージョン社の黒服たち相手に使用し、千年リングによって実体化させ襲わせた。~
[[OCG]]では貧弱な[[ステータス]]だが、拳銃をものともしない程度の頑丈さがあるようだ。~
「デュエルモンスターズクエスト」編にも登場。~
[[《キラー・ビー》]]と[[《ヘラクレス・ビートル》]]の大群の中に1体紛れこんでおり、城之内の[[《魔導騎士ギルティア》]]を不意打ちで[[破壊]]した。~

**関連カード [#k5c7d5df]
-コナミのゲーム作品において―~
DMシリーズでは[[効果]]を持たない[[モンスター]]として登場し、オリジナルの[[テキスト>フレイバー・テキスト]]が存在する。~
「両手の巨大バサミで相手をバサバサと切り むしゃむしゃ食べる」と書かれている。~
真DM2では、[[戦闘]]で[[リバース]]した際にその敵を一方的に[[破壊]]するという[[効果]]を持っていた。~
使いやすい[[効果]]のため、どんな[[デッキ]]にも投入できる[[モンスター]]だった。~

--フォルスバウンドキングダムでも登場しているが、特に[[リバース効果]]等がないこのゲームでは、超必殺技も持たないあまり使えない[[モンスター]]であった。~
[[攻撃]]名は「ミンチ・シェイカー」。~
ミンチ(Mince)とはひき肉のことだが、ひき肉のようにすりつぶしたり非常に細かく切ったりすることも指すことがある。~
「バサバサと切る」らしいが、意外と細かく切るようだ。~

--スマホアプリ「デュエルリンクス」では闇バクラがこの[[カード]]を使う時のボイスが用意されている。~
なお、CPUはこの[[カード]]の使い方に問題があり、他の[[モンスター]]が[[フィールド]]に存在しないときに無意味に[[反転召喚]]させて自滅させてしまうことがしばしばある。~
--リンクスでは割りと早い時期に実装されたため、現実のOCGの歴史をなぞるかの様に数少ない[[除去]][[効果]]持ちとして多くの[[デッキ]]で重宝され活躍した。~
その後[[シンクロ召喚]]が実装されるなど[[環境]]が大きく変化してからも、カードプールの違いと[[モンスターゾーン]]の狭さから[[破壊]][[効果]]がより強力に[[刺さる]]ため、[[【昆虫族】]]などでは[[1枚程度>ピン挿し]]採用されている事がある。~

**関連カード [#card]
-[[《使徒喰い虫》]]
-[[《擬態する人喰い虫》]]

-[[《スカラベの大群》]]

―[[リバース]]時に単体除去を行う[[モンスター]]
-[[《クローラー・スパイン》]]
-[[《スノーマンイーター》]]
-[[《シャドール・リザード》]]
-[[《深淵の暗殺者》]]
-[[《執念深き老魔術師》]]
-[[《ワーム・アポカリプス》]]
-[[《ライトロード・ハンター ライコウ》]]
-[[《玄武の召喚士》]]
-[[《サブテラーマリス・リグリアード》]]

-[[《爆弾かめ虫》]]

―《人喰い虫》の姿が見られる[[カード]]
-[[《連鎖除外》]]

**収録パック等 [#ub863420]
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP131 &size(10){[[Rare]]};
-[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-075 &size(10){[[Rare]]};
//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[Vol.3]] &size(10){[[Super]]};
-[[EX]]
-[[幻の召喚神−PHANTOM GOD−]] PG-47 &size(10){[[Super]]};
-[[Vol.3]] &size(10){[[Super]]};
-[[EX-R]] EX-44
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]] KA-46
-[[DUELIST LEGACY Volume.2]] DL2-075 &size(10){[[Rare]]};
-[[STRUCTURE DECK−海馬編− Volume.2]] SK2-045
-[[EX]]
-[[EX-R]] EX-44
-[[BEGINNER'S EDITION 1]] BE1-JP131 &size(10){[[Rare]]};
-[[STARTER DECK(2007)]] YSD2-JP010
-[[BEGINNER'S EDITION 1(第7期)]] BE01-JP112
-[[ハーフデッキプレゼントキャンペーン ハーフデッキ 光>プロモカード#HD13]] HD13-JPL10
-[[ハーフデッキプレゼントキャンペーン ハーフデッキ 闇>プロモカード#HD13]] HD13-JPD10
-[[ハーフデッキ2018 光>プロモカード#HD18]] HD18-JPL10
-[[ハーフデッキ2018 闇>プロモカード#HD18]] HD18-JPD10

**FAQ [#a08f5f3b]
Q:[[《光の護封剣》]]や[[反転召喚]]でこのカードが[[表側表示]]になったときフィールド上にこのカードしか存在しない場合どうなりますか?~
A:その場合このカードを[[破壊]]します。
//**FAQ [#faq]
//Q:
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。
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